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天国の五人 の商品レビュー

3.8

27件のお客様レビュー

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2024/01/08

「人生は終わる、愛は終わらない」。このフレーズにやられましたね。 図書館で見つけて何気なく手に取ってみたこの本、20年くらい前のベストセラーなのね。人生の主役はなんといっても自分、だから主観的に考えて「俺の人生つまらない」とか「もっとやれるのに。。」みたいな不満は抱いてしまう。け...

「人生は終わる、愛は終わらない」。このフレーズにやられましたね。 図書館で見つけて何気なく手に取ってみたこの本、20年くらい前のベストセラーなのね。人生の主役はなんといっても自分、だから主観的に考えて「俺の人生つまらない」とか「もっとやれるのに。。」みたいな不満は抱いてしまう。けれども、私の物語は私だけでは完結しない、すべての人の物語が重なりあって人生が紡がれていくって考えると楽になりますわな。そのためにも、やっぱどんなことでも仕事ってのは大事だわな。

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2023/02/06

私はどんな5人に会えるのだろう? 読んだ人なら誰もが思うことを、もれなく私も考えた。 “人生には終わりがある。でも愛には終わりはない” 亡くなってからもっと身近に感じることもある。 愛に終わりはない。

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2021/09/13

2003年、エディの83歳の誕生日だった。妻に先立たれ、子供もいない。仕事も希望通りではなかった。その日も、いつも通り遊園地の機械のメンテナンスをしていた。エディは一瞬の事故で呆気なく死んだ。 彼の人生はなんの意味もなかったのか‥‥。 この物語は終わりから始まる。彼を天国で待っ...

2003年、エディの83歳の誕生日だった。妻に先立たれ、子供もいない。仕事も希望通りではなかった。その日も、いつも通り遊園地の機械のメンテナンスをしていた。エディは一瞬の事故で呆気なく死んだ。 彼の人生はなんの意味もなかったのか‥‥。 この物語は終わりから始まる。彼を天国で待っていた五人の人物は、どんな人たちで、彼にどんな大事なことを伝えたかったのだろう? ほとんどの人は平凡な人生を過ごして呆気なく死ぬ。 だから、エディの寂しさも、後悔も、怒りも、愛情も、そして思いもかけない真実も、あり得るかもしれない「天国の物語」かもしれない。 と、敬虔なクリスチャンである著者は想像して物語をつくり、ベストセラーになった。神様の存在をよく知らない私は、至る所でつまづきながら、それでもミッチ・アルボムの天国観におおよそ共感してしまった。すなわち、 「人生には終わりがある。愛に終わりはないわ」(191p) 此処でそう言ったのは、天国(?)で待っていたエディの妻なのではあるが、数千という書物で数万の物語を読んできた私も、こういう言い方はおそらく正確ではないはずなのだが、世界中おそらく一言で言い表せる言葉は存在しないと思うのでこういうのだけど、私は「愛」が、「愛」の存在が私の存在が無くなっても存在し続けると信じられるので、自分の死を受け入れることができるのではないか?と一瞬思うことができたのである。この感想、意味わかりますか?

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2021/05/22

自分自身の死の先になにがあるのか?! ユニークなとらえ方 生まれてからの過去の逸話をまわりの目線で解説しているところが興味深い 一番の注目箇所は、やはり父親との遭遇。 生前、上手く付き合えなくて恨んでいたことを後悔しはじめて距離が狭まったことを理解したところ。 モデルとなった著者...

自分自身の死の先になにがあるのか?! ユニークなとらえ方 生まれてからの過去の逸話をまわりの目線で解説しているところが興味深い 一番の注目箇所は、やはり父親との遭遇。 生前、上手く付き合えなくて恨んでいたことを後悔しはじめて距離が狭まったことを理解したところ。 モデルとなった著者のおじいさんのことらしいから、先祖として敬うことができるようになっただろう。 本の表紙画が天国への階段を思わせる…ツェッペリンの…

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2019/08/27

様々な教訓が散りばめられた「宝物」のような一冊。 アルボムが著したこの小説は、言葉では表現できない圧倒的な「愛」を感じる。 ディケンズの『クリスマスキャロル』、サンテグジュペリの『星の王子様』の系譜に連なる不朽の名作を、ただただ喜びを噛み締めて読破した。 このような作品とふ...

様々な教訓が散りばめられた「宝物」のような一冊。 アルボムが著したこの小説は、言葉では表現できない圧倒的な「愛」を感じる。 ディケンズの『クリスマスキャロル』、サンテグジュペリの『星の王子様』の系譜に連なる不朽の名作を、ただただ喜びを噛み締めて読破した。 このような作品とふと出会う瞬間がある- これだから読書は止められない。

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2018/10/27

人生の意味 「死んで人生は終わる、つながりは終わらない」という人生の教訓。 「人生は終わりがある。愛に終わりはない」

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2016/03/21

以前映画で観た『モリー先生との火曜日』の原作を書いたミッチ・アルボムの作品。 「モリー先生との火曜日」は実話でしたが、こちらは小説。 でもテーマは同じ。 生とは?死とは?よりよく生きるということは? モリー先生は言いました。 「死んで人生は終わる。つながりは終わらない」 83...

以前映画で観た『モリー先生との火曜日』の原作を書いたミッチ・アルボムの作品。 「モリー先生との火曜日」は実話でしたが、こちらは小説。 でもテーマは同じ。 生とは?死とは?よりよく生きるということは? モリー先生は言いました。 「死んで人生は終わる。つながりは終わらない」 83歳のエディーは、遊園地で働く整備士。 父も同じ遊園地で一生を油にまみれて生きていた。 自分はこんなところで一生を終えたくない、そう思いながら油にまみれた人生を送ってきた。 「いつかはこんなところ出て行ってやりたい」 事故により、突然人生が終わってしまったエディーの前に5人の人物が次々に姿を現す。 最初に現われたブルーマンが言ったことが、この作品のすべてを表わしている。 「他人っていうのは、これから知ることになる家族なんだよ」 「無駄な人生なんてひとつもない。唯一無駄があるとしたら、自分をひとりぼっちだと考えている時間くらいだ」 平成17年度の課題図書(高等学校)でした。

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2016/01/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

はじめのブルーマンがよかったな… 個人的にだが 一番はじめがいちばん心に響いた。 2人目からは戦争の時の話になっていくから 読むのがつらいガーン 戦争の話は想像するのがつらい 結構この本の大半を占めてる気がするんだが… 感動もある少し泣けた本だったな。

Posted byブクログ

2014/03/30

あまり幸福な人生を送ったとはいえない老人が遊園地で幼い子供を助けるために命を落とす。天国へ向かう前に何らかの縁がある5人と会って話をする。自分では把握していなかった過去の真相が明らかとなって行く。

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2013/10/18

主人公のエディは最愛の妻に先立たれ、子どももなく孤独だった。自分の人生など意味のないものだと思った。しかし、死んでみると現れたのは天使でも神様でもなく、自分の人生に深く関わった五人だった─ ─あなたが最後に出会う五人は誰だと思いますか? 生きることについて深く考えさせられる一冊...

主人公のエディは最愛の妻に先立たれ、子どももなく孤独だった。自分の人生など意味のないものだと思った。しかし、死んでみると現れたのは天使でも神様でもなく、自分の人生に深く関わった五人だった─ ─あなたが最後に出会う五人は誰だと思いますか? 生きることについて深く考えさせられる一冊です。生きているだけで誰かの人生に関わっていて、きっと誰かにつながっているのです。個人的には二人目の上官の大尉がイケメンで大好きです。すごくオススメです!(院生アルバイトスタッフ)

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