ロッカーズ の商品レビュー

川島誠(著者)

2009/10/17

当時子供は見ちゃいけない本だと思って弟が読まないように必死に隠してた記憶が。小説に免疫が出来てくるとそこまででもない内容なのに今考えるとおかしなことをしていた…。

2011/11/05

ロックバンドの成功と転落を描いているのですが、彼らの人生がロックしていないのでダメでした。
なんだかトントン拍子で成功して、酒やドラックや女の子遊びに手を出して、楽しくてやってたはずの自分たちの音楽を疑いだして、はい解散しましょーていう流れがありがちで、捻りがなかったなあ。日本版「ペニー・レイン」て感じで。
主人公のリンとセージの関係もなんだか微妙だったし。

2009/10/04

破滅的なカリスマ性をもつヴォーカルと独創的なギタリスト、日本中を席巻した伝説のロックバンドの誕生、成功、そして崩壊までの激しい軌跡を描いた傑作長編。
読むと、すぐに引き込まれてしまうこの魅力。最高

2009/10/04

内容（「BOOK」データベースより）
十四歳。雨上がりの街で、ぼくは十八歳のセージと出会った。セージは歌い、叫ぶ。細胞のひとつひとつ、魂までも揺さぶる圧倒的な声で。自分のために。その彼がぼくに向かって言った。微笑みを浮かべながら。「なあ、弾いてくれよ」街に、旋律が流れ始めた―。破滅的なカリスマ性をもつヴォーカルと独創的なギタリスト、日本中を席巻した伝説のロックバンドの誕生、成功、そして崩壊までの激しい軌跡を描いた傑作長編。

2009/10/04

個人的には川島作品で一番好きじゃない。
読後感が悪いし、なんだかドロドロしていて爽やかじゃないし。
持ち前の文章力も、挑戦しすぎて影を潜めている感じがします。

2009/10/04

読んでいて、変な汗が出てきた・・・。彼らが刻むビートは爽快なはずなのに、何だろうこの息苦しさと重苦しさは・・・。人間の美しい部分と醜い部分を描き出す作品。「800」と並ぶ川島誠の傑作です。

2009/10/04

衝撃でした。さすが川島さん。最高。
800でその躍動感に感動しましたが、このロッカーズはまた違った感動をもらいました。
素敵すぎる。リンに激しい愛を感じました。

2009/10/04

バンドマンの少年達の出会いからの物語が描かれています。節目節目の出来事は勿論ですがその水面下で自分達に起こっている変化を敏感に察知して綴られた今作は読み手をじっくりと引き込んでくれて大変面白かったです。どこか浮世離れしているのにすごくリアリティのある作品だなーと思いました。すっごい読みやすくオススメです。

2009/10/04

どことなくホモを感じる。暗くて乱れてて、同じ青春ものだけど、同作者の800読み終わった時の爽快感とかはない。何が伝えたかったのかもよくわからない。まあ、でも全体として悪くはない。

2009/10/04

主人公のリンがギターをやってロックの頂点にたって、そして落ちるまでを描いてる物語。それだけなんだけど、やっぱりクセがあって、面白く読める。伝記を読んでる感じでしょうか…。リンがすごく好きです、きっと美少年なんだろうなぁ！（笑