野ブタ。をプロデュース の商品レビュー
ドラマと違う展開
おどおどしたデブを人気者にしてみせる!教室を舞台に修二のプロデュースがスタートした。いじめられっ子を守るイイ奴に見える修二だが、その内面は……。ちなみにドラマとは展開が違うので、別物として読む方が◎。
ちだ
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誰にでも相手の欲しい回答を与えながらも、心の中では小馬鹿にし、蔑んでいる。自分にも少しだけ心当たりのある修二の心情は、高校生の男の子が考えていることをそのまま文章に起こしたような言葉で表されていてすごく読みやすかった。 何がきっかけで、何を知られて明日の自分が危ないかなんて誰にも分からない。後半の転落ぶりは目を覆いたくなるような人間の醜悪な面が見えて苦かった。 新たな場所で、またいちから始める。きっかけがきっかけなだけに、この修二の選択を否定したくは無い結末だった。
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すごかったー、 作者の白岩玄さんのデビュー作であり、本を書くことにおいては全くの初心者だったらしい ドラマと違い、彰は出てこず、野ブタは男。 切なく劇的な終わり方。 がんばれ修二
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このドラマが大好きで、でも原作は読んでなくて、たまたま目に入ったほんだったから今回借りて読んでみた。 クラスの人気者の高校生、桐谷修二がさえない転校生、野ブタを人気者にプロデュースして、ホントに人気者ものにしていく話。前半は野ブタがどんどんキラキラ話で明るいんだけど、終盤は修二の...
このドラマが大好きで、でも原作は読んでなくて、たまたま目に入ったほんだったから今回借りて読んでみた。 クラスの人気者の高校生、桐谷修二がさえない転校生、野ブタを人気者にプロデュースして、ホントに人気者ものにしていく話。前半は野ブタがどんどんキラキラ話で明るいんだけど、終盤は修二のペラペラな自分像が同級生にバレてしまい、人気者の野ブタとの対比もあってドンドン暗い印象を受けてくる。そして、ハッピーエンドかなって思ったけど、何か歯がゆい感じで終わっていく、余韻強めの物語。 文学作品ってこんなのか?と思った中で、ドラマも知ってて改めて思ったのは、マリ子(ドラマでは戸田恵梨香がやってた)は間違いなくいい女、ってこと。泣かせるなよ、修二笑
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修二が転校生として登場するラストシーン。雨の日だが教室には光が差していて、あれは希望に満ちたラストシーンということなのだろうか。新しい学校でまた「桐谷修二」をプロデュースしていく、ということは、これまでの高校生活や人間関係を自身の中でゲームのようにリセットしまったようでゾッとする気持ちにもなるし、一方、心機一転してすやっていこうとする前向きさのようにも感じられる。 マリ子に惹かれていたことに気づいて着ぐるみが脱げそうになっていたのに(から?)、腹を割らないまま転校してしまったのだろうか。そこには進歩がないように感じてしまったのだが……。ともあれ自分をプロデュースするという感覚は、わかる気がするし、悪いことではないと思った 。演じている自分もまた自分なんだし。 20年ほど前の作品で、ドラマ版しか観たことがなくずっと読みたいと思いながら読めずにいたが、もっと早く読めばよかったと思った。会話や心情にも古さを感じず、とても読みやすく文章も面白かった。ぜひ、他の作品も読んでみたい。
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話のテンポが良くて読みやすかった。 やっぱり上辺だけの人間は化けの皮がはがれるととても弱い。人から本当に心から好かれている人は幸せだと思った。 1度自分が作り上げたキャラクターは、既に自分の一部分となり、そのキャラクターなしでは生きられない。
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スクールカーストに関する資料の一つとして、読んでみた。 若い時のデビュー作だから文章がまだこなれていないのは仕方がないとも思うが、出版社も受賞させたなら、せめて本にする際にきちんと文章が書けるように育てたらいいのにとも感じた。 ただドラマ化されて話題になっただけのことはあり、プロ...
スクールカーストに関する資料の一つとして、読んでみた。 若い時のデビュー作だから文章がまだこなれていないのは仕方がないとも思うが、出版社も受賞させたなら、せめて本にする際にきちんと文章が書けるように育てたらいいのにとも感じた。 ただドラマ化されて話題になっただけのことはあり、プロデュースのアイディア自体は面白く読めた。ひどいいじめから逃れることを条件に、より軽いいじめを受け入れさせるというお話はなかなか興味深くはある。ただその「いじめられキャラ」として、クラスで居場所を得た人が、そのプロデュースをした人を100%評価し尊敬しているような描き方は、陽キャの幻想なのではないかとも思える。
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ーーー俺はマリ子の優しさを突っぱねると、声を張り上げながら教室に戻っていった。ーーー 舞台は教室。プロデューサーはオレ。イジメられっ子は、果たして人気者になれるのか!? 軽快で一人称の口語調、ライトに読める本だった。内容は“イジメられっ子“を扱っているので深刻になりそうだが、主人公の一人称で進んでいくので暗い雰囲気がほぼ無く読めた。これは主人公の心情が写り込んでいる表現のおかげだと思って分かりやすかった。 自分をプロデュースしている時の修二の『無敵感』が、学生のノリそのもので、学生が読むのに共感しやすそうだし、歳を取った今読むと眩しいなと思って読んだ。 修二のキャラクターは、理想と現実の間を上手く取っていて物語の主人公としてとても面白かった。『あー。こういう人気者だけど一線引いてる奴クラスにいたなぁ。いたかも』みたいな所を突いてると感じた。男子生徒からの憧れの的、みたいな。それでいて、時々胸の内の“孤独感“を滲ませて神視点の読者を掴んでこようとするような。キャラメイクが上手いんだろうなあ。読者ターゲット層がしっかりしてる物語だ。 修二がそんな“憧れ“のキャラクターだから、修二自身の動揺が凄く響いて、弱い所が生々しかった。いい気味だと感じるか、ヒーローの弱い所を見た気持ちになるか……。だけど、ラストのオチがああだから、前者的な効果だったんだろうか。 ラストは結構強引に感じたけど、転生モノが流行っている今、突然やり直し生活が始まるのも普通に受け入れてもいいか。 ストーリーとしても興味深かったし、高校生時代に読んだらやっぱりハマっていたんじゃないかと思うし、作者さんの傾向も気になったし、面白かった。
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2007年11月13日 ドラマとはだいぶ違う話らしい。 私はドラマはしらないけど、この本は好きだった。 野ブタ君が、どんどん人気者になっていくところは、爽快に読めたけど、修二が仲間はずれになるあたりからは、苦しかった。
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相手と本気で向き合わなければ、相手も向き合ってくれない。あたりまえなんだけど、多分、自分もできてないと思う。きっかけほんの些細なことで、人生なんてあっという間に変わってしまう。だけど、そこからどうするか。 修二は結局、桐谷修二を演じ続けることを選んだのだ。新しい環境で、もう一度やり直す。今度は素直に、自分に正直に生きよう、じゃなくて、改めて桐谷修二を演じ直すところが、修二らしいのかも。それがいいのかは置いといて。
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