日はまた昇る の商品レビュー
テンポが良くすらすら…
テンポが良くすらすら読めます。闘牛場の描写が細かくて、イメージしやすいです。
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禁酒法時代のアメリカ…
禁酒法時代のアメリカを去り、男たちはパリで“きょうだけ”を生きていた―。濃密な情熱と血のにおいに包まれて、男たちと女は虚無感に抗いながら、新たな享楽を求めつづける…。
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ヘミングウェイの初期…
ヘミングウェイの初期の代表作。第一次大戦後のスペインを舞台に、怠惰的な生活を送る青年の日常が描かれています。
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他のヘミングウェイ物…
他のヘミングウェイ物と比べて、少し難しい感がありました。心して読め!
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読後感は気持ちよかった。スペインのフィエスタの騒々しくも華やかな感じもよく伝わってきたし、ロバートの悲恋も、ブレットの女としての生き方も面白かった。 なんだか純文学っぽさが感じられなかったのは僕がヘミングウェイの意図を全く理解できなかったからだろう。正直通読しても何を伝えたか...
読後感は気持ちよかった。スペインのフィエスタの騒々しくも華やかな感じもよく伝わってきたし、ロバートの悲恋も、ブレットの女としての生き方も面白かった。 なんだか純文学っぽさが感じられなかったのは僕がヘミングウェイの意図を全く理解できなかったからだろう。正直通読しても何を伝えたかったのかよくわからなかった。他の方の感想を見た限り、戦争で性行為ができなくなったジェイクが、酒を飲みまくる自堕落な仲間とスペインに行って、フィエスタを楽しむものの、その背景には戦争を経験した彼らならではの哀愁があるみたいな感じか。まだ本を読むことに慣れていないから、そのうちたくさん本を読むようになれば、わかるようになってくると信じたい。
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あとがきを読んで、もしスペインへ行くことがあったら、絶対にパンプローナでサン・フェルミン祭の闘牛を観るぞ!と思いました。ヘミングウェイ通りとヘミングウェイの像もあるようで、良い聖地巡礼にもなりそう。 女に翻弄される男たちの醜態と、澄ました顔で一歩引いて眺めているモテる主人公の、い...
あとがきを読んで、もしスペインへ行くことがあったら、絶対にパンプローナでサン・フェルミン祭の闘牛を観るぞ!と思いました。ヘミングウェイ通りとヘミングウェイの像もあるようで、良い聖地巡礼にもなりそう。 女に翻弄される男たちの醜態と、澄ました顔で一歩引いて眺めているモテる主人公の、いかにも春樹っぽい構図が私の好みでした。こういうほろ苦さのある"ひと夏の思い出"感がたまらなく好きだ。
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戦争で負傷し 女性との関係が持てなくなった男の 何とも言えない陰鬱な物悲しさに哀愁が漂っていた スペインの開放感溢れる フィエスタの煌めきとは対象的で絶妙 戦争に翻弄された若者たちの自堕落な生活が 一瞬の美学へと昇華した
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初ヘミングウェイ。 これはロストジェネレーションという世代をもっと理解した方が、この本の理解が進むなと思い 解説に書いてあった移動祝祭日も読んでみることにした。 ヘミングウェイは簡潔で芯を打つ文章って言われるけど、確かに古典にしては文があったりしてて、翻訳もそれを踏まえて読みやす...
初ヘミングウェイ。 これはロストジェネレーションという世代をもっと理解した方が、この本の理解が進むなと思い 解説に書いてあった移動祝祭日も読んでみることにした。 ヘミングウェイは簡潔で芯を打つ文章って言われるけど、確かに古典にしては文があったりしてて、翻訳もそれを踏まえて読みやすくしてある気がする。古典作品初めてトライする人にはヘミングウェイからまず勧めたい。
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☆4.3くらい。 会話は村上春樹っぽい。むしろ、村上春樹がヘミングウェイっぽい。 文章は簡潔で、明快。下手な比喩を要さない。 閉塞的な時代のなかで、力強く生きる人間たち。
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とてもいい小説だった。 ⚠️以下、軽くネタバレ入ります⚠️ いわゆる、ロスジェネ世代、第一次世界大戦から帰還した若者、20代後半から30代くらい?たちの戦後の虚しさを描いた物語。 戦争が終わり、文字通り体が傷つき性行為不能になったジェイク、他にもコーンやブレット達もそれぞれ別...
とてもいい小説だった。 ⚠️以下、軽くネタバレ入ります⚠️ いわゆる、ロスジェネ世代、第一次世界大戦から帰還した若者、20代後半から30代くらい?たちの戦後の虚しさを描いた物語。 戦争が終わり、文字通り体が傷つき性行為不能になったジェイク、他にもコーンやブレット達もそれぞれ別の形で心に傷を負い、空虚さを満たすために飲み食い恋愛に耽るけど結局うまくいかず満たされない。 戦後、理想や大きな物語が崩壊して、日常の虚しさを象徴するアイテムとして、酒や食事が延々と描かれる。これは“物と金、生活だけの世界”に回収されていく人間関係を示していると思った。 パンプローナに赴き闘牛に熱狂したのも、そうした生活や日常の虚しさを祭り的熱狂で誤魔化すためではないかと思った。しかしまた現実に戻れば同じことの繰り返し、誰の恋も願いも成就せず日常を繰り返す。 唯一コーンはそんな現実で無様でももがいて生きようとする姿に見えて個人的に一番好きなキャラクターだ タイトルの「日はまた昇る」は読む前は希望的に見えたが、読後はそんなジェイクたちの心境をよそに残酷に時は巡るんだという絶望感に思えてしまった。
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