仰臥漫録 の商品レビュー

正岡子規(著者)

2010/02/18

寺田寅彦が「仰臥漫録には一種の喜劇性すら感じる」と述べてたのにものすごく納得した。
底抜けに明るく、でもその反動で時々現れる悲壮感や絶望が読んでいる人に大きなダメージを与える、そんな日記です。

ただ、食べすぎ（笑）

2009/10/07

病床の床で子規で見たもの、食べたもの、会った人、起きた出来事。。
いしいしんじさんが紹介していた新聞記事を図書館で見かけて。

2009/10/04

松山旅行の前に予習（笑）として買った本。
読めば読むほど、子規への愛が深まる。

ただ、特に子規に思い入れがないと、
どうってこともない本かもしれません。

少しでも興味ある方は、是非。

2009/10/04

「悟りという事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた。」　

2009/10/04

正岡子規大将、書きたい放題・言いたい放題、魂の日記帳。
一日一日をかみしめて生きろ！
そしてご飯が美味く食べられることはとても素晴らしいことだ。

2009/10/04

死の前年から死の直前まで、俳句・水彩画等を交えて赤裸々に語った稀有な病床日録。
子規ファンは是非。
壮絶ですが、淡々としていて、時にユーモア。
皮肉交じりの俳句、笑えます。

そして激痛に耐え、死の直前まで俳句を書いた子規の壮絶な短い生涯を垣間見られます。

2009/10/04

病床における食事,日々の変化を記した日録。どれだけくちに入れようが病がそれを食らう。読んでいて気持ち悪くなるほどの食欲。そして吐き、排泄し、そしてまた食べる。これほど恐ろしい日記をほかには知らない。