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天皇と日本の起源 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2024/10/21

「天皇」の誕生は673年の天武即位、「日本」の誕生は694年の藤原京遷都(持統)とのこと。史料に基づいて論じてはいるものの、多少著者の推論も入り込んでいるので、諸説ある中の1つと言えるのかもしれないが、それなりの説得力はある。

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2019/12/15

序章 飛鳥への道 第1章 飛鳥寺創建―推古女帝の設計 第2章 飛鳥と、斑鳩と―厩戸皇子の実験 第3章 飛鳥か、百済か―舒明天皇の挑戦 第4章 板蓋宮の政変―皇極女帝の陰謀 第5章 飛鳥と、難波と―皇極・孝徳姉弟の契約 第6章 飛鳥=倭京の完成―斉明女帝の創造 第7章 飛鳥と、近江...

序章 飛鳥への道 第1章 飛鳥寺創建―推古女帝の設計 第2章 飛鳥と、斑鳩と―厩戸皇子の実験 第3章 飛鳥か、百済か―舒明天皇の挑戦 第4章 板蓋宮の政変―皇極女帝の陰謀 第5章 飛鳥と、難波と―皇極・孝徳姉弟の契約 第6章 飛鳥=倭京の完成―斉明女帝の創造 第7章 飛鳥と、近江と―天智天皇の試練 第8章 飛鳥をめぐる攻防―天武天皇の死闘 終章 飛鳥との訣別―そして、「日本」が生まれた 著者:遠山美都男(1957-、東京、日本史)

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2017/02/10

タイトルを読み違えていました。天皇家の先祖は、一体何者かという話かと勝手に解釈し、記紀や中国の文献から大王家の真相にせまるものかなと思って読み始めました。 内容は、飛鳥から藤原京までの大王家のお家事情というところでしょうか。 天皇号と日本という名称がいつから使用されたかということ...

タイトルを読み違えていました。天皇家の先祖は、一体何者かという話かと勝手に解釈し、記紀や中国の文献から大王家の真相にせまるものかなと思って読み始めました。 内容は、飛鳥から藤原京までの大王家のお家事情というところでしょうか。 天皇号と日本という名称がいつから使用されたかということが、終章に書かれていますが物足りないですね。乙巳の変や壬申の乱の記述にくらべて安直な気がしました。 今回、以前読んだとき、どうも頭に入らなかったので、不明瞭な言葉や人名は辞典で調べる。どうも頭に入りにくいところは、ノートに自分の言葉で書き直す。人物の系図は自分で造る。簡単な年表と天皇家表をノートにし、参照しながら読んでみると以前読んだ時と違って理解できたので驚きでした。 この本を読んでいて、気になったことがあります。歴史の通説と著者の想像が同じような調子で記述されている箇所がかなりみられます。

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2010/12/16

[ 内容 ] 天皇号と国号「日本」はいかにして成立したか。 推古・厩戸から天武・持統まで、権謀と動乱の謎を解明し、国家形成の軌跡を描く。 [ 目次 ] 序章 飛鳥への道 第1章 飛鳥寺創建―推古女帝の設計 第2章 飛鳥と、斑鳩と―厩戸皇子の実験 第3章 飛鳥か、百済か―舒明天皇...

[ 内容 ] 天皇号と国号「日本」はいかにして成立したか。 推古・厩戸から天武・持統まで、権謀と動乱の謎を解明し、国家形成の軌跡を描く。 [ 目次 ] 序章 飛鳥への道 第1章 飛鳥寺創建―推古女帝の設計 第2章 飛鳥と、斑鳩と―厩戸皇子の実験 第3章 飛鳥か、百済か―舒明天皇の挑戦 第4章 板蓋宮の政変―皇極女帝の陰謀 第5章 飛鳥と、難波と―皇極・孝徳姉弟の契約 第6章 飛鳥=倭京の完成―斉明女帝の創造 第7章 飛鳥と、近江と―天智天皇の試練 第8章 飛鳥をめぐる攻防―天武天皇の死闘 終章 飛鳥との訣別―そして、「日本」が生まれた [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2009/10/04

天皇号と国号「日本」は、いついかにして成立したのか。 古代国家の形成期とも言える七世紀の歴史の舞台となった飛鳥。 鄙びた、当時でも田舎であった飛鳥に何故都が置かれたのか。 その謎解きを中心に、権威の象徴としての「天皇」が生まれた 背景や経緯が書かれている。 多くの有力豪族の力に押...

天皇号と国号「日本」は、いついかにして成立したのか。 古代国家の形成期とも言える七世紀の歴史の舞台となった飛鳥。 鄙びた、当時でも田舎であった飛鳥に何故都が置かれたのか。 その謎解きを中心に、権威の象徴としての「天皇」が生まれた 背景や経緯が書かれている。 多くの有力豪族の力に押されていた「大王」の存在を、他の氏族とは別格であると言うことを見せつける為に、様々な手段を講じて、力と権威を身につけていった軌跡が、良かった。 ただ、部分的には納得のいかない部分も多々ある。 作者の推論の背景は日本書紀が中心となっていて、それ以外の様々な史料との比較検討もあるものの、史料の信憑性と言う点に関して、作者の推理に都合の良い部分だけを用いているような印象があった。 そういう風に読み取れるかもしれないけれど、そうとも言えないんじゃないの?と思う部分が多く、その辺がちょっと・・。 例えば、ある記事を見て、こういう行動は、こういう考えがあったとしか考えられない、と言ったような決めつけ的な部分が結構ある。 私が小説好きなせいだからなのかもしれないけれど、人間の思考って一貫性があるようで無かったり、無いようであったりと複雑。 それを思うと、やはり歴史って難しいよな〜。 皇極(斉明)女帝への評価には、今までとは全く違った捉え方でかなり勉強になったけど、当時の王位継承権については、ちょっと納得がいかないかな。

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