学問のすすめ の商品レビュー
日本でもっとも有名で…
日本でもっとも有名であるが手に取りずらい本のひとつ。人間は、生来平等なものとして、そこに差異をもたらすものとして学問の意義が説かれます。読むと結構 平易な文章で書かれていて読みやすかったです。
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名前は知っているのに…
名前は知っているのに、読もうという一線を越えにくい本の一つであると自負していたが、実際呼んでみれば共感できる面は様々あったように思う。特にその中で、「読書は学問の術なり、学問は事をなすの術なり。」という格言には自身の立場あってか、なかなか重みのある言葉である。ぜひ一読を。
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「天は人の上に人を…
「天は人の上に人を造らず・・・」。という有名な一文で始まる啓蒙書。世の中は平等になったが、学問をするかしないかで貧富の差ができると説く。さらには「学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるなり」とも。今の時代の感覚で読むと、バッサリ切り...
「天は人の上に人を造らず・・・」。という有名な一文で始まる啓蒙書。世の中は平等になったが、学問をするかしないかで貧富の差ができると説く。さらには「学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるなり」とも。今の時代の感覚で読むと、バッサリ切り捨てるような口調にとまどうかもしれないが、学問はした方が良いと痛感する。
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タイトルはもちろん知っているんだけど読んでない名作を潰していこうという気持ちになり頑張って読了。 明治の大転換期に、政治について·人民のあり方について·心の持ち方について、ここまで真っ直ぐな言葉で綴られていることに対して、純粋にすごいなぁと思った。
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敢えて原文で読んだので読みづらかったが、何とか読了。現代の情勢にはそぐわないのではないかと思って読んでみたが、意外に現代人も読む価値がある書である。特に女性の地位、権利の向上について述べているところは素晴らしい。当時としては画期的考えだったのだろう。 英語、外国語のカタカナ表記は...
敢えて原文で読んだので読みづらかったが、何とか読了。現代の情勢にはそぐわないのではないかと思って読んでみたが、意外に現代人も読む価値がある書である。特に女性の地位、権利の向上について述べているところは素晴らしい。当時としては画期的考えだったのだろう。 英語、外国語のカタカナ表記はできれば註に原文のスペルを付けてほしい。どの語を指しているのか認識するのが難しい言葉がいくつかあった。例えば「マルチルドム」はmartyrdom(殉教)のことだと思われるが、「マータダム」と発音するので、英語を知っている人間にとってもわかりにくい。
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万人が必ず読むべき本だとは思わないが、昔の人、昔の啓蒙本はこういう感じだったんだなという学びはある。
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この国の教育を変えられる機関、人は今のところ誰もいない…ならば俺が変える!!!!とさながらジャンプの主人公のように流れを変え実際に慶應設立など偉大な功績を残してしまった人の、教育が国力増強のためにいかに重要かを説いたお話し。意識高い系の啓蒙とかではなく、ただただ愛国精神から愚民に...
この国の教育を変えられる機関、人は今のところ誰もいない…ならば俺が変える!!!!とさながらジャンプの主人公のように流れを変え実際に慶應設立など偉大な功績を残してしまった人の、教育が国力増強のためにいかに重要かを説いたお話し。意識高い系の啓蒙とかではなく、ただただ愛国精神から愚民に教育を施して欧米と戦えるマシな国家にしていこうというアツい想いを感じた。
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学問は、書を読んでインプットするだけでなく、アウトプットして活用すること。ストイックで強めの言葉で学に励めと鼓舞され、自分も妥協せず学び続けようと思えた。
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あえて現代語訳ではなく原典を読んでみたが、予想通り読解が難しい。だが福沢諭吉が学問の重要性と尊さを説いていたのは良く理解できる。 以下、備忘しておきたい一文。 ・そもそも人の勇力は、ただ読書のみに由って得べきものに非ず。読書は学問の術なり、学問は事をなすの術なり。実地に接して事...
あえて現代語訳ではなく原典を読んでみたが、予想通り読解が難しい。だが福沢諭吉が学問の重要性と尊さを説いていたのは良く理解できる。 以下、備忘しておきたい一文。 ・そもそも人の勇力は、ただ読書のみに由って得べきものに非ず。読書は学問の術なり、学問は事をなすの術なり。実地に接して事に慣るるに悲ざれば、決して勇力を生ずべからず。
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言葉は少し難しいかもしれない。 でも当たり前のことしか書いてない。 これは難解な哲学じゃない。 今の当たり前がまだ当たり前じゃなかった時代に「日本ヤバいぜ!」って叫んだ人の、これが等身大の素顔なのだろう。 今でこそ誰でも知ってる名著だが、当時は相当批判されたそうな...
言葉は少し難しいかもしれない。 でも当たり前のことしか書いてない。 これは難解な哲学じゃない。 今の当たり前がまだ当たり前じゃなかった時代に「日本ヤバいぜ!」って叫んだ人の、これが等身大の素顔なのだろう。 今でこそ誰でも知ってる名著だが、当時は相当批判されたそうな。福沢の自宅には脅迫の手紙が後を絶たなかったらしい。今ならSNSで槍玉に上げられて炎上するような感じだろうか。しかも巫山戯たハンドルネームでこれに応酬したというのだから面白い。どうやら後世の自分が想像するより余程やんちゃで破天荒な人だったようだ。
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