聊斎志異(上) の商品レビュー
中国の怪異譚 鬼(幽霊のこと)や変化の話です。 淡々とした訳ですが、読みやすく、短い話も多いので区切りやすい。 夜寝る前などに一遍
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上下巻とも立間祥介氏(たつま しょうすけ、1928年3月22日 - )中国文学者、慶應義塾大学名誉教授。東京生まれ。 の翻訳。著者の浦松齢は(ほ しょうれい、Pu Songling、1640年6月5日 ‐ 1715年2月25日)、字は留仙または剣臣、号は柳泉居士。清代の作家。聊斎...
上下巻とも立間祥介氏(たつま しょうすけ、1928年3月22日 - )中国文学者、慶應義塾大学名誉教授。東京生まれ。 の翻訳。著者の浦松齢は(ほ しょうれい、Pu Songling、1640年6月5日 ‐ 1715年2月25日)、字は留仙または剣臣、号は柳泉居士。清代の作家。聊斎先生と呼ばれた。徳川家康が亡くなった1616年に浦松齢は生まれ、吉宗が8代将軍となる。 → 享保の改革の1716年の前年に浦松齢は亡くなった。 上下で92編の狐狸妖怪・不思議な人間の話。おそらく明治以降の小説や現在のホラー小説のベースになっているはず。 最初は、妹に10年ほど前に上巻のみを貰った。妹とは本はあまりやり取りしないので、珍しいことだった。 妹が嫁に行き、残していった本で俺の本棚に収まった本は数冊あるが。 「おい、上巻だけかい?」と言うと「上巻しか、なかったの」とのこと。あとで下巻を買い足した。まあ、中国版の「今昔物語」のような本です。 オカルトファンには必読の書で、中国のエンターテインメントも恐るべし。 歴史とか文学とか言い出すと面白くない。 また、俺が常に思う翻訳本の「翻訳者の力量」に文句はもちろん一切ない。
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中国で数十年もの間何度も役人の採用試験を受け落ち続けながら、この物語を書いた蒲松齢。一種のストレス解消か・・。主人公が狐の化けた美女なり死人の美女なりと結ばれる話が多い。作者の願望っていうか妄想っぽいけど、楽しい。まだ下巻の方は読んでません。
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ひとことで言うと、けったいな話が多い。日常と非日常の境が極めてあやふや、かつ、すとんと落ちる話が多いせいか続けて読むうちに、いつのまにか引きずり込まれてしまう。
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