ZOO の商品レビュー
グロテスクだけど
上手いなあ。読んでいて、思わず呟いてしまう。ふっと現れる台詞の数々に主人公たちの本音と未来が透けて見えて、ニヤリとしたりヒヤリとしたり。善人ばかりではない、グロさもエグさも持ちつつ軽妙。お見事です。
abtm
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陽だまりの詩単体なら4.5ぐらいつけたい。ただ、他の話があまり自分に刺さらなかった。ショートショートだから重厚な物語は書けないのも分かるが。 陽だまりの詩は、主人公のロボットの女性が、だんだん世界を愛していくようになる描写がとても美しかった。世界が主人公にとって美しいものであると、風景の描写や、音の表現でわからせるのがすごい。
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いつか図書館で借りて読もうと思っていたら、図書館がリサイクル本として手放すというので、これを逃すと買うしか読めない!と思って、ありがたく、いただきていました。 短編って苦手なんですが、これは面白い。 みじかくて、グロくて怖くて、なんか悲しい。 「ひだまりの詩」なんて泣いちゃったよ。この短いお話で。 調べたら映画化されてるって?めちゃくちゃ短いアニメーションになっていました。 (You Tubeにあがってた) そちらと、ちょっと違うのは、 原作は、わたしを創造した男の前の人は人間だったってこと。(たぶん) 私的にはそっちのほうがいい。 そして、創造するならそんなギリギリじゃなくてもっとすぐにすれば寂しくないのにって思った。どうせなら一緒に生活していたい。 SEVEN ROOMSはなかなかグロイ。そして、怖くて、悲しい。 犯人は、どうして二人をさらったんだろう?そこが敗因だよね。 最後、マジで辛い。 乙一さんの作品、すごくハマるのと、全然ハマらないのがあるんですが、 これはぐさぐさ刺さったな~。 あの時、手にとらなかったらうちの図書館にはなくなっていたし、だとしたら買わずに読まなかっただろうから、無事に読めてよかった。 あとずっと乙一さんのふる~~~い作品で読もうと思って読んでないのがあるんですよ。もう、書庫にしかないので予約手続きしないと読めないやつ。 あれがリサイクルに出される前に、予約しないとだな~ (いつも予約できる冊数満タン)
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短編集だった。乙一ってこういう感じね! ・カザリとヨーコ 双子の片方だけいじめる母親ってどういう気持ち? ・血液を探せ! 痛みを感じない設定面白い。笑って死ねて何よりだ ・陽だまりの詩 生き残った人間が自分の埋葬のために機械人間を作ったのかと思ったら、彼も機械人間だったよ ・SO far 一番好きだった!親が夫婦喧嘩後にお互いが死んだことにして、子供にもそう言い聞かせて生活していて、子供が本当に父親見えなくなったという話。オチまでよい。 ・冷たい森の白い家 可哀想すぎる…死体の家、すごいな。お母さんは娘にも冷たかったのだろうか?主人公の唯一の味方だったのに、彼女はなぜ息子だけをひいきするような旦那と結婚したのだろうか? ・Closet 僕?ミキやってなかったんだ ・神の言葉 せつない〜"みんな僕を尊敬しろォォォ"とかにしておいたら、幸せになれた?結局仮初めだから、皆殺しにしてしまったかしら ・Zoo これも好きだった。自分が殺したけど犯人を探す振り演技を延々と続ける男の話。ガソリンスタンドのおっちゃん役やりたいな ・Seven Rooms おねえちゃん泣 結局なんのための部屋だったんだ… ・落ちる飛行機の中で 落ちるる飛行機の中で真面目にふざけてた。空き缶はどこからやってきたんw
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◼️読んだ動機 ぼくが学生時代ごろに流行した作家さんと認識していた。そのころは全く読書していなかったので、知らなかったが、たまに話に出てくる時があり、みんなと同じように読んでおきたいってモチベーションでした。 ◼️感想 [カザリとヨーコ] 双子の姉妹の物語だが、扱われ方は対照的だ。 姉は母親から愛されず、虐待を受け、学校でもいじめられている。一方、妹は身だしなみも整っていて、母親からも大切にされている。 この導入だけで読むのが少し辛くなる。 ただ、読み進めると辛さの中に引き込まれる面白さがあり、最後に一気にひっくり返される。 姉と妹が入れ替わっていた結果、虐待されて亡くなったのは妹だった、という結末はかなり衝撃的だった。 [seven rooms] 高校生の姉と、10歳くらいの少年が、突然正体不明の四角い暗い部屋に閉じ込められる話。 これも序盤は重たいが、徐々に構造が見えてきて一気に面白くなる。 部屋はコンクリートで囲まれ、床の溝には水が左から右へ流れている。 少年はその溝を通って脱出するが、先にはまた似た部屋があり、別の人物がいる。 反対側に抜けても同様で、最終的に7つの部屋が存在することが分かる。 1日ごとに誰かが殺され、新しい人が入ってくるルールの中で、「どうすれば抜け出せるのか」を考えさせられる。 設定がゲーム的で、純粋に面白かった。 [SO-fa] 家で過ごす幼稚園の子供、ソファには左右に母親と父親が座る。しかし、母親には父親が見えていない。父親には母親が見えていない。お互いは、それぞれが亡くなっている。 子供は、母親が言っていたことを父親に伝え、父親が言っていたことは母親に伝える。そんな生活をしていたら、10歳ごろになった頃、子供の伝言経由で、両親の喧嘩が始まる。 すると、子供には見えていた両親が、1人ずつしか見えなくなる。母親が見えると、父親が見えなくなる。父親が見えなくなると、母親が見えなくなる。 そして、子供は父親とも喧嘩をして、父親が見えなくなる。 と、母親に警察に連れて行かれて、母親は「子供が父親が見えなくなった」と相談に行く。母親と父親は、実は見えていたのだ。喧嘩をしていただけだと。 [陽だまりの詩] [zoo]
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カザリとヨーコ、SO-farはひどい親だなと思っただけ SEVENROOMSは普通に楽しめたけど 他のはつまらなかった 怖くてゾクゾクする話を期待して読んだから残念だった
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10個の短編集で、どれも良かったですが特にカザリとヨーコ、SO-far、神の言葉が好きでした。 どの作品も独特な世界観でゾッとさせられます。
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学生の頃に図書館で手に取って、数頁で読むのを辞めた本。あれから何年も経って再び出会ったので読んでみた。本当に絶望的にマイナスだけど、エネルギーがあるように感じた。ただ基本的に救いは無い。
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人に勧められて読んでみた、初めての乙一作品。 ク、クセが強すぎる。 気持ち悪くてよく分からない話もあったが、気持ち悪いんだけど情景が脳裏に焼きついて離れないものがほとんど。 「カザリとヨーコ」と「SEVEN ROOMS」が特に印象深かった。 中田永一作品とは全然違うんだ。 まる...
人に勧められて読んでみた、初めての乙一作品。 ク、クセが強すぎる。 気持ち悪くてよく分からない話もあったが、気持ち悪いんだけど情景が脳裏に焼きついて離れないものがほとんど。 「カザリとヨーコ」と「SEVEN ROOMS」が特に印象深かった。 中田永一作品とは全然違うんだ。 まるで別人が書いた本じゃないか。 そりゃペンネーム変えるわ。 他の作品も読んでみよう。
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●収録作品は、「カザリとヨーコ」「血液を探せ!」「陽だまりの詩」「SO-far そ・ふぁー」「冷たい森の白い家」「Closet」「神の言葉」「ZOO」「SEVEN ROOMS」「落ちる飛行機の中で」。「カザリとヨーコ」と「SEVEN ROOMS」が印象に残っている。どちらもホラー...
●収録作品は、「カザリとヨーコ」「血液を探せ!」「陽だまりの詩」「SO-far そ・ふぁー」「冷たい森の白い家」「Closet」「神の言葉」「ZOO」「SEVEN ROOMS」「落ちる飛行機の中で」。「カザリとヨーコ」と「SEVEN ROOMS」が印象に残っている。どちらもホラーとして良質だが、怖さの質が違って面白かった。
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