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ジェイミーの墓標(1) の商品レビュー

4.4

7件のお客様レビュー

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2022/11/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『時の旅人クレア』は、フランスに逃れて束の間の安全な日々、クレアが身ごもった予感で終わったのに、次のタイトルが『ジェイミーの墓標』とはこれいかに? と思ったら、クレアは20世紀に戻っていて、19歳の娘がいて…となれば、ジェイミーが生きてるわけないよなあ。 クレアが20世紀に戻る理由はこの巻では明らかにならなかったけれど、多分お腹の中の子どもの命を守るため、なのではないだろうか。 そしてフランクに激似の御先祖様の弟やら奥さんやらも登場。 しかし肝心のジャック・ランダルは死んだはず。 でもお墓の位置が事実とも史実とも合わない。 この辺はまだ一ひねり二ひねりがあるのだろう。 舞台はフランスで、ルイ15世の治世。 ジェイミーのいとこの力を借りて、フランス貴族の中で暗躍するジャコバイトの動きを阻止しなければならない。 クレアが知っている歴史のとおりなら、スコットランドがイングランドに征服されて、男たちは全滅させられ、スコットランドの国土は荒廃する。 それを阻止するために、歴史を変えようとしているのだ。 フランスの歴史にはまったく詳しくないのだけれど、それでも大きな時代のうねりの中でクレアやジェイミーがどうなっていくのか、信じられる人と信じてはいけない人は誰か、史実はどうであるのか。 続きが気になって、追い立てられるようにページをめくる。 それとは別に、序章としての現代パート。 クレアは失踪してから2年後に、ぼろをまとって錯乱した状態で、妊娠した姿で発見された。 当然フランクの子どもではないことは自明の理。 生まれた娘はジェイミーにそっくりなのだ。 けれどもフランクは娘を愛し育て、「自分の命があるうちはブリアナの父親は自分だ。自分が死んだ後については、クレアの判断に任せる」と言った。 だからフランク亡きあと、クレアは娘を連れてスコットランドにやって来たのだ。 相変わらずクレアにとって都合のいい男が夫になるのね。 フランクの歴史研究仲間であった牧師の息子・ロジャー。 彼もまた、クレアの過去と何らかの関係がありそう。 さて、2年後に2歳年をとったクレアが戻ってきたということは、この先クレアが過去に戻っても、20歳若返った姿になるということはなさそうなので、クレアとジェイミーの再会はないのかしら。 ジェイミーの元にいたときは、フランクのことも愛していると言いながら、フランクの元に戻ってもジェイミーのことばかり思っていたように見えるのだけど、これはもしかして歴史を巻き込んだ壮大な三角関係の話なのかしら。

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2018/05/31

ジェイミー&クレア、きらびやかなフランスへ!当然のようにヒヤッとする事件もありつつも、比較的穏やかな巻。ジェイミーのパーフェクトな旦那サマっぷりに心臓バクバク♡幸せそうな2人を見ていると、もうドキドキするようなドラマなんかいらんわ〜って思ってしまう…気を引き締めて次巻へ!

Posted byブクログ

2012/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2012年6月3日再読完了。 シリーズ4冊目。 いきなりショッキングな出だし。 とりあえず前巻はひと段落したところで終わったはずなのに…なぜかクレアが現代に戻ってきてる。 しかも20年も経ってるってどういうこと???? しかし途中からちゃんと前巻の続き。 パリで暮らす二人。陰謀やらなんやらでえらい事になってるのに、相変わらずラブラブです。 でも本当に、内容は骨太です。 歴史の勉強になるなる。

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2009/12/16

再読です〜前に読んだ時にアップしなかったので。ストーンサークルからタイムスリップしたクレア、18世紀の若者ジェイミーと愛し合うヒストリカル・ロマンス。 よく書き込んであって臨場感たっぷり。 1744年、イングランドはカトリックの王を追放し、娘夫婦のハノーヴァー王朝になっている時代...

再読です〜前に読んだ時にアップしなかったので。ストーンサークルからタイムスリップしたクレア、18世紀の若者ジェイミーと愛し合うヒストリカル・ロマンス。 よく書き込んであって臨場感たっぷり。 1744年、イングランドはカトリックの王を追放し、娘夫婦のハノーヴァー王朝になっている時代。スコットランドを出てパリで暮らし、内乱に巻き込まれるのを食い止めようとするが?! 運命は…現代に戻って娘を育てたクレアの回想という衝撃の展開!?まだまだ続くシリーズです。

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2009/10/04

1968年、夫フランクと死別したクレアは、19歳になった愛娘のブリアナを連れてスコットランドのハイランド地方を訪れた。彼女がこの地に来た目的は二つ。一つは18世紀のジャコバイトの反乱で生き残ったハイランドの男たちの名前を調べること。もう一つの目的はブリアナに、彼女の真の父親はフラ...

1968年、夫フランクと死別したクレアは、19歳になった愛娘のブリアナを連れてスコットランドのハイランド地方を訪れた。彼女がこの地に来た目的は二つ。一つは18世紀のジャコバイトの反乱で生き残ったハイランドの男たちの名前を調べること。もう一つの目的はブリアナに、彼女の真の父親はフランクではなく、18世紀に生きた戦士ジェイミー・フレイザーであると打ち明けることだった…。

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2009/10/04

序盤は現代のクレア。あれ?どうして戻ってきてるの?と思っているとその謎を解くようにクレアの記憶の中で舞台はフランスへ。ジャコバイトの反乱を防ごうと2人はフランス社交界で奔走します。 いよいよイギリス史が関係してくる感じ。ちょっと面白くなってきたぞ。。

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2009/10/24

アウトランダーシリーズの第2弾、原作「dragonfly in amber」の訳本です。前作の終わりではジェイミーと18世紀のスコットランドで生きていくことを決心したクレア。しかし、何故かこのお話は現代にもどったクレアのお話で始まります。 そしてタイトルはジェイミーの墓標。 何故...

アウトランダーシリーズの第2弾、原作「dragonfly in amber」の訳本です。前作の終わりではジェイミーと18世紀のスコットランドで生きていくことを決心したクレア。しかし、何故かこのお話は現代にもどったクレアのお話で始まります。 そしてタイトルはジェイミーの墓標。 何故クレアは現代に戻ったのか?? そしてジェイミーは?ファン待望の1冊です。

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