他人のこころをつかむ心理テクニック の商品レビュー

ゆうきゆう(著者)

2023/08/04

精神科医である著者が説く、良い人間関係の築き方。

「自分の怒りや不満を言うときには、同時にあたたかい本音(『心配したんだよ』など)を言うと良い」とか、なるほどなぁと思ったけど、私の場合、特に現在こころをつかみたいと思う他人がいないから、意識的に実践しようとは思わなかった。
人の心は複雑で、「そんなに上手く事が進むかなぁ…」と思う例が多く、やっぱり私にはこういうテクニックHowto系の本は合わないのかもしれない。

2021/09/19

なるほど！と思わせてくれる心のあれこれ。

恋愛にも、仕事にも使えるちょっとした言い回しの
テクニックがたくさん！

とても参考になりました。

読みやすい文章なので、
読んでいて楽しい(^^)

2020/08/17

ビジネスや恋愛でも使える心理を細かく解説されるので、意識しとくだけで違うと思う。
待ち合わせで遅れると負い目ができ、交渉が不利になる。

2016/01/05

人誑しと言われた俺が唸る心理学メソッド。あるある！人間の思考パターンが面白く説明された、カジュアルな心理学書物。

　ゆうきゆう先生は漫画で分かる〇〇学シリーズの原作者。だから説明がフランクで面白おかしく、わかりやすいっているか、飲み込みやすい。

　ぶっちゃけた説明は、人間の心理というゲスイ部分を説くのに最適。人の心をつかむのに大切なあれこれがいっぱい詰まっている。

　心理学は、他人の心を読むための、腹黒いイメージが無きにしも非ずだと思う。
　だけど、そうじゃない。自分を見返すことになるから、救いになる。
　対人関係で悩みすぎている自分で巻いた鎖からの解放。他人からの目を気にしすぎる自分で巻いた鎖からの解放。他人を恐怖してしまう自分でまいた鎖からの解放。
　根本が解れば、不安が無くなる。不安症な人ほど読んでほしい、おちゃらけた、型の力を抜ける一冊だと思った。
　そこには救いがある。さすがメンタル。

2013/09/14

非常に読みやすい本。
解説しているようなことは従来から知られているような事ばかりだが、いい意味でちょっと軽薄な文章と従来からのやり方に独自のネーミングを付けるという手法でかなり読みやすくなっている。
病理心理学ではなく、気分心理学といった感じの本です。
賢い人間が計算してわざと軽薄ぶって受けが良いように書いているので面白く読みやすくなっています。
が、こういう本って結局、サマライズすると数ページで書ききれる内容しか無いんですよね。

2011/02/26

二十代の精神科医・心理コンサルタントによる簡潔な心理学の本。
明記されていませんが、構成を見るに、どうやら有料メールマガジンを書籍化したもののようです。

ありがちな心理本かなと思いましたが、リーチ法がおもしろくて飽きさせず、なるほどと思うことも多くありました。
「遅刻すると、心理的に交渉に不利になる」など、忘れずにいたいことも書かれていました。

ひらがな表記の著者やシュールな挿入イラスト、アプローチ法などは、総じてかなりソフトな印象を与えるため、簡単な軽読書かと思いましたが、どの項目を読んでもきちんと心理メソッドに基づいた内容となっています。
一見、あたりは軽薄なほどに柔らかそうですが、やはり専門家によるちゃんとした心理学本だと思いました。

2011/01/05

出版社/著者からの内容紹介
ビジネスでも恋愛でも、相手の気持ちをつかむことができなくて悩んでいる人は多い。「この企画ではダメでしょうか？」「やっぱり僕とつきあってくれないの？」、もう一歩というところで失敗してしまい、悔しさを味わった方はかなり多くいることだろう。
この本には、そんな方に対して、対人関係で重要な、相手の警戒心を取り払い、安心感を抱いてもらうための18の心理学メソッドが書かれている。難しい心理学理論を、クイズ形式や小さい頃馴染んだマンガなどを題材に、なるべくわかりやすいように表現している。 メルマガ10期連続ナンバーワン、驚異的なアクセス数のホームページを持つ著者が、ビジネス・恋愛・あらゆる人間関係に応用できる心理テクニックをレッスン形式でわかりやすく解説する渾身の一冊である。
どんなテクニックもきっかけ作り、大事なのは、大切なヒトに伝えたい、あなたの心にわき上がる気持ちだということを忘れずに。
内容（「BOOK」データベースより）
メルマガ10ヶ月連続No.1の著者が語るすぐに使える、本格的心理学レッスン!ビジネス・恋愛・あらゆる人間関係に応用できる。

2010/04/15

2周目。最初に読んだときには「デッドオアギャンブル」しか頭に入らなかった。

大学で普通に社会心理学の講義を受ければ、ここで紹介されているテクニックの元となる現象の過半数は扱う。典型的な社会心理学現象を人付き合いに応用させるための本。
社会心理学を習った人間にとっては、「説得的コミュニケーション」「返報性の原則」「ドア・イン・ザ・フェイス」などといった事象を懐かしむことができた。