女神の花嫁(前編) の商品レビュー
ともすれば冗長気味だ…
ともすれば冗長気味だった『砂の覇王』(面白いことは面白かった)と比べて、十五年が三冊に濃縮、実に歯応えのある話となっています。この巻では少年、少女時代が語られます。
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シリーズの外伝です。…
シリーズの外伝です。ラクリゼとサルベーンの過去が描かれています。外伝ではあるけれど、読み応えは本編と変わりありません。
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今回の主人公はラクリ…
今回の主人公はラクリゼ。女神の定めにより、ザカールの長老(クナム)の子は代々男児であるはずだが、九九九番目の子として生まれたラクリゼはなぜだか女だった。「呪われた子」として父親の愛も受けられず、男と偽わって育てられた彼女は、その苦しさをひたすら武術の鍛練にぶつける。そして彼女が十...
今回の主人公はラクリゼ。女神の定めにより、ザカールの長老(クナム)の子は代々男児であるはずだが、九九九番目の子として生まれたラクリゼはなぜだか女だった。「呪われた子」として父親の愛も受けられず、男と偽わって育てられた彼女は、その苦しさをひたすら武術の鍛練にぶつける。そして彼女が十二歳になった年のある夜、一人の少年が結界を破り村を訪れた。少年の名はサルベーン。ラクリゼとサルベーンの運命の出会いをえがく。
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前、中、後編でお送り…
前、中、後編でお送りする女神の花嫁第1弾。外伝的な位置付けにあっても無視はできない面白さ。
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本編でもひときわ光を…
本編でもひときわ光をはなっているラクリゼ、そしてサルベーンの子供時代。ザカールの謎が垣間見えます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
表紙がある 表紙の力を感じますね こういう時代があったからこそ 本編の時間に流れていくまで まだすぐには行かないあたり こんなことがあって 生まれた場所から出て行ったんだね あの強さに どうやって繋がっていくのか 少しずつでは効かない強さ
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ラクリゼを主役とした流血女神伝シリーズ外伝。 ザカールの長老の子は代々男児が生まれるはずであるが、999番目のラクリゼは女児であった。 呪われた子として父から疎まれて、男児として育てられたラクリゼ。 そんななか、12歳のとき村の結界の外よりやってきた少年サルベーンとの出会いが彼女...
ラクリゼを主役とした流血女神伝シリーズ外伝。 ザカールの長老の子は代々男児が生まれるはずであるが、999番目のラクリゼは女児であった。 呪われた子として父から疎まれて、男児として育てられたラクリゼ。 そんななか、12歳のとき村の結界の外よりやってきた少年サルベーンとの出会いが彼女の運命を変える… 私としては早く本編のカリエ(+エド)の話が読みたいところだったのですが、読み始めたら面白い。 本編のラクリゼとサルベーンからは想像できないなぁ… まだ子供の二人がこれからどんな青年期を迎えるのか楽しみ。
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まぁなんですか。 もちろんいろいろときめきました。男装に。ラクリゼの苦悩とかに沿わんといかんな、と思いつつ。 いや、だってレイザンがー。<なんだというのか
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女神によってザカールの長老(クナム)の子どもは男と決められていた。しかし、九九九番目に生まれた子どもは女だった。 女ということを隠し男として育てられたラクリゼは、父親に認められようと必死だった。ある日、村に外からの者がやって来た。村には結界が張られ、それを通れるのは限られた者の...
女神によってザカールの長老(クナム)の子どもは男と決められていた。しかし、九九九番目に生まれた子どもは女だった。 女ということを隠し男として育てられたラクリゼは、父親に認められようと必死だった。ある日、村に外からの者がやって来た。村には結界が張られ、それを通れるのは限られた者のみ。結界を通って来たのは、ザカール人の琥珀を持つ、ラクリゼと同じくらいの少年サルベーンだった。 外を知らないラクリゼと、外の世界から来たサルベーンの、出会いから旅立ちまでの話。
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正統派ファンタジーでした。カリエほど(まだ)運命に持てあそばれてないラクリゼの生い立ち編。彼女の旅立ちの巻と考えれば、満足です。
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