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「わかる」とは何か の商品レビュー

3.7

17件のお客様レビュー

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2012/05/12

図書館より。 まえがきで科学技術の話が出てきたので、読めるかどうか不安だったのですが、科学技術についてそこまで言及しているわけでもなくさまざまな説明や、定義付け、あいまいな文のことなど文章に関しての話が多かったので思ったよりも理解しやすかったです。 理解するとわかるの微妙な違い...

図書館より。 まえがきで科学技術の話が出てきたので、読めるかどうか不安だったのですが、科学技術についてそこまで言及しているわけでもなくさまざまな説明や、定義付け、あいまいな文のことなど文章に関しての話が多かったので思ったよりも理解しやすかったです。 理解するとわかるの微妙な違いや、一言にわからないといっても「なぜわからない」のかをいろいろと挙げてくれたりと、自分が何かをわかろうとするとき少し意識してみようと思えるものもいろいろありました。 そして原発の危険性についても例として少し触れられていたのも印象的でした。わかっている人にはその危険性が分かっていたのに、自分はつい最近まで考えもしなかったなあ……

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2011/05/16

[ 内容 ] 私たちはどんなときに「わかった!」と言うのだろうか。 言葉、文章、科学的内容、気分…。 いったい「何が」わかるのか。 わかるには、何が必要で、どんなステップを踏むのか。 IT、クローンなど、生活の中につぎつぎと押し寄せてくる科学技術を題材に、科学的説明のしくみや困難...

[ 内容 ] 私たちはどんなときに「わかった!」と言うのだろうか。 言葉、文章、科学的内容、気分…。 いったい「何が」わかるのか。 わかるには、何が必要で、どんなステップを踏むのか。 IT、クローンなど、生活の中につぎつぎと押し寄せてくる科学技術を題材に、科学的説明のしくみや困難点、さらに社会的受容の道すじを考える。 [ 目次 ] 1 社会と科学技術 2 科学的説明とは 3 推論の不完全性 4 言葉を理解する 5 文章は危うさをもつ 6 科学技術が社会の信頼を得るために [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/12/02

自分が「分かっている」と思っていることを本当に分かっているのか分からなくなった。 個人的には2‐6の「「なぜ」と聞くこと」が面白かった。

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2010/10/31

長尾NDL館長の電子図書館構想をより深く知るために読んでみました。知識、情報の考え方を、広げることができたように思います。

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2010/05/23

個人的にはどうしても「館長」と呼んでしまう長尾さんの本です。 久々にこの手の本を読んで頭の体操になりました。 それ以前にp.43の相手のやりこめかたはふふっと笑ってしまったし、6章9節のくだりとかは面白かった(でもこの部分は本人に事前にネタバレされていなかったら分からなかっただろ...

個人的にはどうしても「館長」と呼んでしまう長尾さんの本です。 久々にこの手の本を読んで頭の体操になりました。 それ以前にp.43の相手のやりこめかたはふふっと笑ってしまったし、6章9節のくだりとかは面白かった(でもこの部分は本人に事前にネタバレされていなかったら分からなかっただろうなぁ…)。

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2009/10/04

・「わかる」にもいろいろな感じ方があり、言葉としてわかる、感覚としてわかるなどさまざまなとらえ方があるのがわかる ・単純に言われたことや書いてある字を見て理解する=言葉としてわかる ・今までの経験や自分自身の体で感じたこと=感覚としてわかる

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2009/10/07

「わかる」とはどういうことかっていう本と間違って買った本w 予想よりはおもしろかった。ヒュームって人が自分と同じ考えで、やっぱり思想の歴史ってのは重要だと感じた。

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