脳男 の商品レビュー

首藤瓜於(著者)

2014/06/29

乱歩賞受賞作品。連続爆弾犯のアジトにいた、心を持たない男・鈴木。彼の精神鑑定を行う女医と、事件を追う刑事がたどり着く真実は…。設定勝ちのアンチヒーロー誕生譚。娯楽小説としては良作だね。人間の“意識”に注力した描写も面白いけど、リアル感には欠けているきゃも。

2014/06/11

サスペンス。SFものかと思っていました。
タイトルと表紙のインパクトがすごい。
医師が患者の症状を調べる展開は、乾ルカ『プロメテウスの涙』を思い出しました。

2014/06/03

リアルと少しのファンタジーという印象。個人的にはツボ。同タイトルの続きもあるようなので買って読んでみる予定

2014/04/29

爆弾魔の話かと思いきや、鈴木一郎氏(仮名)がハンパなくすごい！！
思ったよりわりと読後感が良かったです。
現代のスーパーマンかスパイダーマン？　ところで、本当にこういう症状の人、いるんでしょうか。
彼と、女医さんの今後に期待です。続編とか出ないのかなー。

2014/04/10

感情がない男の話って聞いてたから、
猟奇殺人とかそういうのかと思ってたら全然違った。
方向間違ってるけど鈴木は人間らしく生きたいと願ってるんだろうな。
曖昧な終わり方だったけど続編があるんだろうか。

映画の方は見てないんだけど玲子ちゃんを助けるシーンはあのまま使われてるんだろうか。
映像化したらさぞかし面白くて目を奪われる画になるだろうなー。

2014/04/09

映画化後、図書館。斜め読み。何処で読んだような設定。サクサク読み進めたが終わり方は好みではないな〜と思ったら続編があるのね

2014/03/10

途中までは良かったけど謎が明かされるに連れて釈然としない感じ
表紙とタイトルに比べてグロテスクな部分はなかった

2014/03/05

読みはじめは読みにくかった。
中盤からワクワクさせる展開になったが、結末がスッキリしない。

もう少し登場人物の内面を掘り下げてある方が好みだな。

2014/02/26

ネタバレを含みます。

鈴木の正体を追うシーンや、病院での爆弾事件の下りはついのめり込んで読んでしまいました。ミステリーを読んでいる感があったし、緊迫感も上手く出せていたと思います。

ただ、そこにた辿り着くまでの話の進め方が淡々とし過ぎてるかな、と。
あと病院での爆弾事件のオチ、それから話全体のオチのをもっと分かりやすくきちんと盛り上げて欲しかったなと思いました。

全体的には面白かったです。読んで損は無いです。

2014/02/20

連続爆弾犯のアジトで見つかった、鈴木一郎。彼はいったい何者なのか。精神科医の真梨子は、精神鑑定のため彼の精神を過去を追い求めていく。心がない人が生きていくために必要なものとはなんなのか。彼は今後どう生きていくのか。続編があるならぜひ読みたいと思わせる作品。