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モーセと一神教 の商品レビュー

4.1

14件のお客様レビュー

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2010/04/28

満点であります! まずジークムントフロイトとは精神医学の権威であるのに宗教について書かれている。 視点が他の宗教本に比べ斬新であり、聖書のはじめの5巻を書いたモーセを深く落とし込んでいるところに魅力を感じます。

Posted byブクログ

2010/02/13

ユダヤ教およびそれ以降の一神教が浸透した理由を解釈したフロイトの著書。 詳しくレビューを書きたいところだが、自分の無知のために理解できず。。。 ただフロイトが、神というものは存在せず、歴史の中で作り上げられていったものだと言いたいのだと主張していることは確か。

Posted byブクログ

2009/10/04

「仮説とは何か?」その答えは全て本書の中に記されている。 精神医学者フロイトの最後の著書であり、心理学的・社会学的・歴史学的な仮説を立てて、論理的に分析が行われている。 タイトルに騙され、ただの宗教本と思うなかれ。

Posted byブクログ

2009/10/04

20世紀の重要人物であるフロイトについて知識をつけたいな、と思って読み始めた本。 フロイト晩年の作で、役者曰く、この本読まずしてフロイトは語れない、という。 実際、エス論者の彼が、ユダヤ人としての意見を述べ、冷徹な観察者でいられなくなっている文体が特徴。 実際、私がこの本を1度...

20世紀の重要人物であるフロイトについて知識をつけたいな、と思って読み始めた本。 フロイト晩年の作で、役者曰く、この本読まずしてフロイトは語れない、という。 実際、エス論者の彼が、ユダヤ人としての意見を述べ、冷徹な観察者でいられなくなっている文体が特徴。 実際、私がこの本を1度で理解できたなどということはありえず、 再読しなくちゃなぁ。・・と思う次第です。 モーセは実はエジプト人だった、という仮説にそって展開されている。 このあたりの仮説にそった話の展開がとても面白かった。 ありえる!というか、そうかも! と思い始めました・・・笑。 2008,april

Posted byブクログ