兄弟天気図 の商品レビュー
ちょっと昔の東京の下町を舞台にした物語。 お風呂屋さんの番台に 好きな女の子が「風呂屋の子だから手伝い」って 座ってたらその風呂屋は 避けるよねぇ(笑) 男の子兄弟のじゃれあいながら育つ雰囲気は 女所帯で育った私にはちょっと憧れだったりする。
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少し前の日本での小さい世界がうまく書かれているのだと思う。’96年に書き始められた「忘れらてしまう恐れ」のあるものたち、10年ちょっとたった今、やはりというか消え去っているものも多い気がする。個人的には同本に入っている他の短編がユニークで好き。
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妹のテストに出てきたらしい。 長野まゆみ、って言うとゴニョゴニョ・・・なイメージしかなかったので(読んでた本がそうだっただけ) ちょっと驚いて読んでみた一冊
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古き良き時代とでもいうのでしょうか? 下町の人と人との触れ合いを絡めながら 触れようとすると霞んでしまいそうな 危うい感じが切ないです。 遠くから聞こえるお祭りの喧騒と キリリンコロンという鈴の音が 聞こえてきそうで不思議です。
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2008年4月16日 (学校の図書館) 長野さんには珍しく(?)同性愛じゃないお話でした。 ちょっと幽霊的なものもでたりして、面白かったです。
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ちょっと昔の日本の話。湯屋とか棟梁の言葉づかいとかそういうのが凄く好きです。子供のために、ということもあってか文章があっさりしていた気がします
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ぼくは三人兄弟の末っ子。ちィ坊と呼んでぼくをからかう姉さんと兄さんの間には、6歳で死んだ、もう一人の兄さんが居た。キリリンコロンの音とともに現れる兄さんそっくりの少年は誰?
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連続刊行された児童書へ純粋に少年少女向けとして書かれた一冊。江戸っ子ものは私が関西人だからどうにも馴染まない。子供向けに遠慮したのか長野オーラも控え気味。
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