永遠。 の商品レビュー
父親のいない弥生と幼馴染の「俺」が、弥生の母、葉月から、弥生の父親のことについての真相を明らかにする。 久しぶりに村山由佳さんの小説読めてうれしかった!やっぱり読みやすい。 『人は大事な記憶ほど、嫌でも覚えている』んだなぁ、というのが主なテーマ。でもそれって逆に考えると、忘れて...
父親のいない弥生と幼馴染の「俺」が、弥生の母、葉月から、弥生の父親のことについての真相を明らかにする。 久しぶりに村山由佳さんの小説読めてうれしかった!やっぱり読みやすい。 『人は大事な記憶ほど、嫌でも覚えている』んだなぁ、というのが主なテーマ。でもそれって逆に考えると、忘れてしまう記憶は重要ではないってこと?ちょっと違う気がする…。 『人とのきずなは永遠。』だという言葉は心に染みました。 今接している人たちとのきずなを大切にしよう!
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交際への反対、妊娠、母と娘、母の死、父の存在。 「一度誰かとの間に芽生えたつながりは…、そのひとと心のやり取りしたっていう記憶だけは、永遠に残るのよ。…」 恋愛関係は置いておいて、患者さんとそんな関わりが持てていたらいいなと思う。 (まあ、恋愛関係でもつながり欲しいけど) 村山由佳さんの作品は癒される。
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あぁ~。読んでた。昔読んだねぇ。 うん。綺麗な話なんだけども。 幼馴染本は自分の幼馴染と重ねてしまって、あまりときめけないという…(^^;
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なにかの映画のスピンオフらしい。 幼馴染の男の子と女の子の話。友達以上恋人未満でも、お互い?支えにしてるのかなと思った。 お母さんしかいない女の子とお母さんに捨てられた男の子。複雑だよねー
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息抜きに薄い本読みたいなーと思って読みました。 ちょっと疲労でボーっとしていたこともあるんですが、あんまり頭に入ってきませんでした。 後から知りましたが、映画のサイドストーリー。 通りでなんか当たり前の様な言い回しがところどころ…。 再読したいです。
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『一度誰かとの間に芽生えたつながりは、いつか思い出の奥にしまわれてしまったとしても、かつてその人と心をやりとりしたっていう記憶だけは、永遠に残るのよ』亡くなった母の残した言葉は、娘を、まだ見ぬ父の元へ向かわせる。純愛物語。
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序盤、終盤の水族館のシーンが頭の中で映像化されて見えるような気がする。 しっとりとした奥行きを感じる作品。 母親の強い愛も、父親の不器用な愛も、幼馴染の優しさも、全てがいとおしい。
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お父さんが、弥生が生まれてからずっと貯金をしていたことを知ったとき、涙がでた。 〈想いは、永遠なの〉 〈一度誰かとの間に芽生えたつながりは、ずーっと消えずに続いていく〉 私も母子家庭だから、心にじんとくる言葉が多かった。 〈どんなに忘れようとしても忘れられないのは、もしかすると、それが忘れてはいけないことだからなのかもしれない。〉 ずっとどこかでモヤモヤしていた気持ちが、すっきりした。 映画『卒業』のサイドストーリーということで、借りてみたら謎がとけたかのようにスッキリした。 かなりしっくりきて、もう一度本を読み返したくなった。
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うつくしい装丁章の境には青いページをおいて小説の雰囲気を表現していますなんか、スーと読みきってしまい、印象が薄いのですが、これはこれでとてもよかった・・・
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装丁に惹かれて借りてしまいました。 映画のサイドストーリーなんですね。どうりで短いわけだ。。。 まぁ可もなく不可もなくな感じですかね。
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