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藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義 の商品レビュー

3.9

41件のお客様レビュー

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2010/11/20

すごく実践的な内容です。「そんなワザがるのか」と驚きです。 ただ、藤巻さんの予測はあまり当っていません。理論を学ぶにはいいですが、予測の部分はうのみにせず、自分自身で判断する必要があります。最後は「自己責任」という言葉で終わらされてしまいます。 投資は人の話を聞かず、自分自身の考...

すごく実践的な内容です。「そんなワザがるのか」と驚きです。 ただ、藤巻さんの予測はあまり当っていません。理論を学ぶにはいいですが、予測の部分はうのみにせず、自分自身で判断する必要があります。最後は「自己責任」という言葉で終わらされてしまいます。 投資は人の話を聞かず、自分自身の考えで行うことがベストだと思います。

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2010/07/03

実際のトレーダーの方が書いた本としてすごくわかりやすい本でした。 今まで経済の入門書、専門書を読んだことはありますが、入門書では、当然ですが、上っ面の知識のみ、専門書では試験管の中を覗くような記述が多かったのですが、本書は藤巻氏の血となり肉となった知識、知恵を語ってくれていると思...

実際のトレーダーの方が書いた本としてすごくわかりやすい本でした。 今まで経済の入門書、専門書を読んだことはありますが、入門書では、当然ですが、上っ面の知識のみ、専門書では試験管の中を覗くような記述が多かったのですが、本書は藤巻氏の血となり肉となった知識、知恵を語ってくれていると思います。 為替、債権、スワップ等学生時には今ひとつピンとこなかったものがはっきりと分かるようになりました。

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2010/06/19

▼ 01/17 10:06 おすぎ >さくら 経済は、入社前に読んだ「経済ってそういうことだったのか会議」、「カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本(日本編、世界編)」が分り易いと思うよ。 政治は俺も苦手・・・。 「ざっくりわかるファイナンス」は...

▼ 01/17 10:06 おすぎ >さくら 経済は、入社前に読んだ「経済ってそういうことだったのか会議」、「カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本(日本編、世界編)」が分り易いと思うよ。 政治は俺も苦手・・・。 「ざっくりわかるファイナンス」は分り易いね。あと、金融系であれば、「藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義」も面白くておすすめ。

Posted byブクログ

2021/05/08

 金融マーケットデビューの入門書。bp、LIBOR、TIBORなどの専門用語のイロハから、主に債券先物マーケットでの取引を主眼に置いた、専門知識までをカバー。実際の講義に準拠し、口語体で進む本書は必携である。

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2010/03/16

デリバティブや金利、為替のマーケットについて、簡単な本はいくらでもあるが、本書ほど内容が深く、かつ解りやすく解説してある本はなかなかない。金融関係に勤めてる人に限らず、社会人にとっては是非読んでおきたい本である。

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2010/02/26

自分の大学の授業に、藤巻健史さんが実際に講師となって行う授業があります。これはその際に、教科書として用いられた本でした。 円高・円安の一番簡単な基礎の基礎から、(無知な大学生の自分にとっては)少し難解で難しい先物取引、金利スワップなど、マネー経済を学ぶ上では最低限必要な、しかし...

自分の大学の授業に、藤巻健史さんが実際に講師となって行う授業があります。これはその際に、教科書として用いられた本でした。 円高・円安の一番簡単な基礎の基礎から、(無知な大学生の自分にとっては)少し難解で難しい先物取引、金利スワップなど、マネー経済を学ぶ上では最低限必要な、しかしとても重要な要素がいっぱい詰まったバイブル本です。 大学時代に読んだ思い出の本の一冊になりました。 どんな意見はあれ、世界はマネー経済を中心にして動いているのですから、金融の知識は必要不可欠というのは本当にそのとおりだと思いました。

Posted byブクログ

2010/03/15

おすすめ度:90点 多くのことを学んだ。知っていそうで知らない知識。金融の基礎をいかに知らずに日々新聞を読んでいたかを思い知らされた。 本書において藤巻氏は、ときにユーモアを交え、難解な金融マーケットの基礎を噛み砕いて教えてくださった。 以下、学んだことを記す。 第1章 為替の...

おすすめ度:90点 多くのことを学んだ。知っていそうで知らない知識。金融の基礎をいかに知らずに日々新聞を読んでいたかを思い知らされた。 本書において藤巻氏は、ときにユーモアを交え、難解な金融マーケットの基礎を噛み砕いて教えてくださった。 以下、学んだことを記す。 第1章 為替のマーケット ・先物は「契約」だけということ。 ・為替先物は予想ではないということ。 ⇒金利差によって自動的に算出される。 ⇔金融先物は予想。為替先物は決して予想されているわけではない。 第2章 短期金融マーケット ・日銀のBS  資産:金(0.4)、買入手形(20.7)、国債(75.6)  負債:発行銀行券(69.0)、当座預金(15.6).... ・量的緩和とは →日銀にある当座預金残高を増やすこと * 当座預金は金利0% →ジャブジャブにしておけばお金が金融機関から実体経済にしみ込んでいくだろう。0%では日銀の口座に置いておくのは馬鹿馬鹿しいだろう。そこで金利のとれる貸出しに回すだろう。  cf.金利が0%に近づけば量的緩和などしなくても当座預金はどんどん増えていったはずである。政策発動までは増えていくことは銀行は許されていなかった。日銀から指導されていた。不足もだめ。置き過ぎもダメであった。モルガン銀行の例。 ・LIBOR:ロンドン・インターバンク・オファード・レート ・イールドカーブ:通常は右上がり 第3章 長期国債マーケット ・短期金利は日銀の手の内のマーケット。日銀が圧倒的な力、コントール。公定歩合。長期金利は多少、政府・日銀の影響があったとしても市場が決める。先を見る。公定歩合が上がっても逆に下がることがある。最後の下げだなと判断して。 ・名目金利=実質金利+期待インフレ率+リスクプレミアム ・Mv=Py ⇒MがあがるとPがあがる。 ⇒マネーサプライがあがるとプライスがあがる。 ⇔インフレ気味になってくる。  M:マネーサプライ v:ペロシティー(貨幣の回転速度)  P:プライス    y:GDP ・「マネーサプライが上がると期待インフレ率が上がる。期待インフレ率が上がるということで名目金利も上がる」と言われている。(A) ⇔「需給で考えればお金がたくさんあれば金利は下がる。貸したいお金が沢山あるから。」(B) →短期ではB。長期ではA。マーケットがBをカットするケースがある。 ・JGB:Japanese Government Bond ・「価格が上がるということは利回りが下がる」 ・1枚=1億円  1ベーシスポイント=0.01  ⇔1ベーシスポイントの動き→1万円 ・デュレーション →シーソー。元本の償還だけでなく、クーポンを含めたキャッシュフローの現在価値で加重平均された平均残存期間。 第4章 金利スワップマーケット ・金利が下がると思ったら... →①「金利スワップの固定の受け」「6ヶ月LIBORの払い」を行う。 →充分金利が下がったら...反対取引 =②「金利スワップの固定を払い」「6ヶ月LIBORを受ける」を行う。 →③6ヶ月LIBORを相殺 →「受け」固定、「払い」固定となり、儲けが確定 ⇔「受け」=貸出  「払い」=調達 第5章 オプションマーケット ・オプション(買)のPL  コール:_/ プット: ̄\

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2010/01/21

為替、短期金融、長期国債(+先物)、スワップ、オプションについて「伝説のディーラー」と呼ばれた藤巻氏が解説している。 いわゆる金融論と呼ばれるような教科書の説明とは違い、実務上の本質を理解することができる(気がする)。 本書の見所は債券先物の章とスワップの章にあると思うが、 ...

為替、短期金融、長期国債(+先物)、スワップ、オプションについて「伝説のディーラー」と呼ばれた藤巻氏が解説している。 いわゆる金融論と呼ばれるような教科書の説明とは違い、実務上の本質を理解することができる(気がする)。 本書の見所は債券先物の章とスワップの章にあると思うが、 特に唸らされたのがスワップの章。 スワップは教科書的に言えば、「長期金利と短期金利の交換」、「信用力の交換」なのだが、重要なのは、それが「長期金利商品」であることだいう。 端的に言えば、金利スワップとは6ヶ月Libor(or +α)を対価とするが、それは反対売買によって相殺されるので、実質的には長期金利のトレードになるということである。 ①長期金利→短期金利について旧興銀の具体例 ②東芝の金利ヘッジの手法 ③イールドカーブの変化で長期金利が変化するときの反対売買による決済と投機家の役割 が図表を用いて明快に説明されており、理解のしやすさは抜群。

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2011/03/16

筆者が実際に行った若者向けのセミナーで語った講義内容をそのまま文章化したもののため,かなり口語調となっており少し軽い感じがする。筆者の経験をふんだんに交え,金融マーケットの実践的な事例を解説しているため臨場感あふれるものではありそれなりに楽しめた。理論で学習したファイナンスが現場...

筆者が実際に行った若者向けのセミナーで語った講義内容をそのまま文章化したもののため,かなり口語調となっており少し軽い感じがする。筆者の経験をふんだんに交え,金融マーケットの実践的な事例を解説しているため臨場感あふれるものではありそれなりに楽しめた。理論で学習したファイナンスが現場で実際にどう使われているかという視点では面白い。短期金利は,日銀が誘導して決めるものであるが,長期金利は市場価格によって決められる。特に先物市場において。金利上昇局面では固定で,下落局面では変動で調達する。オプションや先物のメリットリスクマネジメントの側面: 相手先がつぶれても関係ない財務上の側面:現物でポジションをとればROAが低下するが,それが無い一番興味深かったのは,リスクマネジメントに関する記述である。筆者のモルガン銀行時代に既に,様々なリスクマネジメントが行われていたという事実は,改めて日本の金融機関の甘さを知られれる。特に,モルガンが現在取っているポジションがどの位あるかを一目で分かるシステムが構築されており,会長が毎朝これをチェックするというのはさすがである。

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2009/10/04

分かりやすいが素人にはきつい, 2004/7/30 金融取引のプロの本であり、面白く参考になるが、私のような素人(若干は仕事柄先物等に絡む仕事あり)にはちょっときつい部分もある。 もう少し金融のことが詳しくなったら、より面白いのかも

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