東京湾景 の商品レビュー
ドラマと全然違うよっ!!って感じです。設定が結構違うので戸惑いました。こっちのほうが現実にありそうな感じ。人を愛するって難しいですね。
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きっと光だ。 この小説は光に違いない。 そう思うんである。 吉田修一の小説の中で、これはひと筋の光のように思える。だってこの小説の「おわり」は「はじまり」を意味しているから。 月9でドラマ化されてたまげた。 たまげるってああいうのを言うんだろーなんて思ったもんね。あ...
きっと光だ。 この小説は光に違いない。 そう思うんである。 吉田修一の小説の中で、これはひと筋の光のように思える。だってこの小説の「おわり」は「はじまり」を意味しているから。 月9でドラマ化されてたまげた。 たまげるってああいうのを言うんだろーなんて思ったもんね。あんなに明るかったらいかんのよ、この小説は。 最後に差してくるひと筋の光のためにこの小説の大半はあるのだから。 なんもはじめないって実はかなり楽。 なにかをはじめるってわりと大変。 はじめないでおこーと思ったら物事って簡単なのだな。 「気づけばはじまってた」とかって実はあんまりないんじゃないの?とか思うんである。まーなくもないけど、それって「はじめよう」って気があって一歩でも半歩でも踏み出そうって思ってるから「あ、はじまったな」って実感できるワケ。 「はじめるのってうざいな」とか「はじめるのって面倒くさいな」とか思ってるよーな人のとこに「あ、気づけばはじまってたじゃーん」なんてこと、そうそうない。 でも、「はじめよう」って思えば何でもはじめられるのかも知れない。 それはきっとひと際輝く光に違いない。 「はじめよう」って思うこと。 「はじめよう」って思って毎日を生きること。 「はじめよう」ってのが何かに繋がること。 それを人は希望と呼ぶのかも知れない。や、わかんないけど。希望ってなんだろ。わかんないけど、なんとなく「はじめよう」って思えるのって、光って感じ、する。他が暗いから見えるのか、それとも明るいとか暗いとかじゃなくて差し込むその光には別のものが宿ってるのか、分かんないけど。 これを読んでるとき、私は「はじめられないなにか」の前に、立ってた気がしなくもない。 それが何かは私だけの秘密だけど。 「ああ、はじめたいような気がするけどはじめらんないな、到底無理だな」とかなんとか思ってた。だから、最後に差し込む光がまぶしくて、なんとなく嫌だった。 はじめたあとのこと?んなこと知るかよ。 んなのどーでもいいんである。きっと。
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ここ最近のイチオシ。好き嫌いは別れると思うけど、わたしはすごい良かった。メル友とかは興味ないのに、なんでだろ。
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うーんよくは出来てるけど、普通の話だった。信じたいけど、信じるのも怖いって、つまり永遠とかに通じることだと思うけど、そんなの普通・・・って思った。 ただ、恋愛の絶頂はセックスの時って言って、単純ねって言われた男の人が、でもおまえは(女だから)抱かれてる時の女の顔みたことないでし...
うーんよくは出来てるけど、普通の話だった。信じたいけど、信じるのも怖いって、つまり永遠とかに通じることだと思うけど、そんなの普通・・・って思った。 ただ、恋愛の絶頂はセックスの時って言って、単純ねって言われた男の人が、でもおまえは(女だから)抱かれてる時の女の顔みたことないでしょ?って場面に、ドキっとした。そうなのかなー。 ☆☆☆
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北京出張の際に、往復の飛行機の中で読みました。本書の舞台が羽田空港近辺だったこともあり、余計に感情移入してしまいました。一気に読んだ方が良い作品だと思います。
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ドラマでは韓国人でしたが、原作は普通の男女の出会い系サイトで知り合って恋に落ちるお話です。こちらの方が胸がキュンとします。
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吉田修一作品、第二冊目です。 この本はドラマの原作にもなっているので知っている方は多いかもしれません。 個人的には『熱帯魚』の方が好きなのですが、淡々とした恋愛の描き方が好きだなぁと改めて思いました。 いわゆるキャリアウーマンの女性と、ガテン系の男性の恋愛の物語。 ...
吉田修一作品、第二冊目です。 この本はドラマの原作にもなっているので知っている方は多いかもしれません。 個人的には『熱帯魚』の方が好きなのですが、淡々とした恋愛の描き方が好きだなぁと改めて思いました。 いわゆるキャリアウーマンの女性と、ガテン系の男性の恋愛の物語。 物語の中の話なので、結末は決まっておりソレを覆すには自分がこの本を書いた人でなければいけないのだけれど、私だったら違うエンディングにしたような気がします。 本を読み進んでいくと、登場人物のうちの誰かに感情移入し、自分の希望のエンディングを思い描く事があります。 そしてそれは大抵の場合、自分の描く通りの結末になり、満足する事になります。逆にそうでなく、どんでん返しの結末だったとしても、意外な結果だったなぁと満足します。 しかし、この本は私の希望のエンディングでもなくどんでん返しの結末でもなく、なんていうか地図をちゃんと見てなくってY字の道を間違えちゃったみたいな、一本道を間違えちゃったよみたいなヘンな裏切り方をしてくれた本でした。 私としてはこのエンディングには全く満足しておらず、むしろこんなのイヤダァというくらいの気持ちなのですが、今までそんな本に出会ったことがなく、嫌な結末だったけれど相変わらず綺麗な風景のお話で結構好きな本でした。
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いまは HARUKAっちんとこに遊びに行ってますが なかなかよい本でした。 ドラマの内容とは またぜんぜん違います。 ドラマは韓国はさみすぎっ。 原作は 韓国の かのじもでてきません。
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もうねえ…月9の脚色担当者は読者と視聴者にあやまれ(命令)。確かに地味な題材かもしれないし、2人がやっと素直にスタートラインに立った辺りで終わりを迎えるのはテレビ的には物足りないかもしれない。でも余韻を楽しむ、かみしめるっていう味わい方も有るでしょう。私は割りと、すきなのだがなあ...
もうねえ…月9の脚色担当者は読者と視聴者にあやまれ(命令)。確かに地味な題材かもしれないし、2人がやっと素直にスタートラインに立った辺りで終わりを迎えるのはテレビ的には物足りないかもしれない。でも余韻を楽しむ、かみしめるっていう味わい方も有るでしょう。私は割りと、すきなのだがなあこういうの。
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