世界を食いつくせ! の商品レビュー
前作、キッチンコンフィデンシャルで当たった著者が、世界中のグルメツアー(B級、現地の食べ物がメイン)に出かける。 いまのアニマルプラネットの「アンソニー世界を喰らう」に近いスタイル。 http://www.animal-planet.jp/series/index.php?s...
前作、キッチンコンフィデンシャルで当たった著者が、世界中のグルメツアー(B級、現地の食べ物がメイン)に出かける。 いまのアニマルプラネットの「アンソニー世界を喰らう」に近いスタイル。 http://www.animal-planet.jp/series/index.php?sid=236 アンソニーはフグを食べに日本に来た事が記されている。 毒の強い魚、ということで「痺れるような」ウマさを求めてきたが、実際のフグは極めて繊細な味だった、とのことでちょっと期待外れだったみたい。 ただ、泊まった旅館の朝ごはん時に出てきた「納豆」と「山芋(マウンテンポテト)」、特に納豆にはいたく閉口した様子である。 たぶん、彼の中で不味いもの「歴代No1」に燦然と輝いたに違いない。 私自身は納豆は好きである。が、先日、食べてみたところ、たしかにアンモニア臭がした。 食べなれていたり、文化的なものがあるから、納豆はおいしいといってはいるが、たしかにこれはなれない人にはつらい、と改めて確認した。
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ディスカバリーchの「アンソニー世界を食らう」の、アンソニーを知ってる人には、なかなか面白い。元々いろいろひどい人なのだけど、読んでいると舞台裏的な、彼の繊細さなども伺えて良い。食文化の話だけかと思ったら、その国の文化や歴史も書かれていて、読み応えがあった。
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ニューヨークのパークアベニューサウス、29丁目との交差点にある高級フレンチレストラン「ブラッセリー・レアール」の総料理長が、本の著者アンソニー・ボーデイン。この本はタイトル通り、彼が世界を食い歩いた記録だ。カリフォルニアで高級料理を楽しんだかと思えば、ヴェトナムではコブラの生き...
ニューヨークのパークアベニューサウス、29丁目との交差点にある高級フレンチレストラン「ブラッセリー・レアール」の総料理長が、本の著者アンソニー・ボーデイン。この本はタイトル通り、彼が世界を食い歩いた記録だ。カリフォルニアで高級料理を楽しんだかと思えば、ヴェトナムではコブラの生きた心臓をいただき、日本では恐る恐る納豆を口にする。その食への探究心もスゴいが、食べるだけでなくその土地をまるごと体験しようというバイタリティがすごい。人として食べるとは、という大テーマを追求するには、その土地の人がやることを全部自分でも体験してみなければと思っているようなのだ。 珍しい食の本でありながら、旅のしかたを教えてくれる本でもある。ガイドブックで見つけたお店でうまいまずいを語るなんて甘い! その土地の食の真髄を味わうヒントを与えてくれるに違いない。ちなみにアンソニーの食の記録はCSディスカバリーチャンネル「アンソニー世界を喰らう」で観ることができる。
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ニューヨークのパークアベニューサウス、29丁目との交差点にある高級フレンチレストラン「ブラッセリー・レアール」の総料理長が、本の著者アンソニー・ボーデイン。この本はタイトル通り、彼が世界を喰い歩いた記録だ。カリフォルニアで高級料理を楽しんだかと思えば、ヴェトナムではコブラの生きた...
ニューヨークのパークアベニューサウス、29丁目との交差点にある高級フレンチレストラン「ブラッセリー・レアール」の総料理長が、本の著者アンソニー・ボーデイン。この本はタイトル通り、彼が世界を喰い歩いた記録だ。カリフォルニアで高級料理を楽しんだかと思えば、ヴェトナムではコブラの生きた心臓をいただき、日本では恐る恐る納豆を口にする。その食への探究心もスゴいが、食べるだけでなくその土地をまるごと体験しようというバイタリティがすごい。人として食べるとは、という大テーマを追求するには、その土地の人がやることを全部自分でも体験してみなければと思っているようなのだ。 珍しい食の本でありながら、旅のしかたを教えてくれる本でもある。ガイドブックで見つけたお店でうまいまずいを語るなんて甘い! その土地の食の真髄を味わうヒントを与えてくれるに違いない。ちなみにアンソニーの食の記録はCSディスカバリーチャンネル「アンソニー世界を喰らう」で観ることができる。
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ディスカバリー・チャンネルで放送されている「アンソニー世界を喰らう」を元にした旅行記。番組裏話、というより番組に対する批判もストレートに書かれてるのも面白いけど、彼が世界各地で感じたことがとても素直に書かれていて素晴らしい。どうも、アンソニーは東南アジアがお気に入りみたいね。それ...
ディスカバリー・チャンネルで放送されている「アンソニー世界を喰らう」を元にした旅行記。番組裏話、というより番組に対する批判もストレートに書かれてるのも面白いけど、彼が世界各地で感じたことがとても素直に書かれていて素晴らしい。どうも、アンソニーは東南アジアがお気に入りみたいね。それにしてもどうも日本というのは食文化一つとってもヘンに敷居の高い国のようで・・・。
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タイトルの割には本の中に出てくる料理が少しも美味しそうだと思えなかった。 口が悪かったり、異質な食文化に対する生理的嫌悪感があったりするのは仕方がないことだとは分かるのだけど、調理人であるはずの作者から食べ物すべてに対する愛情が感じられなかったのが読んでいて辛かった。 作者自身の...
タイトルの割には本の中に出てくる料理が少しも美味しそうだと思えなかった。 口が悪かったり、異質な食文化に対する生理的嫌悪感があったりするのは仕方がないことだとは分かるのだけど、調理人であるはずの作者から食べ物すべてに対する愛情が感じられなかったのが読んでいて辛かった。 作者自身の感情があまり描かれていなかったのが原因なのか、これでは世界中をなんとなく食べ歩いた都会のインテリ調理人の感想文ですらないよなぁ。 食べ物が出てくる本を読んで空腹感を覚えなかった稀有な本。 それと元本に忠実なのだろう、やたら読み難いレイアウトだった。ページが縦長で上下の余白がほとんどなく一文が長すぎて目が戸惑っていたよ。
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SEX,DRUG&ROCK'N'ROLLな一流シェフが世界中の料理を食べ歩くノンフィクション。面白おかしく、スリリングな文章だけでなく、翻訳が素晴しく、どんどん読める。 この本のクライマックスはP327からのベジタリアンに関するクダリだと思う。彼を支持...
SEX,DRUG&ROCK'N'ROLLな一流シェフが世界中の料理を食べ歩くノンフィクション。面白おかしく、スリリングな文章だけでなく、翻訳が素晴しく、どんどん読める。 この本のクライマックスはP327からのベジタリアンに関するクダリだと思う。彼を支持します。 アンソニー、最高にクールだぜ!
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かなりおもしろかった。帯に小さく書いてある「ブラッド・ピットとデビッド・フィンチャーが映画化の噂」みたいなのにひかれて買ったんだけど…。洋書のペーパーバック的装丁も気に入った。内容は、フィクションとノンフィクションの中間みたいな、レストランの裏話。優雅そうなフレンチの世界がセック...
かなりおもしろかった。帯に小さく書いてある「ブラッド・ピットとデビッド・フィンチャーが映画化の噂」みたいなのにひかれて買ったんだけど…。洋書のペーパーバック的装丁も気に入った。内容は、フィクションとノンフィクションの中間みたいな、レストランの裏話。優雅そうなフレンチの世界がセックス,ドラッグ&ロックンロールのノリで埋め尽くされる。テンポ良く、おもしろく読める。これ、かなり、デビッド・フィンチャー監督にやらせたらハマるような気がするっ。ブラッド・ピットはちょっと原作のイメージからすると微妙だが…。(カッコ良すぎる!!) (2003 Feb)
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