予知夢 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2023/07/07

2023/07/07 読了

第1章から第４章までは予知夢ではなく、しっかりとした根拠があった。
でも、第5章の1番最後の小さい娘さんの一言でドキッとした。

2023/06/29

ガリレオシリーズ第二弾。
ドラマ版は全部見た筈なんだけどめっちゃ新鮮な気持ちで読めた。完全に内容が頭から消えてる...
五編からなる短編集ですが最後の「予知る」が特に秀逸。ラストの余韻が何とも言えない...
久しぶりに東野圭吾読んだけどリーダビリティが高くてスラスラ読めるしやっぱ面白い！
東野圭吾さんの積読本はまだまだあるのでちょっとずつ読んでいくぞ〜

2023/06/28

予知夢
ガリレオシリーズ第二弾。第一弾が面白く、積んでいたガリレオの短編集を読み進める。東野圭吾のたんは余り得意では無いが、ガリレオシリーズは別物だ。
　夢想る
　何故予知夢に至ったのか。という部分が事件解決の肝になるが、聞いてみればそうなるしか無いわけだが、一切不思議に思わせる所に筆者の巧みが伺える。確かに母親が猟銃を持ち娘の為とはいえ発砲するのは違和感であり、発砲について、正当防衛について議論が描かれていない時点で違和感があった。湯川の鋭さと論理的な思考により解決に至る訳だが、草薙筆頭に警察では真相にいきつかないであろう事件だった。
霊視る
　科学的な部分は真相の締めの部分のみだ。短編では湯川の知識に紐づいたトリックが多いが今回は論理思考と推理力による事件の解明だ。
　人は不思議なものを見ると超常現象の様なものに縋るがロジカルに考えれば説明がつき事実に辿り着く事ができる。
騒霊ぐ
　共振によるトリックはとある有名作家も使用しており、知識としてそんな事があるとは知っていた。今回はポルターガイスト現象を引き合いに、意図せず発生する共振についてがトリックになるが、全体の組み立てと相まって面白い作品になっている。四人がいつまでも一緒に生活しなければならない矛盾が気にかかったが、素直に面白いと思えた。
絞殺る
　トリック、動機、妻のアリバイと長編にしても面白そうなアイディアが詰め込まれている。
　昔、何かの推理小説で「自殺で絞殺は不可能」だと探偵が言った記憶があるが、見事にトリックで解決して見せた。ガリレオシリーズでは珍しく真相がわかっても実際の事件は解決していない。警察にとっても湯川の存在がとても大きくなっている印象だ。
予知る
　自殺についてのトリックが見物。流体についてはわからないが意外な犯人、内容は素晴らしい出来だ。更にこの作品では最後の少女の言葉がガリレオシリーズのアンチテーゼになっており、作品に「棘」を刺したイメージだ。やはりこういう気の利いた皮肉が出せる事が、東野圭吾が偉大だとされる理由なのだろう。

2023/06/25

ガリレオ第二弾
短編集
全て面白い。
ただ事件は解決しないものが多い
不倫がらみの事件が多くて、不倫絶対ダメだなと、改めて思った。

2023/06/10

東野圭吾作品の良さは長編にあると言われてるのがわかる
読みやすいがゆえに短編集だとトリックが薄っぺらくなってしまう
次は長編に挑戦してみよう
湯川先生は脳内でやはり福山雅治で再生されてしまうよね

2023/06/05

　ワタシの中での東野さんに対するハードルは確実に上がってます。ちょうど通勤で読みごろな難しさのこんなにおもしろい作品にフォースターとは…と思って自分の本棚を検索すると、なんと東野さんをもう17冊も読んでるじゃないですか。
　これはもうファンと言っても良いくらいですね。

2023/05/29

ガリレオシリーズで５話の短編集

短いながらも一筋縄では行かないトリックや、伏線の見せ方は流石の一言です。

短編のタイトル名にもセンスが感じられました。

サクッと読める内容で、不可解な事件の種明かしも分かりやすく、忙しい方にもオススメしたい作品でした。

2023/05/26

うーん、相変わらずどこから思いつくんだというようなトリックばかりでしたが、前作ほどの驚きはあまりないかも…
型が出来上がってしまったように思える。トリックを楽しむ本と言われればそれまでだけど。
ただ、四編目のしめるは自殺は想像できませんでした。すごい。
前作は湯川と草薙の関係含めて楽しめましたが本書はトリック重視という感じです。

2023/05/15

短編集で1話30分ぐらいで読める
テレビを見てるから分かるけど、
文字だけでは分かりにくいトリックもある。

2023/05/14

ガリレオシリーズ2作目。
オカルトめいた事件を科学的に解き明かしていく5つの短編集。どの話も安定に面白かったです。
ラストの「予知る」の終わり方にゾクッとした。