完本・昭和史のおんな の商品レビュー
・桝本セツの反逆的恋愛 ・偽装結婚の愛と真実 ・チフス饅頭 が印象に残った、一章ごとにいろんな感情がこみ上げる
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澤地久枝さんが描く昭和初期の女性たちの物語。 情死、心中、亡命、姦通罪など、今では聞かれなくなった言葉の数々。 けれど、過酷な状況でも必死に生きる女性たちの姿には引き込まれる。圧倒される。
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以前、続昭和史の女は読んでいた。今回は、それ以外を重点的に読んだ。「雪の日のテロル残映」の渡辺和子、「性の求道者・小倉ミチヨ」、「杉山智恵子の心の国境」に時代を感じる。緻密な調査と澤地の視点に裏付けされ作品。
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ド頭からディープな昭和女がどしどし出てきて、中盤はさすがに食傷ぎみ。夫が戦地へ赴く前に後顧の憂いを残さないように自殺とか、陶酔しきってて怖いよな。そんな時代。しかしこんなディープネタをよく取材したもんだ。さすがは澤地久枝女史。
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昭和初期~戦後にかけてのおんなたちの波乱万丈だったり凄まじい人生のルポ 根性の入り方が違う 女性初のアナウンサーと呼ばれた女性や、世界的オペラ歌手、名前もほとんど知られない(党員であったり作家の近くにいたりしますが)人々の起こした事件など 読み応え抜群でした
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