妊娠するロボット の商品レビュー
『妊娠するロボット 1920年代の科学と幻想』吉田司雄ほか共著(春風社)は、「ロボット」をキーワードに、近代テクノロジーの影響を論じている。 チャペックの『ロボット』から映画『メトロポリス』のアンドロイドにつながり、さらに、宮澤賢治の描く「山猫」までつながってしまう驚き!文学...
『妊娠するロボット 1920年代の科学と幻想』吉田司雄ほか共著(春風社)は、「ロボット」をキーワードに、近代テクノロジーの影響を論じている。 チャペックの『ロボット』から映画『メトロポリス』のアンドロイドにつながり、さらに、宮澤賢治の描く「山猫」までつながってしまう驚き!文学・映像メディアをめぐる1920年代論ともいえる評論集だ。 こうした視点の批評は、自分の関心範囲と重なる部分が多く、刺激を受けた。
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工学院大学 吉田司雄先生の主著。 文学的側面からロボットの本質に切り込む。 読みこなすのはかなり難しい。 中身の濃い一冊。
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