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古代への情熱 の商品レビュー

3.5

33件のお客様レビュー

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高校時代世界史の先生…

高校時代世界史の先生に勧められた本。天才考古学者のロマン溢れる一生。目標に向かうその姿勢に感服。

文庫OFF

いかなる環境にあって…

いかなる環境にあっても自己の目標と希望を見失わず努力しつづけた意志と情熱の生涯が小説以上の面白さで語られる。

文庫OFF

2023/03/26

ブクログの#出会いで、学生時代に読了したこの作品を思い出しました。学生時代、当時おそらく歴史の授業でシュリーマンの名前を知ったかと思います。 私は、この作品でとても興味を持ったのは、シュリーマンが簿記を取得し事業を行った事(違っていたら申し訳ありません)やギリシャについてです。...

ブクログの#出会いで、学生時代に読了したこの作品を思い出しました。学生時代、当時おそらく歴史の授業でシュリーマンの名前を知ったかと思います。 私は、この作品でとても興味を持ったのは、シュリーマンが簿記を取得し事業を行った事(違っていたら申し訳ありません)やギリシャについてです。 古代から簿記は続き、現代で私は簿記を学び仕事に活かしました。 またギリシャは、日本ではバブル期崩壊後辺りにどうしても(私にとって魅惑の地)ギリシャへ行きたく某大学の市民向けオープン講座を受講して(すでにうる覚えになりますが)歴史や哲学、言葉等を学んだうえでツアーに参加した事を覚えています。 今簿記、帳簿等は電子に変わろう変わっています。 そしてギリシャも随分前にバブルが弾けています。 私はささやかですが、シュリーマンのように夢を諦めず、その為の努力や行動を心掛けたいと思います。

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2022/08/26

学校の読書感想文の宿題で読みました。古代のことの知識がそんなにない私にはわからないところもあったけどシュリーマンの凄さは十分伝わりました。何年後かまた読んでみようと思います。

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2023/01/29

小学生の頃に『まんが世界ふしぎ物語』(理論社)を読んだ時には、ハインリヒ・シュリーマンは自分の夢を諦めなかった情熱の人という印象だった。長じてから、彼がホメロスの詠った古代世界に魅了されて妄信し、考古学や発掘技術等の専門的な勉強をほとんど修めること無く、一部の場所では再考証不可能...

小学生の頃に『まんが世界ふしぎ物語』(理論社)を読んだ時には、ハインリヒ・シュリーマンは自分の夢を諦めなかった情熱の人という印象だった。長じてから、彼がホメロスの詠った古代世界に魅了されて妄信し、考古学や発掘技術等の専門的な勉強をほとんど修めること無く、一部の場所では再考証不可能なほど杜撰でめちゃくちゃな発掘をしたヤバい人と知った。 本書はシュリーマンの自伝を含む評伝のような一冊だが、どこか胡散臭いものを感じる。彼の語学修得の件は参考になるような箇所も多少ある(一説では15ヶ国語も!)が、あまり真に受ける必要は無いだろう。虚実入り混じる(半分以上"虚"だという意見もある)伝記らしきもの、といったところか。

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2016/08/31

かの有名な語学学習法について早速感化され、音読と作文をしようと思い立つ。出世物語たのしい シュリーマンはトルコ政府との約束守ったんだっけか忘れた

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2016/06/03

トロイ遺跡を発掘したことで有名なシュリーマン。これ、本人の自伝と思っていたのですが、再構成したものだったんですね。が、それでも興味深いです。

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2015/10/29

はじめは重たい学術的要素がメインの本かと思っていました。 実際に読んでみると、シュリーマン個人の山あり谷ありの一代記といった印象も強いです。 冒険小説のような気分で楽しく読めますよ。

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2015/05/10

リアリスティックな情熱家の生涯。 俺SUGEEEE的な自画自賛が鼻につく感もあるが実際すごいので文句をつけにくい。くやしい。 私も巨万の富を得て大津宮を掘り起こして地元住民に「自分が夢みる過去以外は顧みないのか」などと反発されたい。

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2014/11/22

考古学つながりで読む。 トロヤ、ミケネ遺跡の発掘で有名なシュリーマンの自伝。わずか40ページの少年時代と商人時代がめちゃめちゃ 面白い。8歳の頃読んだトロヤ戦争の物語の挿絵を見て発掘を夢見たのが発端。父の停職により進学もできず、20歳で無一文となり必死に働くけれども、将来を誓っ...

考古学つながりで読む。 トロヤ、ミケネ遺跡の発掘で有名なシュリーマンの自伝。わずか40ページの少年時代と商人時代がめちゃめちゃ 面白い。8歳の頃読んだトロヤ戦争の物語の挿絵を見て発掘を夢見たのが発端。父の停職により進学もできず、20歳で無一文となり必死に働くけれども、将来を誓った彼女とは一緒にもなれず、船員となった船は難破してまたも一文無しに・・・ それでも外国語を勉強し続け、商才をあらわし40歳で財をなすまでに。そこであっさり引退し、発掘調査の旅を実行するのです。 自らの財産を子供のころからの夢を忘れずに実行するために使うという情熱というか、バイタリティーというか・・・かなり変わった人かと思うと学者のような専門馬鹿ではなく商才もあったというところも凄い。 いや、変わってはいたんだろうな。でも遅くに結婚し子供もいる。発掘調査開始が日本でいえば明治3年。この頃の人ってなんだか凄い。 素人の情熱と思い込みだけで行ったため、学会からは酷く叩かれたらしいですが、勉強もし続け60歳を越えてもなお活動し続けました。 人生アドベンチャーだなぁ。日々疲れてる場合じゃないなぁ。

Posted byブクログ