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ブッダの真理のことば・感興のことば の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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仏教はどういう人(仏…

仏教はどういう人(仏)や集団(僧)を目指しているのか?たとえば、「不死になれる」というと胡散臭いが、この本で説明されるような意味で「不死」ならば、納得がいくのではないだろうか。宗教とは「突飛なこと、神秘的なこと」を否定しているのだということがよくわかる。

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2024/08/31

構成が変わっているのとページが多いのとで読むにはかなりの時間と体力が必要になります。余裕のあるときのみ読むのをおすすめします。 内容ですが、今に通ずるものもあればこれは今の価値観からすれば少しおかしいのではといったものもあります。ただ、全体的に内容はよく、ギクッとさせられるもの...

構成が変わっているのとページが多いのとで読むにはかなりの時間と体力が必要になります。余裕のあるときのみ読むのをおすすめします。 内容ですが、今に通ずるものもあればこれは今の価値観からすれば少しおかしいのではといったものもあります。ただ、全体的に内容はよく、ギクッとさせられるものが多かったです。

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2024/02/27

内容わかりやすく、何度も手に取って読みたい本。悩み克服のバイブル。心にスッと入ってきて、身も心も引き締まります。仕事でやる気が出ない人、恋愛の執着に悩まされている人など、あらゆる悩みを抱えている人に勧めたい本。仏教の教えを学ぶことで悩みを克服しやすくなると思います。

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2023/03/08

ブッダが直接語ったとされる阿含経である「ダンマパダ(法句経)」と感興を覚えた時に口にしたという句「ウダーナヴァルガ」を収めている。 本書の半分くらいは注釈なので、案外ボリュームは少なく、読みやすい。 仏教の根本的な思想が、教典のような格式ばった感じでなくすぐ横にいる人がつぶや...

ブッダが直接語ったとされる阿含経である「ダンマパダ(法句経)」と感興を覚えた時に口にしたという句「ウダーナヴァルガ」を収めている。 本書の半分くらいは注釈なので、案外ボリュームは少なく、読みやすい。 仏教の根本的な思想が、教典のような格式ばった感じでなくすぐ横にいる人がつぶやくように発せられているので、親しみやすいと感じた。 特に、生きる事に正面から向き合っているような本なので忙しくて自分を見失いそうなときにまた読み返したいと思う。 悪い事をするな。 自分を大事に生きよ。 良き友が得られなければ一人で往け。 怨みは怨みのないことにより止む 花を摘むことに夢中になっている人を死がさらう 謗りを忍ぶひとにこそ勝利がある 我がものはなし

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2022/01/09

「ダンマパダ」「ウダーナヴァルガ」を邦訳したもの。1987年に初版が出ているが、現代的に見ても非常に読みやすい。詳細な註解がついており、筆者が広く文献を渉猟したことがわかる

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2019/09/24

◯他のお経と比べると、文章の一つ一つが単独で成り立っているため、文章の意味がこぼれ落ちてしまう。やはりストーリーや、ある種の流れ、論理性によって説得的になるのも、こういった経典においても同様なのだと実感した。(単純に自分の集中力の不足もあると思うが…) ◯感興のことば後段に出てく...

◯他のお経と比べると、文章の一つ一つが単独で成り立っているため、文章の意味がこぼれ落ちてしまう。やはりストーリーや、ある種の流れ、論理性によって説得的になるのも、こういった経典においても同様なのだと実感した。(単純に自分の集中力の不足もあると思うが…) ◯感興のことば後段に出てくる、対比と類似の文章の流れは、是非原文の音読によって音として体感することも必要だと感じた。ただ、文字だけでは伝わらない部分があるとしても、文字の並びは壮観であった。 ◯この辺は般若心経でも重要視されている音自体に意味があることにつながってくるのかと思うと、また面白い。

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2015/07/12

【1回目】ざっと斜め読み。 読んでいる最中は、不思議と心が落ち着き、波風無く、淡々と時が流れる感じ。 身を慎むこと、言葉を慎むこと、心をおさめ、学び勤めること…、日々の学びと気づきの大切さを知る。

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2013/03/17

「「わたしには子がある。わたしには財がある」と思って愚かな者は悩む。 しかしすでに自己が自分のものではない。 ましてどうして子が自分のものであろうか。どうして財が自分のものであろうか。 」 強烈な「一転語」でした。 自分は自分のものではない。 本当に「自分のもの」と言...

「「わたしには子がある。わたしには財がある」と思って愚かな者は悩む。 しかしすでに自己が自分のものではない。 ましてどうして子が自分のものであろうか。どうして財が自分のものであろうか。 」 強烈な「一転語」でした。 自分は自分のものではない。 本当に「自分のもの」と言えるものなどない。 かといって、自分を他人の思惑に流されるままにしておけばいいかというとそうでもない。 「自己こそ、心の主である。他人がどうして自分の主であろうか? 自己をよくととのえたならば、得難なき主を得る。」 「たとい、他人にとっていかに大事であろうとも、自分でない他人の目的のために自分のつとめを捨て去ってはならぬ。 自分の目的を熟知して、自分のつとめに専念せよ。」 と、「自分」をととのえ、欲を徹底的に叩きだすことを説いてもいます。

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2024/08/14

漢訳では『法句経』、『出曜経』などと訳されている経典だそうである。基本的にはガウダマの短い言葉を集めたもので韻文らしい。成立時期は解説にも書いていないが、ガウダマ没後、経典化がされていたころのものだが、ガウダマの素朴な言葉が集められている。とはいえ、輪廻や執着からの解脱、縁起、八...

漢訳では『法句経』、『出曜経』などと訳されている経典だそうである。基本的にはガウダマの短い言葉を集めたもので韻文らしい。成立時期は解説にも書いていないが、ガウダマ没後、経典化がされていたころのものだが、ガウダマの素朴な言葉が集められている。とはいえ、輪廻や執着からの解脱、縁起、八正道、空、出家、慈悲など仏教の基本的な観点はみられる。身体観も「病の巣」とか、形成された身体としており、後と同じである。しかし、「沈黙せる者も非難され、多く語る者も非難され、すこしく語る者も非難される。世に批判されない者はいない」「ただ誹られるだけの人、またはだた褒められるだけの人は、過去にもいなかったし、未来にもいないであろう、また現在にもいない」など、人間に対する素朴で深い認識もある。

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2012/08/13

名言が多い。 仏教関係の本は宗教というくくりで見るより「心の法則が書かれている本」として見た方がいいように思う。 文章を追加中。 http://www.geocities.jp/toku2501/buddha.html

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