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ブッダのことば の商品レビュー

4.1

54件のお客様レビュー

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2015/09/04

初期仏教の時代を生きた人々が、まったく違う世界観、価値観の元に生きていることを実感。 この差は一生かかっても埋められないのだろう。 現代にあって解脱を目指す意味とは?

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2014/12/07

スッタニパータ、現存する最古の仏典らしいです。 有名な「犀の角のようにただ独り歩め」が見れました。 素朴なのですが…まだ正直よくわからなかったです。

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2014/10/22

仏教の現存最古の仏典の翻訳本です。 内容は、ほぼ戒律と教えばかりで、詩的表現をもちいて、対話形式で書かれている。 形式が決まっていて、同じ内容を反復しているうえに、ページ数の多くが脚注に割かれているため、見た目ほどに分量はない。 原始仏教の本なので、時代は全然違うし、文化も...

仏教の現存最古の仏典の翻訳本です。 内容は、ほぼ戒律と教えばかりで、詩的表現をもちいて、対話形式で書かれている。 形式が決まっていて、同じ内容を反復しているうえに、ページ数の多くが脚注に割かれているため、見た目ほどに分量はない。 原始仏教の本なので、時代は全然違うし、文化も当然違う。 そのため教えは納得できるものもあれば、そうでないものもある。 常識として押さえておくにはいいかもしれない。 だが読み物としておもしろいかと言われると、答えに窮する。 だが、現代に通じる内容もあり、日々の自分の生活を省みながら読むならば、意義のある書物だと思う。

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2014/10/10

初めて原始仏典を読んだが、そこには公案のようななぞなぞも、密教のような呪文も無く、ひたすらシンプルに世俗に背を向けて煩悩を捨てることが繰り返し繰り返し説かれていた。人の死を悲しむことすら煩悩だと言い切る「矢」や、自説の正しさを主張することの愚かさを説いた「並ぶ応答」など、印象深い...

初めて原始仏典を読んだが、そこには公案のようななぞなぞも、密教のような呪文も無く、ひたすらシンプルに世俗に背を向けて煩悩を捨てることが繰り返し繰り返し説かれていた。人の死を悲しむことすら煩悩だと言い切る「矢」や、自説の正しさを主張することの愚かさを説いた「並ぶ応答」など、印象深い言葉が多かったが、やはり白眉は「ただ独り歩め」と説き続ける「犀の角」。

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2014/06/25

現存する仏典のうち、最古といわれる『スッタニパータ』の日本語訳(原典はパーリ語)。 最古ゆえ、ゴータマ・ブッダその人に最も肉薄している仏典といえる。 この世の苦しみの源、煩悩から離れて心の平安を得るということ、空の思想、涅槃に至る方法などを易しい言葉で繰り返し説く。 群れるより...

現存する仏典のうち、最古といわれる『スッタニパータ』の日本語訳(原典はパーリ語)。 最古ゆえ、ゴータマ・ブッダその人に最も肉薄している仏典といえる。 この世の苦しみの源、煩悩から離れて心の平安を得るということ、空の思想、涅槃に至る方法などを易しい言葉で繰り返し説く。 群れるよりも孤独に沈思せよ、と説く姿勢は、教典や教団=宗教を否定するものであり、むしろニーチェの思想に近いものを感じる。 ブッダの教えが「仏教」として高度に発達するより前に書かれているので、難解な理論は登場しない。 同時に、日本仏教がブッダの教えからいかに変質した「仏教」であるかを実感する。 過剰なまでの訳注のおかげで解説書いらず。 本文を読んで「?」と思った箇所はたいてい訳注が解決してくれた。

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2014/04/22

数多い仏教書おうちで最も古い聖典といわれているのがこの「スッタニパータ」であります。 現在の仏教とは少し違う原始仏教のことを知りたくて、もっともブッダの発言に近いといわれているこの本が前々から読みたいなぁ~って思ってたんだけど、難しそうだなぁ~って思ってなかなか手をつけれないでい...

数多い仏教書おうちで最も古い聖典といわれているのがこの「スッタニパータ」であります。 現在の仏教とは少し違う原始仏教のことを知りたくて、もっともブッダの発言に近いといわれているこの本が前々から読みたいなぁ~って思ってたんだけど、難しそうだなぁ~って思ってなかなか手をつけれないでいた。 きっと難しいんだろうと思い、気合を入れてエイヤーっ!っと読み始めたら、これがなかなか読みやすい。わかりやすい訳のおかげなんだけど、読みやすいし、これがおもしろいかった。 個人的に最も感銘を受けたのが「蛇の章 八、慈しみ」の中にあるこんな言葉です。 いかなる生物生類であっても、怯えているものでも、強剛なものでも、悉く、長いものでも、大きなものでも、中くらいのものでも、短いものでも、微細なものでも、粗大なものでも、目に見えるものでも、見えないものでも、遠くに住むものでも、近くに住むものでも、すでに生まれたものでも、これから生まれようと欲するものでも、一切の生きとし生きるものは、幸せであれ。 この万物に向けられたた慈しみの目。いやー、すばらしい。この心は大切にしなければなりません。

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2014/04/13

 仏教書のうちで最も古い聖典の訳ということで興味を持って読んでみました。  一つ一つは短文ですが、注釈も含めるとなかなか読み応えがあります。  ただ、正直なところ9割方理解できませんでした。ともかく、形ばかりは最後まで「文字」を目で追いましたが、そもそも「仏教」思想についての基礎...

 仏教書のうちで最も古い聖典の訳ということで興味を持って読んでみました。  一つ一つは短文ですが、注釈も含めるとなかなか読み応えがあります。  ただ、正直なところ9割方理解できませんでした。ともかく、形ばかりは最後まで「文字」を目で追いましたが、そもそも「仏教」思想についての基礎知識すらないレベルですから、その根源思想、それも詩の形式で記されたものが分かるはずもありません。  気になるフレーズの欠片でも、記憶に残ればと思います。

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2013/10/02

「実に欲望は色とりどりで甘美であり、心に楽しく、種々のかたちで、心を撹乱する。欲望の対象にはこの患いのあることを見て、犀の角のようにただ一人歩め。」Tha blue herbに同名の曲がある。自らの意思を研ぎ澄まし道を切り拓く人たちにこそ必要な最古の極めて実際的哲学者のことば。人...

「実に欲望は色とりどりで甘美であり、心に楽しく、種々のかたちで、心を撹乱する。欲望の対象にはこの患いのあることを見て、犀の角のようにただ一人歩め。」Tha blue herbに同名の曲がある。自らの意思を研ぎ澄まし道を切り拓く人たちにこそ必要な最古の極めて実際的哲学者のことば。人生の必読書。

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2013/08/23

何も拘らなくなったら気が楽になっていいよ。 仏教のうちで最も古い経典のスッタニパータの現代語訳。漢訳は部分的にしかされていないのでパーリ語からの翻訳。 煩悩を捨てよ。煩悩を捨てよという事も捨てよ。

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2013/06/30

釈尊本人の教えに最も近い聖典。パーリ語から翻訳されたもので、分かりづらい部分は多いが、素朴で分かりやすい部分も多い。結局は自分次第ということ。何度も読み返したい。

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