霧の旗 の商品レビュー
冤罪、裁判制度・・・…
冤罪、裁判制度・・・といったテーマの中で、人間の心の闇、正義とは、真実とは・・・等々考えさせられる作品。ストーリーもそうだが、著者の独特の文体、言い回し、やっぱり好きです。
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冤罪をあつかった作品…
冤罪をあつかった作品って最近は増えたと思う。本当に冤罪で苦しんでる人がいて、それが公に出てきてるからだろうか。。。この作品も冤罪をテーマにしている。正義・真実について考えさせられる内容でした★
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幾度も映像化された名…
幾度も映像化された名作。貧しさゆえに兄を冤罪で失った女性が復讐を遂げます。
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数十年振りに読み返し…
数十年振りに読み返しました。舞台は昭和30年~40年代でしょうか?時代背景や台詞などは今読むと随分古く感じることもあるかもしれませんが、それが逆に独特の良い雰囲気を醸し出しています。随分以前に書かれた小説ではありますが、取り上げられているテーマ自体は古臭いものでは全然ありません。...
数十年振りに読み返しました。舞台は昭和30年~40年代でしょうか?時代背景や台詞などは今読むと随分古く感じることもあるかもしれませんが、それが逆に独特の良い雰囲気を醸し出しています。随分以前に書かれた小説ではありますが、取り上げられているテーマ自体は古臭いものでは全然ありません。冤罪事件、裁判制度、高額な弁護料、未だに解決されていない問題が扱われています。「霧の旗」というタイトルもこの小説全体のイメージを象徴的にうまく表している良いタイトルだと思いました。
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有名弁護士にある女性…
有名弁護士にある女性が復習するというストーリー。日本の法の制度について指摘を入れた作品と言われているが、どちらかと言うと、人間のモラルや正義について考えさせられる。
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余計なことをしなけりゃいいのに男のプライドのせいでどんどん深くはまっていく。悪人は社会的な罰を与えられ、したたかな人間は生き延びる、清張の作品の人間たち、ここにも。
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兄が殺人容疑で捕まり、無実の罪を着せられたまま獄中死したのは、高い弁護料を払うことができない自分を高名な弁護士が弁護を断ったからだ。こう捉えた瞬間から、その弁護士に対する妹の復讐が始まる。 誰もが自分の都合を持ち、時には他人の事情よりもそれを優先させて生活している。しかし、そ...
兄が殺人容疑で捕まり、無実の罪を着せられたまま獄中死したのは、高い弁護料を払うことができない自分を高名な弁護士が弁護を断ったからだ。こう捉えた瞬間から、その弁護士に対する妹の復讐が始まる。 誰もが自分の都合を持ち、時には他人の事情よりもそれを優先させて生活している。しかし、その他人の事情がいつまでも気にかかってしまうことはある。しかも自分の事情が大したことではなかった場合は特に。 そのように心に引っかかった一点の染みが徐々に大きくなっていく様と、そこに執念を燃やし復讐を遂げようとする様子を、高名な人間が転落していく様と周囲の人間模様から描き出している。
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九州で殺人事件の容疑者として捕らえられ死刑判決を受けた兄の無罪を信じて、柳田桐子は東京の高名な弁護士の大塚欽三に弁護をお願いする。しかし桐子は、大塚弁護士に弁護料が払えないと無理と断られてしまう。兄は、獄中で汚名を着せられたまま病死してしまう。桐子は、大塚弁護士に対する復讐を決意...
九州で殺人事件の容疑者として捕らえられ死刑判決を受けた兄の無罪を信じて、柳田桐子は東京の高名な弁護士の大塚欽三に弁護をお願いする。しかし桐子は、大塚弁護士に弁護料が払えないと無理と断られてしまう。兄は、獄中で汚名を着せられたまま病死してしまう。桐子は、大塚弁護士に対する復讐を決意する。高名な弁護士が、愛人との逢瀬のためにすげなく桐子の懇願を断ってしまったことが彼をどん底に落としめていく。金がないと正当な弁護も受けられないという現実もあるが、ちょっとしたボタンのかけ違いで人の命が消えてしまう。桐子の気持ちも復讐心もよくわかるが、大塚弁護士よりも桐子の方が一枚上手だったということ。 2024年10月23日読了
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たまにはこういう古い社会派小説が読みたくなる。殺人の冤罪で死刑となった兄を救うべく、高名な弁護士に依頼するが、費用が払えないことと、この弁護士が浮気相手の密会に急ぐために断られる。その後、この兄は獄中死し、妹は弁護士に復讐を誓う。この弁護士は、依頼を断った罪悪感から、裁判記録を取...
たまにはこういう古い社会派小説が読みたくなる。殺人の冤罪で死刑となった兄を救うべく、高名な弁護士に依頼するが、費用が払えないことと、この弁護士が浮気相手の密会に急ぐために断られる。その後、この兄は獄中死し、妹は弁護士に復讐を誓う。この弁護士は、依頼を断った罪悪感から、裁判記録を取り寄せ独自の調査を行おい、この兄が無実であることを確信する。一方、弁護士の愛人が思わぬ事件に巻き込まれ、殺人者の容疑をかけられる。彼女の無実を証明する鍵を持っているのは、この妹。真犯人の存在を知りつつ、復讐を優先し、愛人と弁護士を破滅に追い込む。結局、真犯人は明るみに出ず、無実の人間が二人死刑となり、一人は社会的地位を失う。元々の殺人事件も社会の不条理からのものであり、なんとも言えない複雑な読後感。令和の今でも、こういうことはあるんだろうか。
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松本清張にしてはうーん、、、桐子怖すぎん?逆恨みも甚だしいし、大塚先生に仕返しする前に真犯人探したら?そっちはいいのか?径子に関しては本当に本当にかわいそすぎる、、、
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