自分の仕事をつくる の商品レビュー
働き方研究家、西村佳哲さんの著書。 働き方がちがうから結果もちがう。 大切なのはこだわり。自分たちにしか出来ない価値を生み出している人。彼らに共通するもの。フォーマットに収まらない仕事の仕方。つまり、企画書に書き表せないものの存在をはっきり感じる事の大切さがあると感じた。 他...
働き方研究家、西村佳哲さんの著書。 働き方がちがうから結果もちがう。 大切なのはこだわり。自分たちにしか出来ない価値を生み出している人。彼らに共通するもの。フォーマットに収まらない仕事の仕方。つまり、企画書に書き表せないものの存在をはっきり感じる事の大切さがあると感じた。 他人事の仕事と自分の仕事。 素晴らしい働き方をしている人たちに共通すること。自分ゴトにする力。自分を掘り下げることで他人と繋がる。 サーフィンをずっとしていたいから、サーフボード作りを仕事にする。頼まれもしないのにする仕事。つまり、自分がやりたいからその仕事をするという考え。 ワークデザインの発見。 マネージメントという見えない仕事場。人は誰でも良い仕事がしたい、と思っている事。それを管理するのではなく、ワーカーをサポートすることがマネージメント。 仕事を買いに会社へ通っている。私たちはスーパーで食材を買うように、会社へ仕事を買いに行っている。 会社から休みをもらう。休みは誰のものだ?自分が休みを取るのではないか? なにをするか、ではなく、どう働くか。に焦点をあてた本。 自分の足元にある仕事を着実に行い、それを積み上げていく事で始めて見えるところがあるのだと感じた。そこでどう働くかを真剣に考えてみたいと思った。
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オススメの理由 仕事を選ぶのではなく、仕事をつくる生き方を教えてくれる本だからです。 就職活動前に一度、自分らしい働き方をしている人の事例を知っておくと良いかと思います。 推薦者のページ ⇒http://booklog.jp/users/mocasuke、http://hooo...
オススメの理由 仕事を選ぶのではなく、仕事をつくる生き方を教えてくれる本だからです。 就職活動前に一度、自分らしい働き方をしている人の事例を知っておくと良いかと思います。 推薦者のページ ⇒http://booklog.jp/users/mocasuke、http://hooooni.tumblr.com/tagged/book
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
クリエイティブに関わるプロフェッショナル達の働き方の紹介。 とりあえずみんな働くことを軸として、世界が回っている。 そっから違うわ。笑 結果があって過程はそれぞれ違うってこと。こだわれる幸福。
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p6 人間は「あなたは大切な存在で、生きている価値がある」というメッセージを、つねに探し求めている生き物だと思う。そして、それが足りなくなると、どんどん元気がなくなり、時には精神のバランスを崩してしまう。 「こんなものでいい」と思いながらつくられたものは、それを手にする人の存在...
p6 人間は「あなたは大切な存在で、生きている価値がある」というメッセージを、つねに探し求めている生き物だと思う。そして、それが足りなくなると、どんどん元気がなくなり、時には精神のバランスを崩してしまう。 「こんなものでいい」と思いながらつくられたものは、それを手にする人の存在を否定する。(中略)人々が自分の仕事をとおして、自分たち自身を傷つけ、目に見えないボディブローを効かせ合うような悪循環が、長く重ねられている気がしてならない。 --- 「こんなものでいい」という考えによって作られたものがたくさん流通しているのは、作り手の悪意や怠惰によるものではなく、買い手の少しでも割安な買い物をしたいという考えによる部分が大きいと思う。これは今や私たちの思考の奥深くまで根を張った考えであり、ここから自由になることは難しい。なぜならお金は自分の命そのものである時間と引き換えに手に入れたものなのだから、これを大切にしないことは自分自身を大切にしないことになってしまう。そのために商品を買うときには品質に対する要求水準を我慢できるぎりぎりまで落とすことで安く購入し、そのことで自分の命の価値を相対的に高めようとするのだ。しかしその結果、作者も指摘するように「あなたの価値は、こんなものだ」とでもいうようなメッセージを受け取ることになり、傷つくことになる。
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2012年02月 09/17 未読の棚からとって、読んでみたらすばらしくよかったです。 「観察力」の話にはすごく共感。 仕事と自分の関係を考える上でヒントになりました。 時々、読み返したい一冊。
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豊かな仕事。頼まれなくてもする仕事。そういうものに出会うため、そういうものを続けるための示唆・ヒントに満ちた本。主にものづくりを行う人々に偏ってはいるけれど、天職みたいのを未だ実感できない全ての人に、一度読んでみて欲しいと思う一冊。
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patagoniaやヨーガンレールなど魅力的なものづくりをしている会社や人々を訪ね歩き、その『働き方』に注目したルポルタージュ。『会社に就職する』ではなく、『自分の仕事をする』ことについて初めて真剣に考えさせられた一冊。働くことに関して後ろ向きなイメージしか持ち合わせていなかった...
patagoniaやヨーガンレールなど魅力的なものづくりをしている会社や人々を訪ね歩き、その『働き方』に注目したルポルタージュ。『会社に就職する』ではなく、『自分の仕事をする』ことについて初めて真剣に考えさせられた一冊。働くことに関して後ろ向きなイメージしか持ち合わせていなかったけど、この本を読んでとても自由で楽しい気分になれた記憶がある。結局ものづくりとは無縁の仕事に就いてしまったけど、職種を問わず『いい働き方』をするための知恵がたくさん詰まっていると思う。特に『パンは手段であって気持ち良さを届けたい』というルヴァン店主・甲田氏のインタビューは印象に残っている。
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この本の初版は、2003年に発行された、文中に、「日本の余剰生産能力は、現在50兆円に膨らんでいるという。つくるべきものが明確な時代には、優れたリーダーシップと勤勉な働き手がいればよかったが、そうでない時代に入っているのなら、次の時代を探し出し、形にしてゆくための、新しい人材と...
この本の初版は、2003年に発行された、文中に、「日本の余剰生産能力は、現在50兆円に膨らんでいるという。つくるべきものが明確な時代には、優れたリーダーシップと勤勉な働き手がいればよかったが、そうでない時代に入っているのなら、次の時代を探し出し、形にしてゆくための、新しい人材と方法が必要だ。」とあるが、アメリカやEU加盟国などの先進諸国の経済成長が鈍化している現在、次の時代を探し出すことは極めて難しい課題であろう。これからは、経済格差が拡大するアメリカや日本などの富裕層や開発途上国の消費に頼った商品やサービスを開発するしか道は無いのであろうか?
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考え方や取材対象にちょっと偏りがある気がして、何というか、共感できない部分も多々ある。 でも「丁寧に時間と心がかけられた仕事は、それをする人も、受け取る人も幸せにする」という部分にはとても共感。 どんな仕事でも、大事なのは「愛」だよね。
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人には色々な働き方、生き方があります。奈良で若い人が集まって各々の働き方、生き方を話し合うセミナーがありました。この本は、その時のプレゼンターの働き方、生き方を紹介しています。
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