1,800円以上の注文で送料無料

放浪の戦士(1) の商品レビュー

4.3

114件のお客様レビュー

  1. 5つ

    53

  2. 4つ

    38

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2011/11/17

前国王の妾の子であったために、国内の貴族の陰謀によって王位と命を狙われて城を脱出し、追っ手の者たちと単身で戦う若き国王ウォルの前に、異世界から落ちてきたという謎の少女リィが現れ、助太刀をするところから物語は始まる。 【引用】 とても長いお話ということで、身構えて読み出したのです...

前国王の妾の子であったために、国内の貴族の陰謀によって王位と命を狙われて城を脱出し、追っ手の者たちと単身で戦う若き国王ウォルの前に、異世界から落ちてきたという謎の少女リィが現れ、助太刀をするところから物語は始まる。 【引用】 とても長いお話ということで、身構えて読み出したのですが びっくりするぐらいスイスイ読めました。 この作品はキャラクターの魅力がすごいです。 物語が進むにつれてキャラクターが増えますが、書き分けが上手く個性的。

Posted byブクログ

2014/01/16

リィが子供にしては凄いんだろうけど、普通の事を言っているのに凄いともてはやすのがひっかかる 体術が凄いというのはわかるが、頭が良いという設定は周りが阿呆すぎて引く という些細な点にひっかかるが 、人物周りのやり取りは面白くなってきた所 ウォリとリィの二人旅だときつかった

Posted byブクログ

2011/08/29

初めて読んだのは専門学校の時。1巻をふと買ったら面白くて既刊を読み終えるまであっと言う間だった。その後、新刊が出るたび即購入。もう10回以上読んでるかな?好きな台詞、心が震える台詞満載の、私にとってはベスト10に入る大切な小説。IDもこの小説からお借りしました。

Posted byブクログ

2011/08/09

サクっと読めるのに、おおっという驚きやじわ~っとくる感動ありのお得なファンタジー。根本的に登場人物の性格が重くないので、読みやすい。シリーズ読破を目指す。

Posted byブクログ

2011/06/09

いやー久々にすごくおもしろい王道ファンタジーを見た! これまでこの小説を知らなかったのが恥ずかしい。 海外のファンタジーに飽き飽き・ガッカリしっぱなしだったけど やっぱり和製王道いいねb

Posted byブクログ

2010/08/10

友人が、「日本人でこの本を読んだことがないなんて、そんな勿体無い話はない」と豪語していたので、手にとった。 なるほど、よどみなく読める。輸入もののファンタジーの長編は翻訳で不自然な日本語になりがちだったり、文化や歴史の違いから、作者の意図することが察しにくいことがある。和製洋物フ...

友人が、「日本人でこの本を読んだことがないなんて、そんな勿体無い話はない」と豪語していたので、手にとった。 なるほど、よどみなく読める。輸入もののファンタジーの長編は翻訳で不自然な日本語になりがちだったり、文化や歴史の違いから、作者の意図することが察しにくいことがある。和製洋物ファンタジーは、そういった問題こそないものの、三流小説になりがち。しかしデルフォニア戦記は、いわゆる「プロの犯行」。恐ろしいほど完成度の高い和製洋物ファンタジー。 読みやすさは抜群だけれど、なにせ指輪物語を超える長編だ。クラッシュ・ブレイズまで読み終えるのはかなり先になりそうだ。

Posted byブクログ

2010/09/27

この本に出合えてよかった。 リィの言葉に「はっ」と何かに気付かされる私がいます。生きるとはどういうことなのか。生けるものを殺すとは?仲間を持つとは?リィの一本筋の通った生き方は、読んでいる私を叱責するようです。

Posted byブクログ

2010/07/21

いや~、こういう本はサクッと読めちゃいますねぇ(笑)  作りはいかにもいかにものRPG風。  Final Fantasy シリーズやドラクエシリーズの大好きな KiKi にとって、これは決して嫌いなタイプの物語ではありません。  このお話の冒頭で異世界から急に現れたリィを見ている...

いや~、こういう本はサクッと読めちゃいますねぇ(笑)  作りはいかにもいかにものRPG風。  Final Fantasy シリーズやドラクエシリーズの大好きな KiKi にとって、これは決して嫌いなタイプの物語ではありません。  このお話の冒頭で異世界から急に現れたリィを見ていると Final Fantasy X のヒーロー、ティーダを彷彿とさせます(笑)  ま、決して嫌いなタイプの物語ではないんですけど、好物か?と言えばそこは微妙なところです。  まだまだ第1部の第1作目、物語は始まったばかりだし、この文庫本では第1部が4冊、第2部が3冊、第3部が5冊、第4部が6冊という全18冊の大巨編(?)の1冊目なので、登場キャラ紹介という色彩が強くなってしまうのはある種仕方ないことだとは思うんです。  でもね、そのためだとしてもちょっとキャラばかりが立ってしまっていて、世界観に説得力みたいなものが現段階ではあまり感じられないような気がするのがちょっとだけ不満なんですよね~。  でもまあ、それはこの後の17冊に期待すべきことなのかもしれませんが・・・・・。 恐らくメインの登場人物となるであろうウォル(デルフィニアの元王様) & リィ(異世界から迷い込んだ超人的な戦士 & 男か女かビミョーな存在)のやりとりがボケとツッコミっていう感じがして、どことなく関西風。  かなり厳しい闘いのシーンが連続する割には、厳しさ & 激しさ とか 切迫感 & ハラハラ感 よりもその前後で発生する彼らの会話の妙味(ほのぼの感とも言える ^^;)で読まされてしまった1冊っていう感もなきにしもあらずです。  まあ、はなっから位を追われた不遇の王様、ウォルが負けるはずがない(憤死なんていうことはありえない)という大前提のうえで描かれている物語という香りがプンプン匂っているので、尚更会話の妙に目が向いてしまうのかもしれませんけれどね。 (全文はブログにて)

Posted byブクログ

2010/07/16

デルフィニア戦記の文庫第一弾。 デルフィニア戦記はキャラクターも魅力的だし、ストーリーも面白い。大好きな作品の一つです。

Posted byブクログ

2010/06/23

男と少女、たった2人で目指すは、大国デルフィニアの奪還。 目覚めると、そこはまったく知らない世界だった。 突如なりひびく剣撃。 目の前に、追っ手に囲まれた若い男がいた。 助けてやったはいいものの、この男、謀略にひっかかり国を追われた国王だとわかった。 話してみるとなかなかいい...

男と少女、たった2人で目指すは、大国デルフィニアの奪還。 目覚めると、そこはまったく知らない世界だった。 突如なりひびく剣撃。 目の前に、追っ手に囲まれた若い男がいた。 助けてやったはいいものの、この男、謀略にひっかかり国を追われた国王だとわかった。 話してみるとなかなかいいやつだし、他の人間と違って、ぼくの事を「化け物」呼ばわりしないのも気に入った。 「ぜひともおまえに王冠をかぶせてみたくなった」 刺客に追われ逃亡中の王ウォルと、異世界から来た謎の少女リィ。 次々に現れる困難を乗りこえ、2人はデルフィニアの大地を駆ける。 血沸き肉踊る、ファンタジー小説の傑作。 力強いストーリーと魅力的な登場人物たちに心奪われる。 リィの縦横無尽の活躍と、男たちを黙らせる見事な啖呵が爽快。 さらに、彼女がふと見せる、自らの人ならぬ存在としての孤独感、かなしみやとまどいの表現が、読む者の心を打つ。 文章そのものは味も深みもないが、それを補って余りある物語の力。すばらしい。 この作品は、小野不由美の『十二国記』などとともに、当時の読書界にライトノベルへの注目をうながした画期的作品としても評価できるだろう。

Posted byブクログ