バッカーノ！1932 の商品レビュー

成田良悟(著者)

2009/10/04

今回はガンドールファミリーの話が中心だった…かな？相変わらず主人公がだれかはっきりしないまま進む物語。でもわかりにくいことはないし、十分おもしろい。話は基本前作の後という時間軸になっているけど、所々前作と噛んでるところはあるかな。一巻の内容も出て来たりで、結構御腹一杯になるお話でした。作者いわく「ほのぼの」らしいけど、私は断固として認めない。

2009/10/04

「正気でも狂気でもいいや。とりあえず、馬鹿と阿呆しかいねえのは確かだな」◆2004.10.09.読了。所有。名も無き脇役のセリフがすべてを語っています。化け物ヴィーノに愛。

2009/10/04

あとがき曰く、テーマはほのぼの。とてもそうは思えませんが、愛があってたしかにほのぼのする場面もあります。ただそうじゃないほうの場面の方が印象が強かったり。

2009/10/04

これだけ主人公不在の本も珍しいんじゃないだろうか。でも登場人物一人一人がしっかりしてて、かつ魅力的。たくさんの人や思いが交差してるお話。チェスが出てきたのがちょっと嬉しかった（あとチックすき）。