バッカーノ！1932 の商品レビュー

成田良悟(著者)

2011/05/28

図書館で借りました

　シリーズもの。ファンタジー。マフィアもの。 不死の酒に絡む騒動。今回は麻薬と抗争の話。
　この話は勘違い多々ありの基本的に超善良な窃盗バカップルが、ヒネた人たちを幸せオーラで改心させていく話。
　というか、マフィアのクセに、主要キャラに心底悪い人がいないんですがね。

　時代は禁酒法の頃。
　薬と恨みと色々。根回し。
　……電話だと雄弁らしいキース兄。（登場しても「……」以外、そうそう喋りません、彼は）。
　変人てんこもり。
　にこにこ笑いながら、鋏を使って拷問するヒトとか。アミーゴとか言いながら刀振り回す、陽気なメキシコ娘な殺し屋とか。不死より化け物ちっくな、「ヴィーノ」とか。都市伝説化まであと一歩の、情報屋の社長とか（副社長しか姿をみられない、書類の後ろに存在する何者か……）。

　兄を探す少女（兄はキースたちに川に沈められ、でも不死なので延々と溺れ続けている・その上親と兄は麻薬工場を所有していた複雑な家庭事情）、麻薬でイってしまった状態でマフィアから薬を奪ってしまった薬中の青年ロイ（薬効きすぎ特異体質）、最強の殺し屋（超わがまま）、とか入り乱れて、騒動がおきる。
　今回、あのカップルはドミノを並べて倒すのに夢中なので、あんまり出てきませんね。
　不死のベク（錬金術師）が作り出した麻薬。ベクは考える。ヒトに幸せを与えられる薬を。永遠の快楽を。結果はその幸せなお薬（一生飛ぶというヤバ麻薬）をロイに拒絶される。理由はそっちの世界には恋人（物好きな世話好きな彼女）がいないから。ロイはでも、ダメ人間（苦笑）　こういうヒトはなかなかいない。

2011/01/28

前作のプッシーフット号と大きくリンクしてる。

ガンドールのキースとラックの株が急成長しました笑。
ラック×イブちゃんが可愛い！

2010/10/03

うむ～、一作目を超えることはないけど、いい作品を作り続けていますねぇ。
伏線の張り方が素晴しい。
今回の『好きなセリフや名言』に記載している台詞も、伏線あってのもの。

2010/06/16

　やーーーっときたよ。
　「フライングプッシー号」事件のその後。
　作者は「ほのぼのとした話」を書きたかったらしい。うむ…。まぁ、ほのぼのといえばほのぼのかｗｗ

　舞台はＮＹで、ガンドールとルノアーノファミリーのグスターヴォ、そして富豪の娘イヴ、そしてそのほかの面々が入り乱れて、馬鹿騒ぎになるのであった。
　毎度ながら息もつかせぬ展開でやられました。

　でもって、ラック格好いい！！
　アニメでは、子安さんが声をやってましたが、どこをどう読んでも、子安さん以外の適任者はいない、ってぐらい格好いい（分かる人にはわかる。分からない人にはさっぱりわからない説明ｗｗ）

　で、ロイとイーディスのカップルが結構なかせるのである。
　ミリアとアイザックもそうだけど、バッカーノに出てくるカップルは、皆仲がいい。でもって、お互いを信頼しあい、愛し合ってる。
　ま、他者にはわからない歪みかたをしているラッドなんかもいるが、ただ、愛するということ、愛する人を愛するということの前には、皆、素直なのだ。
　きっと、このヘンがバッカーノの愛されてる所以というか、パワーなんだろう。

　しかし、話は相変わらずさっぱりわかりません（涙）
　そもそも、あの船に乗り込んだ人々は、どうしてあの船に乗ったんだろう…。
　ま、そのうちいつか、書いてくれると……信じてますよ、成田さん。
　できたら、早いうちが嬉しいです！！

2010/03/15

あれ…初見のはずなんだけど私これ知ってる？？
デジャヴ(´・ω・)

相変わらずバカ騒ぎでした。このシリーズは最初から最後まで一気に読んじゃうなあ。

2010/03/05

２０１０年３月４日読了。２０１０年５６冊目。

新キャラが続々登場した巻。
ときどきカタカナのファミリー名を読むのが苦痛に感じた。
でも話は面白い。

2010/01/21

ガンドールファミリーが中心？

とにかく読み進めていくたびに、前作との繋がりなんかが出てきて、もうワクワクがとまらない的な。
今作はカップルがテーマな気がする。

2009/10/07

当、時のア、メリカの、背景、をよ、く調、べてあ、る、なぁ。
文章、も読み、やすく、なった、上手く、なっ、たから、かな。

2011/08/09

前作までのメインたちは、ひたすら遊んでました。キース兄さんかっちょいいです！素敵過ぎますよ！？

2017/05/01

マフィアに向かない三兄弟のくだりがとてもかわいい。
末っ子キャラじゃないのに絶対このこお兄ちゃんこだ！ってなる描き方がうまくて好き。