愛をください の商品レビュー

辻仁成(著者)

2010/01/10

文通がしたくなる。旅に出たくなる。
途中から展開はだんだん読めてくるけど、泣けます。この本を読んでいると、基次郎っぽい文体に自分がなっていく。おかしいか…うん、おかしい。

2010/01/01

最近になって本を読むことの重要性とか楽しさに目覚めた私。

今まで読んできた本とは一味違う作品。
たぶん、これが文学。
精神世界とか、そういうの。

読んでいて苦しくなった。
文字を読んで胸が締め付けれられる。
途中で読むのを中断してしまうほど
心にしみる言葉たち。
一気に読むのとはまた違うかな。

生死
愛
友情
憎悪
嫉妬
幸福
不幸

人間のありとあらゆる感情を
生と死を大きなテーマにして描き出している作品。

2009/10/17

テレビドラマとは随分違うけれど、やっぱり切ない物語。
手紙で真実を打ち明けるというのは、私がBlogを書くことにも通じているのかな…。
だとしたら、それは本当に心の支えになるし、かけがえのない相手であるのだけれど、それが分かるからこそ…ラストは辛いものとなりました。

2009/10/17

もーなんか
上手く言えないけど
胸がいっぱいです。
読んでよかった。出会えてよかった。

手紙形式って珍しいよね。
何通も片方の手紙が続くと「なんで返事くれないのかな…」って自分のことみたいに不安になったりして。
最後の方はどきどきしながら読んだ。
私も誰かに手紙を書きたくなった。

青空に地球は守られている、はやっぱり素敵な考え方だと思う。

2009/10/07

李理香と基次郎の文通を基軸とする物語。

ドラマよりシンプルに展開されるので、
感情移入しやすい意味ではこっちのほうがお勧め。
蕗ちゃんもいい味出してます。

2009/10/04

全編にわたって、登場人物二人の手紙によってストーリーが展開されている小説。
高校時代だかに一回読んだんだけど、改めて読むとその生々しさに脱帽。
はじめて電車男を読んだ時にも思ったんだけど、日付が書かれていたり、掲示板とか手紙とかいう形式だったり、小説としてはどうなのって意見もあるかもしれないけど、すごくリアルに感じる形式だと思った。
あと個人的には主人公が児童養護施設出身ってのにちょっと感情移入してしまった。
やっぱり昔と今では気づくところが違う。

2009/10/04

手紙の形式で描かれる愛の物語。
人を信じられず、愛に飢えている人はこの世にどのくらい居るのでしょうか。
衝撃的なラストに胸が切なくなります。

2009/10/04

基次郎と李理香の２人の文通のやりとりを描いた恋愛小説。
とてもとてもピュアできれいなお話。

再読が苦手な僕がこの本に関しては何度も何度も読み返しています。
一番最初に読んだときはずっとドキドキが泊まらなかった。
こういう純粋さをいつまでも忘れていたくないと強く思います。
恋愛小説としては断トツで１番好きな作品です。

2011/08/06

孤児のリリカと基次郎の手紙のやり取りでのみ構成される珍しい？タイプの小説。手紙ってそもそも感動してしまう要素たっぷりですが、「思いやり」〜「愛」を感じとることのできる基次郎の手紙に本当に感動する。途中で想定外の展開でそこから続くラストまで、その愛の深さに感涙。（ちゃんと想像しながら読めば感づくのかもしれませんが、私はリリカの周辺の変化・不幸の方に目がいってしまい、想像できませんでした）ゆっくりかみ締めながら、でも一気に読むことをお勧めしたい本です。

2009/10/04

これを読んでから、初めて小説がおもしろい!!って思え始めました。
だから、私にとって印象深い一冊です。