1,800円以上の注文で送料無料

意識とはなにか の商品レビュー

3.2

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2011/06/25

【出会い】 なんとなく、Book offの100円コーナーで 【概要】 当たり前に存在していると思われる意識を持った<私>について、掘り下げる。 【感想】 読み終えても茂木氏が何をしている人なのか、今ひとつピンとこず・・・

Posted byブクログ

2011/02/06

脳科学から哲学的な領域に入った茂木さんの意識論。やはりクオリアに関する記述も多く、理解しにくいきらいもあるが子供の「ふり」に関する考察や痛くて泣くという行為は母(他者)にみられることで意味を持ち、見られていなければ意味を持たないといったことから導かれる「自己という同一性とは他者と...

脳科学から哲学的な領域に入った茂木さんの意識論。やはりクオリアに関する記述も多く、理解しにくいきらいもあるが子供の「ふり」に関する考察や痛くて泣くという行為は母(他者)にみられることで意味を持ち、見られていなければ意味を持たないといったことから導かれる「自己という同一性とは他者との関係性によって生み出されるもの」という考え方は、面白い話だと思います これは、仏教で言うところの縁起の思想そのものだと思われ、最新の脳研究の知見を考察した茂木さんからも2500年まえの釈迦の思想が導かれる不思議が面白い。

Posted byブクログ

2010/06/06

世の中には、言葉の意味やクオリアの問題、あるいは私が私であることといった哲学的問題は、実際的な意味では役に立たないと考える人はたくさんいる。 人間の場合、何が生きるうえでもっとも大切で、節実な報酬であるかははっきりしている。自分が所属する社会の構成員である他者からどのように評価さ...

世の中には、言葉の意味やクオリアの問題、あるいは私が私であることといった哲学的問題は、実際的な意味では役に立たないと考える人はたくさんいる。 人間の場合、何が生きるうえでもっとも大切で、節実な報酬であるかははっきりしている。自分が所属する社会の構成員である他者からどのように評価されるかということである。 私たちが認識するものすべて、この世界に孫座うするものすべてを構成する個物であることは、常に生成し続けることによって支えられている。

Posted byブクログ

2014/10/27

[ 内容 ] 太陽の輝き、朝のコーヒーの香り、小鳥のさえずり…私たちの意識は鮮やかな質感(クオリア)に満ち満ちている。 物質である脳が、心の中に、そうしたユニークな感覚を生み出すのはなぜか? そして、すべてを感じる存在としての「私」とは何ものなのか? 人類に残されたこの究極の謎を...

[ 内容 ] 太陽の輝き、朝のコーヒーの香り、小鳥のさえずり…私たちの意識は鮮やかな質感(クオリア)に満ち満ちている。 物質である脳が、心の中に、そうしたユニークな感覚を生み出すのはなぜか? そして、すべてを感じる存在としての「私」とは何ものなのか? 人類に残されたこの究極の謎を解きほぐす鍵は、他者との関係性の中でダイナミックに変化する脳のはたらきにある。 既存の科学的アプローチが解明できずにきた難問に新境地を展開する画期的論考。 [ 目次 ] 1 心と脳のミステリー―クオリアと同一性(「私」の心をめぐる問題 「あるもの」が「あるもの」であること 「同じこと」と「違うこと」) 2 「私」というダイナミズム―コミュニケーションと生成(やさしい問題とむずかしい問題 「ふり」をする能力 コミュニケーションから生まれるもの) 3 意識を生み出す能―「私」とクオリアの起源(「私」の生成とクオリアの生成 意識はどのように生まれるか 生成としての個を生きる) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2009/10/04

 平易に記述されている中で、尋常ならざる難しさが垣間見えます。したがって、本の内容はよくわかっても、その内容の本質はほとんどわからない。上辺だけをなぞったという感じでしょうか。そして上辺だけをなぞるのは、現時点では致し方がないのでしょう。  『クオリア入門』よりは、読みやすかった...

 平易に記述されている中で、尋常ならざる難しさが垣間見えます。したがって、本の内容はよくわかっても、その内容の本質はほとんどわからない。上辺だけをなぞったという感じでしょうか。そして上辺だけをなぞるのは、現時点では致し方がないのでしょう。  『クオリア入門』よりは、読みやすかったですね。

Posted byブクログ

2009/10/21

なぜ、脳という物質のふるまいに伴って、私達の意識が生まれるのか? 「私」が「私」であることの不思議さ。 誰しもが幼い頃から何となく抱いている、だけど何となくうやむやにしている、 この本は、そんな疑問に分かりやすく応えてくれています。 私が生きている間に「クオリア」がどのように生ま...

なぜ、脳という物質のふるまいに伴って、私達の意識が生まれるのか? 「私」が「私」であることの不思議さ。 誰しもが幼い頃から何となく抱いている、だけど何となくうやむやにしている、 この本は、そんな疑問に分かりやすく応えてくれています。 私が生きている間に「クオリア」がどのように生まれるか解明されるかな。 多分無理だろうな…。 関係ないですが、科学者ってモーツアルト好きな人多い、と思いました。

Posted byブクログ

2009/10/07

茂木さんは、漠然としたぼんやりした問題を、わかりやすく、急がずゆっくり丁寧に具体的に、学問的な言葉ばかりでなく身近な日常の言葉で書いてくださるので、本当に毛穴からすいすい〜〜っという感じで、頭の中に向かってテレパシーで直接話しかけられているかのように、染み透る感じで理解できます。

Posted byブクログ

2009/10/04

読了できなかった。 一つの事象を説明するのに少々言い回しがクドイように感じる。混乱して何を言いたいのかよくわからん状態になりました。 私の理解力が足りないだけかも知れませんが、助けて京極堂。(京極堂なら上手く説明してくれそうだから)って思いました。 というわけで、断念。

Posted byブクログ

2009/10/04

意識が物質である脳からどのように生み出せれるのかにとても関心がある。それでこの本を読んだのだが。  著者も書いてあるように,そのことに関して,今の段階で脳科学もまだ解明できていないようだ。  そのせいだろうが,すっきりしない。

Posted byブクログ

2009/10/04

心=脳。脳科学の見地から書いています。人それぞれのクオリアによって感じ方が違うので、同じ事を言っても、捉え方が違うのはこの為?当たり前だと思っている事を1度考えてみるのもいいかも。思ったより読みやすく、おもしろかったです。 (2006.2.16)

Posted byブクログ