狐笛のかなた の商品レビュー
心に傷を負った優しい人、ものが登場人物である作品が上橋菜穂子さんの作品には多く、そこが心惹かれるのだと思いました。 守り人シリーズや獣の王者等と構成は似ています。 ただ、こちらは終わり方も優しくて読了後に心がホッとしました。素敵なお話でした。
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とても好きな作品です 舞台も見に行ったことがあります 日本の昔の風景とファンタジーが混ざったような温かいお話です
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(児童書) 面白かった。 本を読み進めて、残りもう少しというところで ちゃんと物語終わるのかと思ったが、するっと終わった。 領地争い、恨み、諍いなどでなくなった命はかえらないけれど、これ以上の不幸を呼ばない平和な解決ができてよかった。 野火も小夜もすごくすき。
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上橋菜穂子さんのここまで純粋な和風ファンタジー、はじめて読んだのですが、とても良かったです。 やっぱり上橋菜穂子さんはおもしろいなぁ。 最初から最後までドキドキしながら一気に読みました。 最後もとても好き。
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心の闇(孤独感や絶望感)を扱うテーマの話でした。 でも、それらを乗り越えた先にはきっと一筋の希望の光が見えると感じる小説でした。
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長編ばかり読んでたからか物足りなさがあり、読み易いし読んでる間は面白くて次々と進んだんだが、特に記憶に残った所はないかも。
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小さい時に母親を亡くし、産婆をしている村のおばあさんに引き取られ、成長する小夜。 小夜を育ててくれたおばあさんが亡くなってから、小夜の運命が動きだします。 2つの国があり、お互いが恨み合い、片方の国からは様々な呪いをかけられ、その呪いの犠牲になるたびに恨みが増していく感じで...
小さい時に母親を亡くし、産婆をしている村のおばあさんに引き取られ、成長する小夜。 小夜を育ててくれたおばあさんが亡くなってから、小夜の運命が動きだします。 2つの国があり、お互いが恨み合い、片方の国からは様々な呪いをかけられ、その呪いの犠牲になるたびに恨みが増していく感じで話は進んでいきます。 人と人との恨みあいは、お互いが傷つき、(弱い立場ほど傷が深い)いいことは無い。(繰り返されるなんて、いちばんダメなこと)という事が語られていると思いました。
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使い魔である霊狐野火,霊狐の命は術者の手の中にある。主に逆らい命をかけて小夜を守る野火の姿に胸が熱くなる。小夜と野火の一途な愛は切なく,奇跡を信じたくなる。
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上橋菜穂子先生の作品は本当にどれも大好きだ この作品は特にもっと評価されてもいいと思う。 本当に素敵な物語だった
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「封印とかれる」 見たことを忘れさせて。 心が壊れる寸前なら必要な事だったかもしれないが、それ以外の理由で勝手にするのは少し過保護すぎでは。 一人になっても大丈夫なように、色々と気を利かせ生きている間に繋がりを作ってくれたのは感謝しかないだろう。 「呪者と守護者」 関わらぬよう...
「封印とかれる」 見たことを忘れさせて。 心が壊れる寸前なら必要な事だったかもしれないが、それ以外の理由で勝手にするのは少し過保護すぎでは。 一人になっても大丈夫なように、色々と気を利かせ生きている間に繋がりを作ってくれたのは感謝しかないだろう。 「呪者と守護者」 関わらぬよう口約束し。 自身が意図して使用するものであるのであればいいが、無意識に使ってしまうのは逃げ道がなさすぎるよな。 強い力を持っているのであろうが、本人が嫌がる道なら今後一切干渉しないことぐらいしかないのかもしれないな。 「野火と小夜」 裏切ってまで守りたい。 敵側の者が使っていた者を信じろと突然言われても、普通に考えれば不審な点しか思い浮かばないだろうな。 互いに現状を理解しあっている状況だったとしても、二人の事を知る者たちからすれば不安要素しかないだろうな。 「呪いの結末」 全ての計画を企んだ者。 どこまでも用心深く作られた台本ではあったが、呪者として放った狐に欺かれるとは思わなかっただろうな。 どちらが悪かと問われれば答えるには難しいだろうが、どちらも悪の可能性があるといえば簡単な答えなのかもな。
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