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ミッドナイト・コール の商品レビュー

3.5

36件のお客様レビュー

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 短編集も上手い作家…

 短編集も上手い作家さんだなと正直思った。真夜中の一本の電話が日常を本の少し変えることって ありますよね

文庫OFF

ランディさんの作品な…

ランディさんの作品なのに良い意味で結構普通な恋愛小説です。

文庫OFF

自分の気持ちを見失っ…

自分の気持ちを見失ったが、必死に自分を探している女性たちを書いた作品。8つの話が収録されています。

文庫OFF

短編集。リアルな様で…

短編集。リアルな様で、どこか不自然。自然体の様で、何か隠してそう。そんな感じの女性達の恋愛物小説。淡々と読みたい感じがしました。

文庫OFF

恋愛短編集。自信が無…

恋愛短編集。自信が無い女性らの心境がよく書かれています。

文庫OFF

一気よみ!

女性の恋愛を綴る短編集。しんとした静けさに満ちた夜の、やるせない凶暴な孤独とか。好きで好きで、どうにもならない感じとか。狂おしい感情に突き動かされる女たちの姿は、痛々しくも自分に似ていたりして。目が離せない。

TKS

2016/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

田口サンディさんの短編集『ミッドナイト・コール』を読了。帯には恋愛短編集と書いてあるのだが、僕は読んでいてそうは思わなかった。確かにどの短編も恋愛に悩む女性が登場するのだが、登場する主人公である女性がすべからく不安を抱えているというのが特徴で、僕には今の未婚女性の生き方の難しさ、男性との距離のとりかたの難しさを描いた小説のように思われた。とはいっても思うところはやはり女性の事は自分はわかっていないなあというところがやはり強く残るのだが、わからないなりに悩みの深さは伝わってきて、世の中面白いとは思うが、恋愛までも大変な時代になってしまったかとちょっと哀しい気持ちにもなった。つたない経験から思うのは、自分の気持ちがストレートに伝えられないってつらいし、また良い関係構築のうえで全く駄目だよね。まあそういうちょっとほろ苦い頑張っている女性達の物語を読むBGMに選んだのがKeiko Lee.

Posted byブクログ

2016/01/28

田口ランディは好きだけど、この本は好きじゃなかった たぶん私が恋愛が面倒で(本当はしたいけど、気持ちや行動を縛られるとすぐに逃げ出したくなってしまう)、昔から好きな人もなかなかできないし、できてもすぐに冷めたり、恋愛にのめりこめずにきてるから、なんかそんな風に逃げてる部分には少な...

田口ランディは好きだけど、この本は好きじゃなかった たぶん私が恋愛が面倒で(本当はしたいけど、気持ちや行動を縛られるとすぐに逃げ出したくなってしまう)、昔から好きな人もなかなかできないし、できてもすぐに冷めたり、恋愛にのめりこめずにきてるから、なんかそんな風に逃げてる部分には少なからずこの小説の中の女たちと共通するところがあるからなのかもしれない。 ずっと目をそらしているところを見せられているような。こんな女たちになりたくないから、恋愛をしないでいるのかもしれないから、見ないでいるものを見せないでと思うのだろうか? でも実際ここに登場する女たちの行動や心理は理解できないことだらけでもあったけど。 あっという間に今の年齢になってて、身体を壊して男と関係すら持てない状態になっている。そんな自分の生き方もまあいっかと思うけど、まっすぐにこの小説の女たちみたいになれないのも、女としてどうなのかなともお思う。

Posted byブクログ

2014/03/01

要領が悪くて うまく生きることができない。 男好きな独身女性は是非読んでほしい。 だめ女必見です。 短編集です。 個人的には「海辺のピクニック」がお気に入りです。 ランディさんの文章は 毒があるのに 憎めなくて 大好きです♪

Posted byブクログ

2013/03/10

読んでいて思わず「あるある」と言ってしまう。「100万年の孤独」松村一穂の「自分の中に何かこうしてほしいイメージがあるくせに、それをはっきり言わないで、相手にわからせようとする」の台詞に言う側の立場も言われる側の立場もよくあるし、理解できる。「電話を待ちながら」のいつまで待っても...

読んでいて思わず「あるある」と言ってしまう。「100万年の孤独」松村一穂の「自分の中に何かこうしてほしいイメージがあるくせに、それをはっきり言わないで、相手にわからせようとする」の台詞に言う側の立場も言われる側の立場もよくあるし、理解できる。「電話を待ちながら」のいつまで待っても電話してこない東大卒の松島君より、携帯を拾ってしつこいくらい電話を掛けてくる変態男にひかれるのはよく分かる。必要な時に側にいなければ心は離れて行ってしまうものだよね^ ^

Posted byブクログ