ミッドナイト・コール の商品レビュー
なにに期待してなにに傷付いてるんだろう。 男友達と呑んで、帰ろうかと言われた時、あたしもいつもそう思う。 別に泊まりたいわけじゃないのに、なぜかこのままわかれるのがたまらなく寂しくなる。 本当、男女の仲って難しい。
Posted by
西暦2000年、二十世紀最後の師走に、女は煩悩を抱え受話器を持って佇む。 好きだなー、この情景。この彼女が2013年の今日、どうしてるのか知りたい!そんな悩める女性たちのストーリー。私の人生だって負けちゃいないぞ
Posted by
30代の心理なのかな。 わがまま過ぎない程度に素直でいたい。さみしい時はさみしい、会いたい時は会いたいって言える人を好きでいたいな。 ま、女はあべこべの態度取っちゃうんだけどね!かわいくないものなのだ!
Posted by
少し辛口なコメントになってしまったので、お好きな方はごめんなさい。 本の中にも出てくる言葉ですが、「思考の99%が」恋愛に閉められている女の人達の話。私はそうではないので、少し、読んでいて退屈してしまいました。 後、麻薬を吸う男の子の話が出てくるのですが、そういうのって、読んで...
少し辛口なコメントになってしまったので、お好きな方はごめんなさい。 本の中にも出てくる言葉ですが、「思考の99%が」恋愛に閉められている女の人達の話。私はそうではないので、少し、読んでいて退屈してしまいました。 後、麻薬を吸う男の子の話が出てくるのですが、そういうのって、読んでいる若い子に悪影響を与えると思うので、悪ぶっているような感じがして、少し作者が好きじゃなくなってしまいました。 でも面白い部分は何点かありました。海辺のピクニックの中で、「なんでも深く考えてしまう。自然に任せることができないんだ」にすごく共感しました。周りの勇気ある決断をしている友達を眺めている私には特に。 京都の夜のなか。外国で暮らしていた女の人が、日本人の男性の愛情表現に不満を持つ。帰国子女の私から言うと、こんなのは幻想。実際の友達の中でも、外人じゃないとっていう女の子は大抵、小さい頃の海外経験はなく、大人になってからの経験で、それを自慢げに吹聴する子が多い。世間の思い込みを書いた様に感じる。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自信がなくて、さびしくて。 自分は最低だ、馬鹿みたい。 そんな感情の揺れに わたし自身も揺さぶられるような錯覚に陥って。 「花嫁の男友達」のラスト一文が きらり、と輝いて読めたのは 私だけだろうか。 傍目にどう映ろうと、 また前を見て歩いていくんだ。 そんな姿が、きらきらと美しかった。
Posted by
吉本ばななと田口ランディはなんとなく避けていたわたしだが吉本ばななのキッチンおもろかったしとおもって読んでみたらおもろかった! なんか わかるわー そうゆうのあるわーみたいなとこあって 出てくる女性達に親近感
Posted by
http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-149.html
Posted by
23歳くらいのときに初めて読んで つまらないわと思ったのですが、 今日読み返してみたら案外面白かった。 というか、当時しっくりこなかった 主人公やそのまわりの人のあれこれが なんだか身につまされるような感じがして。 主人公の年に近くなったからなのかしら。 あと、最...
23歳くらいのときに初めて読んで つまらないわと思ったのですが、 今日読み返してみたら案外面白かった。 というか、当時しっくりこなかった 主人公やそのまわりの人のあれこれが なんだか身につまされるような感じがして。 主人公の年に近くなったからなのかしら。 あと、最近落ち込むことが多かったのだけれど、 この本の中の 「女も30近くなればいろいろ人に言えないこともある」 という言葉にちょっとほっとしました。
Posted by
大好きな男友達としこたま飲んだ夜、雨の中を一人マンションに帰された加津子は、猛烈な怒りを押さえられないでいた。やりきれない傷みとさびしさにまかせ、過去につきあった男たちに次々と無言電話をかける加津子。やがて一年前に婚約解消された高木につながり…(「アカシヤの雨に打たれて」)。自信...
大好きな男友達としこたま飲んだ夜、雨の中を一人マンションに帰された加津子は、猛烈な怒りを押さえられないでいた。やりきれない傷みとさびしさにまかせ、過去につきあった男たちに次々と無言電話をかける加津子。やがて一年前に婚約解消された高木につながり…(「アカシヤの雨に打たれて」)。自信をもって誰かを好きになるために、本当の自分を探している女性たちを描いた恋愛小説集。 どこかで、話がつながってて読みやすく、なるほどー といった面白さもあったりした印象ですね♪
Posted by
自意識過剰で嫌な感じの女達の、うまくいかない恋愛を描いた短編集。切なくてやっぱり官能的。こんな風に女性って考えるもんかなぁと少し思ったり。 一番良い話は…またしても後書き(笑) 恋って、自分の気持ちにピッタリな石を見つけて、誰かに届けることなんだってさ。
Posted by