依存 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大学の飲み仲間たち男子学生2人女子学生3人が教授の家に呼ばれる。教授の奥さんは、一人の男子学生の元母だった。しかも、双子の兄を自殺に追い込んだと言い出す。 その男子学生の過去とトラウマが明らかになり、双子の兄とは自分を罰するために作り出した幻影だと分かる。 サイドストーリーで学生それぞれが持つ悩み(ストーカー)等を酒を飲みながら、推理して解決していく。 学生たちの関係が面白くて、事件解決をしていく過程も面白い。 中心線が予想できて残念。
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『身代わり』を読んで、読みたくなって再読。タックの状況の重さに、後はほとんど記憶からとんでいたようだ。 諸々の“なぜ”の回答が苦い。ウサコの一面もまた。 このシリーズ、もっと読みたい。
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歪んだ愛情と自己欺瞞の世界が書かれた1冊。 今まで気づいてなかった自分の気持ちに気づいたり色々。 後は、今まで語られる事のなかった登場人物たちの過去もチラホラ。 今までのシリーズの中で1番読みごたえがあったかな。(って言っても、実は全シリーズ読破出来てない…(^_^;))
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自己欺瞞:自分で自分の心をあざむくこと。自分の良心や本心に反しているのを知りながら、それを自分に対して無理に正当化すること。 無駄な議論ってわけじゃないんだけど、シリーズ最初のころってこんな議論ばっかりだったかなぁ。前半はちょっと流しながら読んでしまった。ただ、後半になるにつれて...
自己欺瞞:自分で自分の心をあざむくこと。自分の良心や本心に反しているのを知りながら、それを自分に対して無理に正当化すること。 無駄な議論ってわけじゃないんだけど、シリーズ最初のころってこんな議論ばっかりだったかなぁ。前半はちょっと流しながら読んでしまった。ただ、後半になるにつれてどんどん引き込まれてく盛り上がりかたはさすが。
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面白かったのは最後の10ページくらい。新井素子のような語り口調はやはり好きではない。厚い割には本編に関する部分が少ない。
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前はタカチの父子関係を書いたが、今回はタックの母子関係。 枝葉のような事件がタックの母子関係にまでつながるのはちょっと驚いた。誘拐の件あたりはかなり無理があるような気もしたが、まぁ些細なことだろう。 これまでのシリーズで散りばめられた人間関係が収束した気がする。 男とか女、...
前はタカチの父子関係を書いたが、今回はタックの母子関係。 枝葉のような事件がタックの母子関係にまでつながるのはちょっと驚いた。誘拐の件あたりはかなり無理があるような気もしたが、まぁ些細なことだろう。 これまでのシリーズで散りばめられた人間関係が収束した気がする。 男とか女、ジェンダーやフェミニズムみたいなのは、私的には苦手だ。話の題材としては展開しやすいと思うけどね。
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ミステリーとしても恋愛小説としてもとても面白い作品。シリーズものの一作ですが、全部読んでるファンとしては感慨深い作品。
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こわっ!こわいよっ! 歪んだ愛というものは恐ろしいものです。 タック&タカチシリーズと呼ばれるシリーズの一作。 わりと長めの長編ですがその主軸の事件はいっちゃ悪いが結構どうでもいい事件(今までのに比べると)。 けどそれに関わる登場人物の心の動きは核心にせまってます。 それと同時...
こわっ!こわいよっ! 歪んだ愛というものは恐ろしいものです。 タック&タカチシリーズと呼ばれるシリーズの一作。 わりと長めの長編ですがその主軸の事件はいっちゃ悪いが結構どうでもいい事件(今までのに比べると)。 けどそれに関わる登場人物の心の動きは核心にせまってます。 それと同時にその主軸の最後へとつながるストーリーが間にはさまれていって、次が気になる気になる。 最後にはこのシリーズのターニングポイントにもなる一連の流れ。 前二作はどちらかというとタカチの物語だったのに比べて今回はウサコの物語+タックの物語の序章といったところ。 次作を読むのが楽しみです。
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タックを可愛がる白井教授の家に招かれた。 そこで、白井教授の新しい妻として紹介されたのは、タックの母親だった。 ウサコを視点を通して物語が語られる。ボアン先輩の大きさも実感できるけど、ウサコがとにかく魅力的。タックの過去は、おまけに過ぎない。 個人的に評価が上がらないのは、タッ...
タックを可愛がる白井教授の家に招かれた。 そこで、白井教授の新しい妻として紹介されたのは、タックの母親だった。 ウサコを視点を通して物語が語られる。ボアン先輩の大きさも実感できるけど、ウサコがとにかく魅力的。タックの過去は、おまけに過ぎない。 個人的に評価が上がらないのは、タックとタカチの関係性の変化がいまいちだから。 タカチにはもっと自立していてほしかった。
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シリーズなのに依存から読み始めてしまった。依存、スコッチゲームあたりの暗さが好き。そして本の中にちりばめられている小さな謎の話が、ラストで収束していくさまが秀逸。しかし順に読んでいっていた人はここにきて驚かなかったのだろうか。筆者はこのテーマを繰り返し書いておるなぁ
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