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時宗(巻の壱) の商品レビュー

3.7

17件のお客様レビュー

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北条時宗の父時頼の若…

北条時宗の父時頼の若かりし頃を、描いた作品。権力闘争が続く中、武家政権を如何にして確立していくか。

文庫OFF

タイトルは『時宗』で…

タイトルは『時宗』ですが、半分以上は父親である時頼の物語です。ひと味違った蒙古来襲劇を楽しめます。

文庫OFF

2021/11/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

こんな三浦光村、見たことなかった! (同じ題材で別の作家が書いたものは読んだことがあったが) 本書は「時宗」が主人公であり、これは全4巻のうち第1巻(1巻では時頼がメイン)。 本当のクライマックスは第4巻にあると思うが、 第1巻でインパクトが強いのは三浦義村・光村ではないだろうか。 第1巻は、北条経時(4代執権)から時頼(5代執権)から「宮騒動」「宝治合戦」までの話。

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2020/10/05

時代は、北条時宗の父、北条時頼が兄の執権経時に代わり、執権となった時からはじまる。 一族である名越流の北条光時、前将軍藤原頼経らを打ち破り、さらに、三浦一族を法華堂にて三浦家を滅亡させる。 北条と反目した毛利季光の娘、正室の涼子から、後の時宗、正寿丸が誕生する。

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2019/10/26

みんな名前が似ていて頻繁に人物相関図を見なければすぐに誰が誰だか分からなくなるなあ。 第1巻はとにかく裏切り合いの繰り返しで、本筋がよく掴めない。 すぐに出家するのはこの時代の責任の取り方なのだろうか。

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2018/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

巻の壱では時宗の父が主役です。 なにせ時宗、生後数か月の乳児ってところでこの巻は終わりますから。 時宗がやったこと→無事生まれる 以上。 ストーリーは、鎌倉幕府をめぐる権力闘争と、武者の生きざまについて。 自軍が有利になるように、相手が失策を犯すように、互いにじわりじわりと追い詰めていく様子は、囲碁や将棋のようでなかなか趣深いです。 しかし一番心躍ったのが、鎌倉の街並み。 先月行ったばかりなので、鶴岡八幡宮の背後に、将軍の屋敷。 鶴岡八幡宮の境内に面して、若宮大路に執権の家。 え?あの辺にあれがあったの?なんて。 ああ、こんなことなら、もっとじっくり見てくるんだったな。 地名と苗字がリンクしているので、どの一族がどのあたりを拠点にしていたかがわかりやすい。 三浦氏は微妙に鎌倉に遠いところを拠点にしていたというのは、この間長谷寺から遠く三浦半島を望んだばかりなので、ものすごく納得。

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2013/03/31

読んだきっかけ:奥様が100円で買った。 かかった時間:4/13-4/15(3日くらい) あらすじ:源頼朝亡き後、北条氏に権力が移り抗争が続く鎌倉。若き北条時宗は、病に伏した兄の執権・経時に、棟梁になれと告げられた。芳情を継ぐものに安寧はない。地獄の道だ…。 内部闘争に...

読んだきっかけ:奥様が100円で買った。 かかった時間:4/13-4/15(3日くらい) あらすじ:源頼朝亡き後、北条氏に権力が移り抗争が続く鎌倉。若き北条時宗は、病に伏した兄の執権・経時に、棟梁になれと告げられた。芳情を継ぐものに安寧はない。地獄の道だ…。 内部闘争に血を流しても、国もあるべき姿を求めねばならぬ。武家政治を築いた父子を描き、「国を守るとは」を問う巨編、ここにはじまる。(裏表紙より) 感想: 高橋克彦氏の北条氏もの。まだ一巻ですが、なかなか面白かった。ほとんど知らない時代です。鎌倉から北条氏→足利ってどういう流れだったっけ…そのあたりが分かるのかな? とりあえず、1巻は5代執権の時頼の物語。時宗が生まれたところで2巻へ…。 蒙古軍が宋を滅ぼしかけているとかいう時代背景が出てきました。 そうか、時宗は元寇の時の執権か~。 あと、足利氏がちらりと出ました。 自分の頭の中の断片的な日本史がきちんとつながるのか…楽しみです。

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2012/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小説のタイトルは時宗ですが、 時頼が執権についてから宝治合戦までの話が描かれています。 3代執権泰時時代には、北条は磐石な体制を築いていたと思っていましたが、実は一枚岩ではなかったことや、将軍排斥、三浦氏を滅ぼすまでの過程など、興味深く読みました。

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2011/05/10

バカな勘違いで読み始めた本。「じしゅう」=仏教の本かと(笑) 北条時宗さんでしたね。高橋さんの文体は好みなので好き。読みやすい。

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2011/06/20

2010/10/5 Amazonより届く 2011/6/18〜6/20 2001年の大河ドラマの原作。 鎌倉幕府四代執権、経時から五代執権、時頼時代の北条氏周辺の権力闘争を描く。時宗はまだまだ出てこないが、鎌倉時代は私の読書歴の空白地帯なので、続きが楽しみである。

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