キューバ(下) の商品レビュー
カストロ議長の国「キューバ」は、彼のカリスマとキューバ人の忍耐で持っている独裁国家である。その国家の軸であるカストロが倒れたら権力をめぐって争いが起きるのが必定。その騒動に独立時代の隠し金塊やカストロの裏金の話がぐるぐる絡みあいつつ、北の大国「アメリカ」を敵として国民の力を結集し...
カストロ議長の国「キューバ」は、彼のカリスマとキューバ人の忍耐で持っている独裁国家である。その国家の軸であるカストロが倒れたら権力をめぐって争いが起きるのが必定。その騒動に独立時代の隠し金塊やカストロの裏金の話がぐるぐる絡みあいつつ、北の大国「アメリカ」を敵として国民の力を結集しようという新権力が入り乱れ、ついに生物兵器を搭載した中距離弾道弾が発射される。グラフトン海軍少将の決断は。本作は、グラフトンシリーズの最高傑作と推す向きも多く、なかなか読みごたえのある作品と言える。
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「貧者の核兵器」を巡る攻防。この頃は、キューバはまさにアメリカの目の上のたんこぶで、どうにかしてやろうという相手でありましたが、10年以上時間が経過して、国交正常化交渉を行う事となりました。正直言って、キューバよりも危険な国って、地球上にはいくらでもありますからねぇ。アメリカのキ...
「貧者の核兵器」を巡る攻防。この頃は、キューバはまさにアメリカの目の上のたんこぶで、どうにかしてやろうという相手でありましたが、10年以上時間が経過して、国交正常化交渉を行う事となりました。正直言って、キューバよりも危険な国って、地球上にはいくらでもありますからねぇ。アメリカのキューバに対する対応は「言いがかり」と思わないでも無かったので、この動きはいいことだと思います。
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カリブ海の楽園、、太陽、麻薬、S○X。。 ポストカストロを巡る争い アメリカとの覇権、生物兵器の発射スイッチが押されてしまうのか。。
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