呼吸入門 の商品レビュー
著者はあとがきにおいて「教育の根幹は息にあり」と確信のもと、無給で全く評価の無いなか呼吸について20年以上研究を続けてこられたことを自虐的に語られておられます。 研究を結実させた「息の人間学」を多くの方に読んでいただくのは叶わぬ願いとされておりますが、機会があれば読んでみたい...
著者はあとがきにおいて「教育の根幹は息にあり」と確信のもと、無給で全く評価の無いなか呼吸について20年以上研究を続けてこられたことを自虐的に語られておられます。 研究を結実させた「息の人間学」を多くの方に読んでいただくのは叶わぬ願いとされておりますが、機会があれば読んでみたいと感じた。 ゆとり教育の誤りや息を整える事、「型」の文化が失われている事への警鐘だけでなく「三・二・十五」「ハミング」「シェイキング」など呼吸を整える具体的手法も記されており良い学びを得た。
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元来、呼吸は腹の力をしっかり使ってやるものです 例えば、武士と言うのは日本文化の1つの典型です。あれは極めて演劇的な存在です。生まれた時から教育を受けて、武士と言う人生を演じているわけです 病院まで君をとればとるほど、体はエネルギーをより効率よく使うことができるのです 体に中新宿を作ると力みが抜ける ゆったりとした呼吸が技として身について、1匹の1学期のような体になると、それはもうどこへでも持ち運び可能な寺院を持っているようなものです 教育と言うのは、自然の流れに任せでは身に付かないことを身に付けるためのものです
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人に薦められた本を読む第16冊目 職場の後輩に薦められた本。別れの際に沢山付箋が貼ってある、だいぶ読み込まれたであろう大切な本をそのまま貰って、非常に心打たれた。自己啓発本はあまり好きではないのだけれど、念頭に置いておこうと思ったメッセージが少なからずあった: ・ケツの穴に指をつ...
人に薦められた本を読む第16冊目 職場の後輩に薦められた本。別れの際に沢山付箋が貼ってある、だいぶ読み込まれたであろう大切な本をそのまま貰って、非常に心打たれた。自己啓発本はあまり好きではないのだけれど、念頭に置いておこうと思ったメッセージが少なからずあった: ・ケツの穴に指をつっこまれても怯まないくらいの覚悟をせよ。 ・相手の吐く息に注視しながら呼吸を同調させると、相手も気を許す様になる。どんな人間も一体化した呼吸を感じると安心する。 ・「積極的受動性」を持て。息を吐いて、新しい事を受け入れるスペースを作る。相手の話している事に傾聴する。従来の「型」と現在の「こなし」は違う。たまには「ながら」ではなく、物事に集中する。 ・子供を教える時:「10カウント」「回し読み」「大縄跳び」。呼吸を一つにして、気の流れを皆で読める様に。
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△体を揺らして空気を入れ替える方法が良いと思い取り入れました。 △足の親指の付け根と臍下丹田を意識することによって、体の安定感を感じることが出来ました。
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呼吸を切り口に、型と文化まで語ってしまいます。 呼吸と意識、感情は密接に絡まっており、呼吸を整えることで心の状態を整えることができるってのは、まあ、瞑想や武術、ヨガや気功などを実践している人にとっては既知の事実であります。 ただ、著者(「声に出して読みたい日本語」で有名な齋藤孝氏...
呼吸を切り口に、型と文化まで語ってしまいます。 呼吸と意識、感情は密接に絡まっており、呼吸を整えることで心の状態を整えることができるってのは、まあ、瞑想や武術、ヨガや気功などを実践している人にとっては既知の事実であります。 ただ、著者(「声に出して読みたい日本語」で有名な齋藤孝氏)は「気」を扱いません。呼吸のメソッド化を目論む氏の手法にとっては、それは賢明な判断だと思います。 その呼吸メソッドは 「3秒吸って、2秒溜めて、15秒で吐く」 というシンプルなもの。 私としてはちょっとアンバランスな感じがしますが、どうですかね? レベル:354 まあ悪くはないですけどねえ。
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雑な書き方をすると、すっと吸ってちょっと溜めて長く息を吐くとなんかよくなるよ。そうするといろんなことが良い方向に変わってくるよ。てな感じかな。 その呼吸法+著者の教育論がメインだけれども10年経ってしまったからか根拠が薄い。昔は良いものがあったが近年は捨ててしまった(それを取り戻...
雑な書き方をすると、すっと吸ってちょっと溜めて長く息を吐くとなんかよくなるよ。そうするといろんなことが良い方向に変わってくるよ。てな感じかな。 その呼吸法+著者の教育論がメインだけれども10年経ってしまったからか根拠が薄い。昔は良いものがあったが近年は捨ててしまった(それを取り戻そう)というような流れのようだけれども、その昔というのが戦前のことだったり6,70年代だったり、江戸よりも前だったり全部ひっくるめすぎの感がある。 呼吸法に効果があるということを言いたいようだけれども、その根拠に文化だ歴史だというのは根拠になっていないと思う。
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呼吸というものは、普段当たり前すぎて意識しない。 案外、ちゃんとした呼吸はできていないものだ。 臍下丹田に意識をもっていき、3秒吸って、2秒とめる、15秒はき続ける。 これが「斉藤メソッド」 リラックスしたいといき、焦っているとき、頭に血がのぼっているとき、心と体の安定に正しい呼吸は必要。
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呼吸に関する本は結構読んでいる。 この本を見る度に呼吸について意識する大事さを痛感する。 息を吐く事=死んでいく 息を吸う事=生きていく という発想が面白い。 「呼吸の本」谷川さんの本よりもこっちの方がよっぽどいい。 しかし、何というのか内容にもう少し厚みが欲しいね。
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生きることの基礎 呼吸は当たり前にある ゆえに奥が深い 「3、2、15」 これで丹田の呼吸が可能となる 身体 見直すきっかけとなった
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呼吸というより、息に関する話。作者の気に関する記述が興味深い。呼吸の結果が気らしいが、順番を付けてもしょうがない。どちらも身体と世界をつなぐモノ。リラックスしてジャンプし続けると細胞が生まれ変わるそうだ。面白い表現だ、イメージしやすい。
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