さすらいの孤児ラスムス の商品レビュー
国際アンデルセン賞大…
国際アンデルセン賞大賞受賞作。リンドグレーンといえば『長くつ下のピッピ』や『やかまし村の子どもたち』が有名だけど、その陰に隠れてしまっている名作はまだまだ他にもあります。本書もその一つです。子供の頃に読んで、ラスムスとオスカルのように旅に出てみたくて仕方ありませんでした。最後の展...
国際アンデルセン賞大賞受賞作。リンドグレーンといえば『長くつ下のピッピ』や『やかまし村の子どもたち』が有名だけど、その陰に隠れてしまっている名作はまだまだ他にもあります。本書もその一つです。子供の頃に読んで、ラスムスとオスカルのように旅に出てみたくて仕方ありませんでした。最後の展開がまた良いです。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
孤児院からの家出、オスカルとの出会い、強盗との遭遇と戦い、ラスムスの家が決まったの展開がめまぐるしいけど綺麗におさまってるの凄い。 どうなるんだってワクワクしながら読んだ。 オスカルと一緒になれてよかったねラスムス!
Posted by
児童小説。 孤児ラスムスと知り合った風来坊のおじさん。二人の年齢を超えた友情。 子供向けながら心理描写がしっかりしていて、冒険やスリルもあり、勇気や愛情もあり、爽快感がある作品。
Posted by
孤児院育ったラスムスは、ある日友達とふざけていたら誤って寮母先生に水をかけてしまう。明日は鞭で打たれるかも…という恐怖から孤児院を逃げ出す。 翌日、陽気な風来坊のオスカルと知り合う。オスカルがアコーディオンを弾いて、歌って、小銭を稼いで旅を続けていく。しかしある時、2人強盗事件...
孤児院育ったラスムスは、ある日友達とふざけていたら誤って寮母先生に水をかけてしまう。明日は鞭で打たれるかも…という恐怖から孤児院を逃げ出す。 翌日、陽気な風来坊のオスカルと知り合う。オスカルがアコーディオンを弾いて、歌って、小銭を稼いで旅を続けていく。しかしある時、2人強盗事件に巻き込まれてしまう。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 最初タイトルを見た時、エジプトの話かと思った。ラスムス→ラムセス2世を連想してしまった
Posted by
リンドグレーンさんの本の中でも一番好きな作品です。ラスムスとオスカルが一緒に歌を作るところが好きです。
Posted by
やはりリンドグレーンは素晴らしい! 孤児院を逃げ出して、オスカル(この名前も素敵)に出会って一緒に旅をするあたりから、ぐいぐい引き込まれました。 新聞に強盗の布石をおいておくあたりや、その強盗たちと命からがらのやり取りはリンドグレーンの話のうまさを感じました。 カッレ君シリーズと...
やはりリンドグレーンは素晴らしい! 孤児院を逃げ出して、オスカル(この名前も素敵)に出会って一緒に旅をするあたりから、ぐいぐい引き込まれました。 新聞に強盗の布石をおいておくあたりや、その強盗たちと命からがらのやり取りはリンドグレーンの話のうまさを感じました。 カッレ君シリーズといい推理小説も冴えてますよね。 最後の終わりも、友だちの幸せを願っていることも嬉しかったです。
Posted by
孤児院を逃げ出したラスムスは風来坊オスカルに出逢い、共に旅するのだった。 昔見たテレビアニメにはこの手の話が多かったなあとシミジミ思いながら読みました。1年くらい時間掛けてアニメ化してくれないものかねえ。子どもと大人の友情ものという雰囲気も実に良かったです。保護者と非保護者ではな...
孤児院を逃げ出したラスムスは風来坊オスカルに出逢い、共に旅するのだった。 昔見たテレビアニメにはこの手の話が多かったなあとシミジミ思いながら読みました。1年くらい時間掛けてアニメ化してくれないものかねえ。子どもと大人の友情ものという雰囲気も実に良かったです。保護者と非保護者ではないんですね。だから子どもも大人も読んで楽しいのでしょう。 あちこち旅回りするのがメインとなるかと思いきや、早い段階で泥棒で遭遇し、泥棒とのやり取りがメインになります。キャラクターたちは牧歌的な雰囲気をまとっていますが、意外と強盗自体は凶悪だったりするのが面白いところ。最終的には実にごきげんな読後感を残してくれます。
Posted by
孤児院の少年が脱走して風来坊のおじさんにくっついて どろぼうといろいろあったり 最後はお金持ちでやさしそうなお父さんお母さん候補を振り切って オスカルの家の子になる オスカルは実は貧乏だけど家もあり奥さんもいる めでたしめでたし
Posted by
「世のなかになくてもいいと思われるもの」について考えている冒頭は、ラスムスの性格やおかれている状況などを説明なしにイメージしやすくいいと思ったが、ラスムスが孤児院をでてからは特に優れているとは思わなかった。孤児とか放浪者とか、その題材が悪いわけではないし、児童文学の王道を築いたよ...
「世のなかになくてもいいと思われるもの」について考えている冒頭は、ラスムスの性格やおかれている状況などを説明なしにイメージしやすくいいと思ったが、ラスムスが孤児院をでてからは特に優れているとは思わなかった。孤児とか放浪者とか、その題材が悪いわけではないし、児童文学の王道を築いたようなところがあるのはわかるので今さらどうこう評すことはできないとは思う。
Posted by
やっぱりリンドグレーンは上手にハラハラさせてくれます!孤児のラスムスくんと風来坊のオスカル。最後の最後までどうなるの〜?と、一気に読ませてくれます。 でも、悪役にも可愛さを与えるのもリンドグレーンは忘れません。
Posted by
- 1
- 2