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オズの魔法使い の商品レビュー

3.9

19件のお客様レビュー

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2021/10/26

習いごとの課題で全文読まなくてはならない状況になり読んでみたけれど、非常に楽しんで読めた。最新の訳でシリーズ全作品読んでみたいと思った。 子供に対してはあまり説教くさくなく、でも大人が読むと深い名言が隠されているような作品。

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2020/11/21

ドロシーはトトとかかしやきこり、ライオンなどと冒険をしていく話。自分も一緒になって冒険したくなる一冊。

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2020/04/25

ドロシーと愛犬トト、かかし、ブリキのきりこ、ライオンたちが欲しいものをオズ大王に頼みに行く物語。 それぞれ欲しいのは、故郷と頭脳、ハートと勇気というのが面白い。 アメリカでは毎年クリスマスで放映されるほど、市民権を得ているらしい。 本書に出てくる「エメラルド国」「西の悪い魔女」な...

ドロシーと愛犬トト、かかし、ブリキのきりこ、ライオンたちが欲しいものをオズ大王に頼みに行く物語。 それぞれ欲しいのは、故郷と頭脳、ハートと勇気というのが面白い。 アメリカでは毎年クリスマスで放映されるほど、市民権を得ているらしい。 本書に出てくる「エメラルド国」「西の悪い魔女」などは、映画や劇のなかでも、そのままのフレーズで使われるほど、文化に浸透しているそう。 映画も見てみたい!

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2020/03/01

2003年の新しい訳で大変読みやすかったです。これまでなんとなくしか知らなかったオズの魔法使いという話が、こんなに数々の冒険の積み重ねであったことを知り、驚きました。オズの正体やドロシーがどうなったのかは抄訳で知っていましたが、仲間たちの行く末については初めて知ったので、これもま...

2003年の新しい訳で大変読みやすかったです。これまでなんとなくしか知らなかったオズの魔法使いという話が、こんなに数々の冒険の積み重ねであったことを知り、驚きました。オズの正体やドロシーがどうなったのかは抄訳で知っていましたが、仲間たちの行く末については初めて知ったので、これもまた意外でした。「オズの魔法使いなんて知ってるよ」と思っているけれど完訳は読んだことのない人に、是非とも読んでもらいたいです。 ところで、かかしやライオンと比べると、木こりの話が壮絶すぎて愕然としました……その部分についてはとても実写描写はできません…。木こりがハートを欲しがったきっかけになる出来事があるわけなんですが、結末はそのきっかけとは結び付いていません。木こりはそれで良かったのだろうかと疑問に思わないではないですが、客観的に考えたらこの物語の結末通りの方がハッピーな気がするので、作者は敢えてそこに触れないことにしたのかなとも思います。何のことかは是非読んで考えてください。 アリスの完訳を読み終わった娘が、オズも完訳が読んでみたいと言ったので、同じ岩波少年文庫を図書館で借りて読み聞かせました。小学4・5年以上となっているので小2の娘には難しいのは当然なのですが、5・6年以上向きとなっていたアリスは自力で読んだ娘が、こちらは自力読みを諦めたので、若干こちらの方が話が複雑で読むのが大変かなと思いました。

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2017/08/18

ドロシーと仲間たちの冒険。オズの正体にはびっくり。仲間たちのだまされっぷりがいっそすがすがしいくらい。結局仲間たちは、オズに頼むまでもなく欲しいものは持っていて、だから幸せになれたのだろうと思う。エメラルドグリーンは好きだけど、ずっとあの色に囲まれていたら、目がチカチカしそう。

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2015/03/29

The Wonderful Wizard Oz (1900) Baum 有名な児童文学、どこか不気味で滑稽で、かつ鮮やかな一作。オズの正体や、エメラルドの都のからくりなど、大人が読んでも惹きつけられる個所が多々見受けられる。脳みそののない案山子、心臓(ハート)のないブリキ、臆病...

The Wonderful Wizard Oz (1900) Baum 有名な児童文学、どこか不気味で滑稽で、かつ鮮やかな一作。オズの正体や、エメラルドの都のからくりなど、大人が読んでも惹きつけられる個所が多々見受けられる。脳みそののない案山子、心臓(ハート)のないブリキ、臆病なライオンの個性豊かな面々は、物語を通して成長していくというよりも、それぞれ最初からみな立派であったことが読んでいて感じられた。

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2014/05/29

家ごと竜巻に飛ばされてしまったドロシーと愛犬トトは、マンチキンと呼ばれる遠い国へ。ヘンリーおじさんとエムおばさんの待つカンザスに帰るためには、偉大な魔法使いオズ大王に会わなければなりません。かかし、ブリキの木こり、臆病なライオンをお供にして旅を続けるドロシーは、無事故郷に帰ること...

家ごと竜巻に飛ばされてしまったドロシーと愛犬トトは、マンチキンと呼ばれる遠い国へ。ヘンリーおじさんとエムおばさんの待つカンザスに帰るためには、偉大な魔法使いオズ大王に会わなければなりません。かかし、ブリキの木こり、臆病なライオンをお供にして旅を続けるドロシーは、無事故郷に帰ることが出来るのでしょうか。

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2014/05/09

Naughty Boyの『La La La』。 このPVがオズの魔法使いに関係している、なんて聞いたので手に取ってみた。 竜巻に吹き上げられて、オズの国へとやってきたドロシー。 一緒にいるのは愛犬のトトだけ。 途中で脳みその無いわらで出来たかかし、心臓の無いブリキのきこり、臆病...

Naughty Boyの『La La La』。 このPVがオズの魔法使いに関係している、なんて聞いたので手に取ってみた。 竜巻に吹き上げられて、オズの国へとやってきたドロシー。 一緒にいるのは愛犬のトトだけ。 途中で脳みその無いわらで出来たかかし、心臓の無いブリキのきこり、臆病なライオンを 従え(?)、オズ王のいるエメラルドの都まで目指す旅は続く。 オズは人間だったこととか、西の悪い魔女を倒すと溶けてしまうとか意外性もある。 PVの中で、心臓を買う?シーンがあるけれど、その辺りが関係していると言われるあたりか。

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2013/03/29

2013年3月8日に「オズはじまりの戦い」が公開されるので、原作を読んでおこうと購入。 2013.3.27 結果として、映画を見た後で一気に読む。違和感はない。

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2012/05/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 ジュディ・ガーランドのミュージカル映画も名作ですが、原作もまた素晴らしい名作でした。この二作は決して別物ではないのですが、興味深いことに映画には原作にはない要素が、原作には映画にない要素があって、大まかなストーリーは共有しつつ異なるメッセージを持っています。映画には「青い鳥」のように「やっぱり住み慣れた我が家が一番」というメッセージがありますが、原作にはほとんどありません。映画では臆病なライオンが本当に臆病であるのに対して、原作での彼は自分で臆病だと言って怖がってはいますが、その臆病さを認識して克服しようと常に努力しているためにむしろ序盤から行動に勇敢さを発揮しています。案山子と木こりについても同じことが言えて、彼らは自分の欠点を認識して謙虚に努めているため、その欠点は最初から既に克服されています。明示的には言っていませんが、そのように謙虚な姿勢で知・仁・勇を追求すべきであるという、論語の教えにも通じるメッセージを本書は伝えているのだと思われます。  その他にもオズの正体であるとか三人の仲間の事情なども含めて、本書には何か哲学的なところがあるように思います。とはいえ小難しいことは何もなく、とても簡単にわかりやすく書いてあって、胸躍る冒険ものとして単純に楽しめます。仲間の得意技やアイテムを使って道中の問題を解決していくところはRPGみたいです。主な登場人物が皆とても優しい心を持っているのもまた素敵です。残酷なところがあるという意見がちらほら見えますが描写があっさりしてるのであまり気になりませんでした。僕の想像をはるかに越えて良い本でした。小1と小3の子供たちに読み聞かせて楽しみました。挿絵がオリジナルのもの(の一部?)で味がありました。お勧めです(ぜひ映画もご一緒に)。

Posted byブクログ