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「面白半分」の作家たち の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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いつの時代にもユニー…

いつの時代にもユニークな人はいるもの。面白く読みました。

文庫OFF

2015/08/09

人が人と出会い、出会いが新しいものを生み出して行く。 生み出されたものは人を育て、あらたなものを生む。 育てられた人がまた人と出会い、また新しいものが生まれていく。永遠の連鎖、そして出会いと智と創造の旅。 ほんとうに先達たちはすてきだなあと思う。 佐藤さんというこの編集者の方の文...

人が人と出会い、出会いが新しいものを生み出して行く。 生み出されたものは人を育て、あらたなものを生む。 育てられた人がまた人と出会い、また新しいものが生まれていく。永遠の連鎖、そして出会いと智と創造の旅。 ほんとうに先達たちはすてきだなあと思う。 佐藤さんというこの編集者の方の文章は、思い入れすぎず、けれども正直にまっすぐな文章で、とても読みやすくて伝わってくるものがあって好きだな。と。 個性的なそれぞれの作家の際立つものが見えて、彼らに会いたくなる。

Posted byブクログ

2014/10/26

[ 内容 ] 七〇年代を象徴するサブカルチャー・マガジン「面白半分」は吉行淳之介、野坂昭如、開高健、五木寛之、藤本義一、金子光晴、井上ひさし、遠藤周作、田辺聖子、筒井康隆、半村良、田村隆一が交代で編集長を務めた。 この雑誌の発行人だった著者は、吉行とパチンコをし、野坂と「四畳半襖...

[ 内容 ] 七〇年代を象徴するサブカルチャー・マガジン「面白半分」は吉行淳之介、野坂昭如、開高健、五木寛之、藤本義一、金子光晴、井上ひさし、遠藤周作、田辺聖子、筒井康隆、半村良、田村隆一が交代で編集長を務めた。 この雑誌の発行人だった著者は、吉行とパチンコをし、野坂と「四畳半襖の下張」裁判の被告席に座り、開高とキリタンポを食べ、五木と「日本腰巻文学大賞」を創り…十二人の文学者たちと、足掛け十年間雑誌を作り続けた。 本書は、若き編集者だった著者が、魅力的な個性たちと共有した「面白半分」の日々を描いた実況ライブスケッチである。 [ 目次 ] 第1章 「オモシロ」と「マジメ」のあいだ(暖炉 随舌 ほか) 第2章 「わいせつ」と「表現」のあいだ(学歴詐称とベストセラー 精密な記憶力と独自の観察眼 ほか) 第3章 「苦さ」と「甘さ」のあいだ(おもしろさのエキス 『新しい天体』追体験 ほか) 第4章 「腰巻」と「風」のあいだ(電話 日本腰巻文学大賞 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2009/10/04

吉行淳之介野坂昭如遠藤周作開高健五木寛之金子光晴田辺聖子筒井康隆……ああすごすぎる。 すごすぎるサブカル誌「面白半分」 『四畳半襖の下張』裁判の事や美輪明宏『紫の履歴書』のちょっとしたエピソードなど文章・芸能の名匠(名将?)たちの裏話が沢山ある読みごたえたっぷりな一冊

Posted byブクログ