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ニコマコス倫理学(下) の商品レビュー

3.8

22件のお客様レビュー

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上巻の続きです。西洋…

上巻の続きです。西洋倫理学を学びたい人にとって必読の書といえます。

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アリストテレスの倫理…

アリストテレスの倫理書であり、主作「形而上学」とならび重要な作品です。西洋倫理学を学びたい人にとって必読の書といえます。ちなみにニコマコスとは、アリストテレスの息子の名前です。

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アリストテレス(前3…

アリストテレス(前384‐322)の著作を息子のニコマコスらが編集した本書は、二十三世紀に近い歳月をしのいで遺った古典中の古典である。

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2026/02/06
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友愛と快楽について 友愛 「友とは、『第二の自己』である」 恋愛関係から徳の友愛へと変化する 外見判断→恋愛関係→内面判断 快楽 快楽は活動の「仕上げ」 人間はポリス的動物である⇔セネカ 上巻よりイメージ湧くから面白い

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2026/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あらゆる行為と選択は善を目的としてなされ、諸目的のうちには他のすべてを手段として統御する最高善(ト・アリストン)が存在する。 そして人間の生は、この最高善を目標として秩序づけられる。 アレテーは技術であり、意図的に反復される習慣により獲得可能である。

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2025/05/03

(「BOOK」データベースより) アリストテレス(前384-322)の著作を息子のニコマコスらが編集した本書は、二十三世紀に近い歳月をしのいで遺った古典中の古典である。下巻には、「抑制と無抑制」について述べる第七巻、各種の「愛」を考察する第八・九巻、「快楽」に関する諸説の検討と「...

(「BOOK」データベースより) アリストテレス(前384-322)の著作を息子のニコマコスらが編集した本書は、二十三世紀に近い歳月をしのいで遺った古典中の古典である。下巻には、「抑制と無抑制」について述べる第七巻、各種の「愛」を考察する第八・九巻、「快楽」に関する諸説の検討と「幸福」について結論する第十巻を収める。詳細な索引を付す。

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2023/12/29

下巻では悪徳の抑制、快楽、愛といったテーマについて論じられるが、上巻以上にアリストテレスの個性が鮮明に表れている。ギリシャの陽光のように明るく健康的な合理精神に貫かれており、剛毅で貴族的な香りが漂う道徳だ。奴隷制の有無という社会構造の違いもあるが、ニーチェが畜群道徳と罵倒したキリ...

下巻では悪徳の抑制、快楽、愛といったテーマについて論じられるが、上巻以上にアリストテレスの個性が鮮明に表れている。ギリシャの陽光のように明るく健康的な合理精神に貫かれており、剛毅で貴族的な香りが漂う道徳だ。奴隷制の有無という社会構造の違いもあるが、ニーチェが畜群道徳と罵倒したキリスト教の原罪を背負った陰気な内面性とは極めて対照的である。例えば快楽一般を否定するのではなく、善い活動に伴う快楽は好ましく、悪しき活動に伴う快楽が悪徳とされる。愛については有用性や快楽を求める愛よりも「人となり」そのものへの愛に高い価値がおかれはするが、愛に値するのはあくまで善き「人となり」である。ある意味で極めてエリート主義的であり、神の前の平等を前提としたキリスト教の隣人愛とは全く異質な愛と言える。 訳文については決して読み易いとは言えないが、そんなに出来が悪いとも思えない。ただ一点だけ違和感が残るのは美を意味するκαλοs(カロス)に「うるわしい」という訳語を当てていることだ。この語のいかにも柔和で女性的な響きがアリストテレスの剛毅で男性的な思想に全く似つかわしくない。ロスの英訳ではnoble(高貴な、気高い)が当てられており、ニュアンスとしては遥かにこの方がしっくりくる。おそらくギリシャ的世界観では美醜と善悪の観念が不可分なのであろう。これは日本的な価値観と共通すると言えなくもないし、外面的な美と内面的な美を兼ねた言葉として「うるわしい」という訳語を当てたものと推察するが、辞書的な意味の対応関係を優先してニュアンスを大きく損ねた訳語選択の典型と言えよう。どうしても美の意味に拘るなら素直に「美しい」(西洋古典叢書シリーズの朴訳他)のほうがまだましである。全編に頻出する重要なキーワードだけに悔やまれる。

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2023/05/02

下巻は抑制と無抑制、愛、快楽、そしてまとめがあります。そして本書の最後(第10巻)では観照的生活こそが最高の人生である、というような内容が中心になるのですが、正直苦笑いをしてしまいました。やはり根っからの哲学者だと。不遜な言い方ですが最終章にきて、アリストテレスがとても身近な存在...

下巻は抑制と無抑制、愛、快楽、そしてまとめがあります。そして本書の最後(第10巻)では観照的生活こそが最高の人生である、というような内容が中心になるのですが、正直苦笑いをしてしまいました。やはり根っからの哲学者だと。不遜な言い方ですが最終章にきて、アリストテレスがとても身近な存在に感じました。彼自身の好みのようなものがついに滲みだしてきたという感じでしょうか。本書全体を通じて、人間の生き方についての深い洞察と卓見を学ぶことができ、とても満足しています。また解説もきわめて有益でしたのでそちらもあわせて読むことをお勧めいたします(できれば上巻を読む前に下巻の解説を読んだ方がよい)

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2022/08/17

ニコマコス倫理学 100分で名著から入って、読み始めました。 現代人が読んで勉強になってしまうことは本当に凄いことだなと思います。 テーマは人間にとっての人生の目標は何なのかということ。 答えは「幸福」。解説文にwell beingという英語訳があり、そちらの方がしっくりきま...

ニコマコス倫理学 100分で名著から入って、読み始めました。 現代人が読んで勉強になってしまうことは本当に凄いことだなと思います。 テーマは人間にとっての人生の目標は何なのかということ。 答えは「幸福」。解説文にwell beingという英語訳があり、そちらの方がしっくりきます。 それとは別に「快楽」についても述べられていました。 日頃「幸せ」と言う言葉を使うときは快楽を指しているような気がしていて、自分自身もそれに流されてしまうことが少なからずあるなと思います。 アリストテレスは、幸福を手に入れるにはベースとなるレベルの快楽が必要、と述べていますがこれは当時の基準なのであって、現代人は相当抑制的でないといけないんだと思います。 昔とは比べ物にならない快楽が溢れる時代に、幸福の追求を見失わないでいることを大切にしていきたい。 そのために、自分の行動が中庸だったかどうかたまに振り返ったりしたいなと思いました。 人生を考えるための補助線が増えました。

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2022/06/14

開始: 2022/6/6 終了: 2022/6/14 感想 多角的な知識・視点から様々な議論が展開されている。現代で通用する議論と当時のポリス市民を念頭に置いた議論があるので注意して読む必要がある。

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