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古事記 の商品レビュー

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27件のお客様レビュー

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2025/08/17

日本最古の本、超ロングセラーは外せません。 イザナキとイザナミの出会い、国造り、黄泉の国での話、スサノウの乱暴狼藉、八岐の大蛇の退治、因幡の兎など、ストーリーが実に面白くセンスがあります。天才! これを読まずして物語を語るなかれ、と思います。

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2025/01/05

『古事記』上巻を読み解く際、比較対象として『日本書紀』、新約聖書の福音書、そして中国の正史という三つの文献形式が参考になります。 これらの文献は、神聖な物語や歴史をいかに語るかという点で、それぞれ異なるアプローチを取ります。 『古事記』上巻は一貫した視点から物語を展開し、神々...

『古事記』上巻を読み解く際、比較対象として『日本書紀』、新約聖書の福音書、そして中国の正史という三つの文献形式が参考になります。 これらの文献は、神聖な物語や歴史をいかに語るかという点で、それぞれ異なるアプローチを取ります。 『古事記』上巻は一貫した視点から物語を展開し、神々の行為や感情を生々しく描写します。イザナミの死、スサノオとアマテラスの確執など、各エピソードは明確な物語構造を持ち、和歌を織り交ぜながら登場人物の心情を鮮やかに描き出します。 『日本書紀』は「一書曰く」という形で異伝を並記し、中国の正史の形式に従おうとします。しかしこれは単なる史料の羅列に近く、物語としての強度は失われています。儒教的な解釈を加え、神々の行為をより観念的に描こうとする傾向も見られます。 福音書は四つの視点で同じ事象を描きますが、それぞれが独立した物語として成立しており、相互に対話するような構造を持っています。各福音書は「証言」としての性格を持ち、異なる視点から同じ真実に迫ろうとします。 中国の正史は編年体で事実を記録し、「紀」と「伝」を使い分けることで、歴史叙述に一定の形式を与えています。『日本書紀』はこの形式を目指しながら、神代という題材ゆえに完全な史書となりきれていません。 この比較から見えてくるのは、『古事記』上巻の特異性です。それは正史でも福音書でもない、独自の物語形式を確立することで、神話を生き生きと語ることに成功しているのです。

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2023/09/14

読書会の課題本。言うまでもなく、日本最古の歴史書の一つ。約5回目の再読になる。純粋に物語として面白い部分はあるし、なんだかんだで本書に登場する神々に由来する神社は多いので、寺社仏閣巡りに興味ある人は一読しておいて損はないと断言できる。ちなみに本書には『現代語訳』は付いていないが、...

読書会の課題本。言うまでもなく、日本最古の歴史書の一つ。約5回目の再読になる。純粋に物語として面白い部分はあるし、なんだかんだで本書に登場する神々に由来する神社は多いので、寺社仏閣巡りに興味ある人は一読しておいて損はないと断言できる。ちなみに本書には『現代語訳』は付いていないが、あれこれ言うほど難しい印象はない。

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2023/07/02

図書館で借りた。 岩波文庫の黄(日本古典文学)、日本のバイブルと言うべき書。とは言え歴史的経緯もあり、読んだことがある人は少ない。私もその一人だった。 岩波文庫は読み下し文・原文が掲載されている。完全な漢文である原文はさすがに全く読めない。使われている漢字自体が難しい。 読み下し...

図書館で借りた。 岩波文庫の黄(日本古典文学)、日本のバイブルと言うべき書。とは言え歴史的経緯もあり、読んだことがある人は少ない。私もその一人だった。 岩波文庫は読み下し文・原文が掲載されている。完全な漢文である原文はさすがに全く読めない。使われている漢字自体が難しい。 読み下し文はいわゆる古文だ。脚注を交え、なんとか雰囲気はつかめるかな~くらいで、まぁ難しい。古事記は古事記でも、現代語訳の方が売れるのは分かる。次は現代語訳を読んで理解を深めたい。 個人的な発見としては、古事記に会津の地名があったのは驚き。蝦夷と呼ばれた東北地方でも、このときから存在自体は認識されていたのだと確認した。

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2022/03/30

さっ読むぞってな、先ずはぺらペらとめくりましてっと、もぅすでに感激で胸がどぎどき、どぐうするぅ~~、 。

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2021/05/18

『古事記』(712) は、古代日本に伝えられた様々の興味深い物語の集大成である。その内の一つが、天の石屋戸の話である。天岩戸 (あまのいわと)に隠れた天照大神を導き出すために天宇受売命 (あめのうずめのみこと) が神懸かりしてストリップを演じ、居並ぶ神々がやんやの喝さいをする。文...

『古事記』(712) は、古代日本に伝えられた様々の興味深い物語の集大成である。その内の一つが、天の石屋戸の話である。天岩戸 (あまのいわと)に隠れた天照大神を導き出すために天宇受売命 (あめのうずめのみこと) が神懸かりしてストリップを演じ、居並ぶ神々がやんやの喝さいをする。文学的香気を感じさせる一節である。  「天宇受蕒(あめのうずめの)命(みこと)、神懸(かむがか)りして、胸乳(むなち)をかき出(い)で裳(も)緒(ひも)を陰(ほと)に押し垂れき。ここに高天の原動(とよ)みて、八百萬の神共(とも)に咲(わら)ひき」

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2020/09/25

註釈が少ないのが難点だが、こうの史代『ぼおるぺん古事記』や池澤夏樹訳『古事記』の助けも借りつつ、読了。推古天皇でのあっけない幕切れが、かえって余韻を残す。 岩波文庫版での後半には原文が付いているが、到底読める気がせず…。いまこうして日本神話を手にできるのは、本居宣長に代表される...

註釈が少ないのが難点だが、こうの史代『ぼおるぺん古事記』や池澤夏樹訳『古事記』の助けも借りつつ、読了。推古天皇でのあっけない幕切れが、かえって余韻を残す。 岩波文庫版での後半には原文が付いているが、到底読める気がせず…。いまこうして日本神話を手にできるのは、本居宣長に代表される膨大な研究蓄積のおかげだということを実感した。

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2017/07/30

日本誕生の神話が綴られる、わが国最古の歴史書。「天の下治らしめす」すめらみことたちの系譜が丹念に記されています。

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2016/02/20

2月11日に家族全員が休みであり、じゃあ伊勢にでも出かけようとなり、出かけるにあたってそういえば学生のころに授業で使うのに買ったなあと思いだして引っ張り出してきた本。国生み国譲りや大和尊のあたりは面白いものの、歴代天皇が誰と結婚してその子が・・・というあたりは電車で読んでると実に...

2月11日に家族全員が休みであり、じゃあ伊勢にでも出かけようとなり、出かけるにあたってそういえば学生のころに授業で使うのに買ったなあと思いだして引っ張り出してきた本。国生み国譲りや大和尊のあたりは面白いものの、歴代天皇が誰と結婚してその子が・・・というあたりは電車で読んでると実に効果覿面でした(眠気の意味で)。荻原さんの勾玉三部作を読み返したくなります。

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2015/09/23

読み下しの他、原文掲載。 以前からちょくちょくつまんでいて知っている部分もあったが、活字ベースでの通読は初めてである。今まで手薄だった中つ巻以降については初めて触れる部分(清寧天皇代、二王子発見)もあった。 神社等の由来については古事記以外の飼料にも中る必要があると痛感する。

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