探偵稼業はやめられない 女探偵vs.男探偵(1) の商品レビュー
ここに収められている作品たちは、 概ね人気のシリーズで 読んだことがない主人公でも、ミステリ好きなら 名は知ってるという人物ばかりが豪華に登場する 短編集。 アンソロジーとしては楽しかった。 長編を読む元気がなかった時で、けれどあの面々に 会いたい。そんな事情で取り寄せてもら...
ここに収められている作品たちは、 概ね人気のシリーズで 読んだことがない主人公でも、ミステリ好きなら 名は知ってるという人物ばかりが豪華に登場する 短編集。 アンソロジーとしては楽しかった。 長編を読む元気がなかった時で、けれどあの面々に 会いたい。そんな事情で取り寄せてもらって読んだ。 確かにどれも粒ぞろいで面白いので、ミステリが 初めての方や、私のように、人気の追いかけていた シリーズの訳出が最近はなかなかないので、 あの小説のこの人に再会したい という向きにはお勧め。 著者のリリースの頻度がゆるくなっていたり 出版社の方で出さなくなったりすることの多い ミステリという分野。 どれも花盛りという時期の作品なので面白い。 さて、長編読む元気も出たし、他の本も手に取ろうかな。
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S.J.ローザンのリディア&ビルの「十一時のフィルム」も載っているので取り寄せてもらった。 しかし訳者が違うだけで雰囲気変わる。 特にビルは直良和美氏訳だと「ぼく」だけど、こちらのの宇佐川晶子氏「おれ」で印象がずいぶん変わる。 個人的には直良氏の軽快な訳が好み。 リディアとビルの...
S.J.ローザンのリディア&ビルの「十一時のフィルム」も載っているので取り寄せてもらった。 しかし訳者が違うだけで雰囲気変わる。 特にビルは直良和美氏訳だと「ぼく」だけど、こちらのの宇佐川晶子氏「おれ」で印象がずいぶん変わる。 個人的には直良氏の軽快な訳が好み。 リディアとビルのコンビネーションは相変わらず。 このアンソロには他にも二人組みが登場します。 コンビって掛け合いが楽しいね。
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