やってみなはれみとくんなはれ の商品レビュー
サントリー70周年を記念した社史 をエッセイでやっちゃったというトンデモない本。 筆者の山口さんは直木賞、開高さんは芥川賞を、それぞれサントリー勤務中に受賞しています。ここもトンデモない。 そんなわけで文章がとても面白く、2人のサントリーLOVEがひしひしと伝わってくる内容です...
サントリー70周年を記念した社史 をエッセイでやっちゃったというトンデモない本。 筆者の山口さんは直木賞、開高さんは芥川賞を、それぞれサントリー勤務中に受賞しています。ここもトンデモない。 そんなわけで文章がとても面白く、2人のサントリーLOVEがひしひしと伝わってくる内容です。
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元々サントリー贔屓です。 NHKの朝ドラ「マッサン」を見て、堤真一のやってる鳥井信治郎さんに興味を持ちこの本を手に取りました。 著者お二方とも独特の語り口で読み易く、楽しく、一気によみました。 お二人とも作家でありながら、サントリーの社員を貫き通したとのこと。 それらエピソードを...
元々サントリー贔屓です。 NHKの朝ドラ「マッサン」を見て、堤真一のやってる鳥井信治郎さんに興味を持ちこの本を手に取りました。 著者お二方とも独特の語り口で読み易く、楽しく、一気によみました。 お二人とも作家でありながら、サントリーの社員を貫き通したとのこと。 それらエピソードを交えサントリーの特異性を愛情を込めて紹介しています。 この本を読んだおかげで、サントリーのウイスキーもビールもこれから益々おいしく飲めます。 サントリー贔屓の方はもちろん、そうでない方もオススメします。
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サントリーの社史が、直木賞と芥川賞作家によって書かれているという凄さ!長年の疑問だった 鳥井家と佐治家の理由もわかった。
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古き佳き日本の会社の時代。某広告会社や某石油会社もだが、大会社でありながら非上場を選んだ会社には、独特の熱さと自由闊達な空気がある。
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サントリーの社史を,元社員の作家,開高健と山口瞳が書いたもの. 開髙には開髙の,山口には山口の語り口があり,味がある. そして,これまたもとサントリー社員で,今でもアンクルとリスでおなじみの柳原良平の挿絵がいい.サントリーが良い会社であるということを存分に描けている. サン...
サントリーの社史を,元社員の作家,開高健と山口瞳が書いたもの. 開髙には開髙の,山口には山口の語り口があり,味がある. そして,これまたもとサントリー社員で,今でもアンクルとリスでおなじみの柳原良平の挿絵がいい.サントリーが良い会社であるということを存分に描けている. サントリーという会社文化が持っている「やってみなはれ みとくんなはれ」という精神は,これまたこうやって受け継がれていくのだろうと,感心して仕方がない.
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読んでるそばからウイスキーが飲みたくなる一冊。 ウイスキーとビールへの 熱いこだわりが伝わってくる興味深い一冊。 その反面で発泡酒とか、今の展開を見て 「やってみなはれ」とは言わないだろうな…。 でもまあ、ビールはやっぱりサッポロだけどw
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これは面白い!久々に本読んで笑ったわ。・・・しかも面白いだけでなく、生きるヒントが書いてあると思う。:
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サントリー社員だった芥川賞・直木賞作家による、サントリーの社史。社史だから内輪を褒めてるだけなんだけど、そこは作家の力によって、全くいやらしさ無く書かれている。 戦前・戦後にかけてのアツい商人魂。日本人が忘れかけているものが、ここにはあるかも。
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挿絵の柳原画伯を加えた3人のサントリー70年史エッセイ。サントリー(寿屋)と鳥井信次郎社長の戦前戦中を故山口氏、戦後を故開高氏の両巨匠が回想する。2人とも文に躍動感があって面白い。当時はホンネで商売や投資をしていたのがうらやましい。見返りのある投資なんてニセモノですよ。
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