熊とワルツを の商品レビュー
リスクとはそもそも何か、というところから始まって、リスク管理がうまくいかない理由について述べられている。そしてリスク管理が行われない理由についても述べられている。(例:早く終わる可能性のあるスケジュールをひくことが許されないなど)この項が一番参考になった(苦笑)。 あと身にしみて...
リスクとはそもそも何か、というところから始まって、リスク管理がうまくいかない理由について述べられている。そしてリスク管理が行われない理由についても述べられている。(例:早く終わる可能性のあるスケジュールをひくことが許されないなど)この項が一番参考になった(苦笑)。 あと身にしみて感じるところがあったのが、問題の原因はより早い時期に発生しているが、問題を認識し始める時期(天罰期という 笑)についての説明とその対処法。バージョンごとにリリースするというのが意外と現実的な方法だと分かった。 この本が扱う範囲は入門から中級までかなり広いと思うがリスク管理をやる上で読んでおいてよい1冊だと思う。[2007/1/4]
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ちょうど、あるプロジェクトでリスクマネジメントについて非常にナーバスになっていたときいに読みました。 プロジェクトマネジメントのなかでのリスクの考え方について随分参考になりました。 ナーバスになりすぎないで、早めはやめの対応が重要であることを説いており、実際の場面でも応用の聞く...
ちょうど、あるプロジェクトでリスクマネジメントについて非常にナーバスになっていたときいに読みました。 プロジェクトマネジメントのなかでのリスクの考え方について随分参考になりました。 ナーバスになりすぎないで、早めはやめの対応が重要であることを説いており、実際の場面でも応用の聞く内容だったと思います。
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リスク対策を洗い出して検討しておく。たったそれだけのことが出来ないプロジェクトがどれほど多いことか。リスク管理に敏感になり始めた人に必読の本。
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リスク管理に注目したデマルコの著作。「リスクが無いプロジェクトは、やる価値もない」とリスク回避をこき下ろした上で、納期に遅延(リスク)を見込まずに、バラ色の未来だけを描いてスケジュールを引く従来の慣習を「子供の遊び」と厳しく批判する。10年後には「ピープルウェア」と並ぶ古典になっ...
リスク管理に注目したデマルコの著作。「リスクが無いプロジェクトは、やる価値もない」とリスク回避をこき下ろした上で、納期に遅延(リスク)を見込まずに、バラ色の未来だけを描いてスケジュールを引く従来の慣習を「子供の遊び」と厳しく批判する。10年後には「ピープルウェア」と並ぶ古典になっているかもしれない。
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