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アヒルと鴨のコインロッカー の商品レビュー

4

502件のお客様レビュー

  1. 5つ

    156

  2. 4つ

    198

  3. 3つ

    110

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    3

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イッキに読めます

モデルガン片手に本屋を襲うところから始まる、軽妙なストーリー。乗せられて一気にラストまで読み進めて気付く、作者の仕掛け。スタートから引き込まれ、気付けば作者の術中にはまっている。そんな作品です。

abtm

2024/05/21

大学入学のため仙台に来た椎名くんとペットショップのアルバイター琴美ちゃんがそれぞれ主体の章が交互に続きあれって思って読んでいたらあっという間にやられてしまった。 気づいたあとはもう放心状態で泣くぐらいしか出来なかった。椎名くんが感じた無力感もこんな感じだったのかな。 ボブ・ディラ...

大学入学のため仙台に来た椎名くんとペットショップのアルバイター琴美ちゃんがそれぞれ主体の章が交互に続きあれって思って読んでいたらあっという間にやられてしまった。 気づいたあとはもう放心状態で泣くぐらいしか出来なかった。椎名くんが感じた無力感もこんな感じだったのかな。 ボブ・ディラン聞いてみよう。

Posted byブクログ

2024/05/09

いまいち何が言いたいのかよく分からなかった!読進する気持ちが湧かず集中できなかった。河崎と琴美が死んでしまった展開は意外だった。読み終わって『うーん』と考え込む内容。

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2024/04/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全体的にモヤモヤする感じだった。 あんなに引っ張っていたペット殺しの犯人を捕まえるでもなく、琴美は死亡し、椎名をこの物語に登場させたのも意味が分からないし、麗子さんも特徴的な容姿をしているがそれが生かされる場面も無く、河崎は自殺してるし、ドルジが河崎の真似をしていた意味も分からないし...ここまでモヤモヤするのは私の読解力が足りないせいなのだろうか... タイトルのコインロッカーが読み進めていくうちに琴美の体がバラバラにされて詰め込まれているからだと想像して読んでいたがそうじゃなくて良かった。

Posted byブクログ

2024/02/25

ココの評価は高めだが正直あまり面白くなかった(スミマセン) 【以下ネタバレ含む】 2年前の"彼"と現在の"彼"は別人だったのが意外だったが(映画があるみたいだけど、これを映像化するのは難しい)それ以外は何かわざと謎めいた書き方、語り口を...

ココの評価は高めだが正直あまり面白くなかった(スミマセン) 【以下ネタバレ含む】 2年前の"彼"と現在の"彼"は別人だったのが意外だったが(映画があるみたいだけど、これを映像化するのは難しい)それ以外は何かわざと謎めいた書き方、語り口をしているようで早く先を読みたい!…と言うモチベーションは湧かず読了に時間が掛かった。そういう点数は付けられないけど"2.5"くらいかな!?

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2024/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

題名の謎、あらすじの不可解さ。 どういうことなのか謎解きするような気持ちで読み始める。 内容は読みやすく、長く読んでいても苦にならない。 過去と現在が交差しつつ、そこに巻き込まれたような主人公。 主人公のなのに、物語の主人公でないというのも斬新。 一つ一つの行動に意味があり、過去が現在とつながり伏線回収は見事。 小さくばら撒かれた伏線もきれいに回収されていた。 テーマは動物虐待だったり、HIVだったりと重めだが、終わり方はそれを思わせない。 またそれぞれの3人の物語の終わりが結構重い内容なのに詳細は書かれていないのが、この物語の印象を軽くしているのかもしれない。 伊坂さんの作品は初だったのでまた違うものも読んでみたい。、

Posted byブクログ

2023/10/23

「アヒルと鴨のコインロッカー」という全く意味のわからない題が、読み終わった時にはすごい素敵な映画の題になった感覚。 読み終えた後の充実感。伊坂幸太郎、恐るべし。

Posted byブクログ

2023/08/03

後半からのお話の展開に引き込まれて、一気に読んでしまいました^^ ドルジと河崎、琴美の3人の物語に途中参加してしまう椎名。 みたいな表現が理由はありませんが何となく好きだなと思いました。

Posted byブクログ

2023/05/26

うーーーーーーーーーーん。 伊坂先生の本を読むといつも、考え込むのだ。 よく寝られたストーリーだし、面白くないわけではないのだが。 なんか、不快感が残る。 のめり込まない。 うーん。 なんだろう、と思うのだ。 正解がわかってる、誰かが解いたパズルを自慢されてるような? ...

うーーーーーーーーーーん。 伊坂先生の本を読むといつも、考え込むのだ。 よく寝られたストーリーだし、面白くないわけではないのだが。 なんか、不快感が残る。 のめり込まない。 うーん。 なんだろう、と思うのだ。 正解がわかってる、誰かが解いたパズルを自慢されてるような? リアルな日常に、その薄皮を被った死ぬのほどの非日常をぶっ込んでくるのは良いんだけど。 合わないのかなあ。 毎度悩みながら。

Posted byブクログ

2023/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

そういうことだったのか! 河崎とか 裏口とか 海の近くの林とか 鳥葬とか ㇾッサーパンダとか クロシバとか ハッピーエンドとは言い難いが、最悪なラストというわけでもなく、全てがすっきりする結末。伊坂さんすごい!!

Posted byブクログ