1,800円以上の注文で送料無料

竜退治の騎士になる方法 の商品レビュー

4.2

29件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/09/07

イライラに振り回されず、人の目を気にせず、正しい行為をするための覚悟を決める本。 教訓めいた小説はあまり好きではないのだが、勇者ってこういう風に誕生するんだなと勉強になった。 勇者になりたい。勇者ヒンメルなら、必ず竜と立ち向かうだろう。

Posted byブクログ

2023/05/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

竜退治の騎士になるには、トイレのスリッパを揃えなくてはならない。 お手本のような伏線回収。読むのには一日かからない長さで、さらっと感動できる。 友情、そして夢。二分間の冒険ほどではないが楽しい作品。

Posted byブクログ

2022/09/24

岡田淳さんの冒険もの。 小学高学年向けには、 「二分間の冒険」、「選ばなかった冒険」この2冊が最高。 気に入ったら、その次に本作も読むのが良いと思います。短めですぐに読めます。

Posted byブクログ

2021/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

岡田さんの本で、一番タイトルが気になっていた本。 相変わらず無駄のない文で、話がさくさく進む。 ゆうきが女の子だというところ、すごくいい仕掛けだと思った。 岡田さんの他の本と違って、関西弁が全開だ、と驚いたけど、ジェラルド登場で納得。名乗りのシーンで本当に笑ってしまった。そしてトイレのスリッパでまた笑った。 高学年になるにつれて、変化していく子供の心を本人たちがうまく飲み込んでいく様子に優しい気持ちになれる。 劇団の人だった、胡椒のビンという仕組みも面白い。 ラスト、大人になってからの話は蛇足な気もする。私が大人だからそう感じるのかもしれないけど。

Posted byブクログ

2021/01/16

2020年度 5年生 寄贈本 10月の夕暮れ、忘れたプリントを 取りに行った僕たちが学校で出会ったのは ジェラルドという人物・・・ 「おれは竜退治の騎士やねん」 関西弁?  日本人? 竜退治の騎士って何? あたなも竜退治の騎士になれるかな?  

Posted byブクログ

2020/12/03

関西弁ベタベタの竜退治の騎士ジェリー。 放課後に起こった不思議な出来事。 トイレのスリッパを本気で並べようって思った(笑) これは勇者好きの息子に読ませよう。

Posted byブクログ

2020/06/06

竜騎士になるためにどうしたらいいか? という問いに 「トイレのスリッパを並べろ」という。 さっぱりわからないけど、読むとわかります。 ジェラルドと名乗っているのに、 めちゃくちゃ関西弁の騎士。 放課後の学校。竜を倒す騎士。 子供の心を掴む要素盛り沢山! これはすすめていきたい

Posted byブクログ

2017/04/09

「正解はひとつとはかぎらない。」 ージュラルド いつどこで竜があらわれるかもしれない。 退治出来るように靴を揃えることから始めよう。

Posted byブクログ

2016/08/18

二番目に読んだ岡田淳。これも、長男が寝る前の読み聞かせに用いた。 岡本淳の代表作をいくつか読んだ後であらためて思い出してみると、この作品は時期的に見て、それまでに描かれた岡田作品のある意味、集大成的な位置づけができそうに思われる。 僕の考える岡田さんの基本テーマとは、「みんなの...

二番目に読んだ岡田淳。これも、長男が寝る前の読み聞かせに用いた。 岡本淳の代表作をいくつか読んだ後であらためて思い出してみると、この作品は時期的に見て、それまでに描かれた岡田作品のある意味、集大成的な位置づけができそうに思われる。 僕の考える岡田さんの基本テーマとは、「みんなの心がばらばらの状態であっても、決してあきらめず、まず一人から行動をはじめれば、 みなの心に共鳴現象が起こり、今までの日常からは考えられないような、不思議な一体感が芽生えてくる」、 というものだ。この作品は特に、ひとりでの日常の地味な「戦い」を、ファンタジー世界での冒険になぞらえるというところに重点が置かれた作品になっている。 こどもの日常における、なかなか得難い、しかしだからこそ輝かしい経験というものは、こういうものではないか と信じる作者が、それをファンタジーというかたちで疑似体験させながら、日常そのものを変えていこう という作者の信念が伝わってくる作品群である。 それをより日常的な世界として描いたのが古田足日であれば、もはや日常の世界として描くのが難しくなり、ファンタジーの世界に仮託して描かざるを得なくなったのが岡本淳なのではないかと思われる。

Posted byブクログ

2015/06/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

信じてなかった子がだんだん本当って分かってくるのが面白かった。 騎士の自己紹介がスゲえ面白いんだよ。 これさ、読んでると僕の近くにもいるんじゃないかって考えちゃって、ちょっとこわい。S10 Sが「こそあどの森」を読破したのに気をよくして、岡田淳パンデミック。 この長さならMに読み聞かせてもよいかも。 家族で語れる本になりそう。 保育園から一緒に育った優樹といつの間にか話すこともなくなったある日、バッタリ出会ったことで学校に二人で忍び込むことになる。そんな教室で二人がであったのはドラゴンと戦う騎士だった。 竜に騎士ときたらどこかに旅立つのでは、と思っていたら全くちがってビックリ。 でも、私もまずはスリッパをそろえるところから始めよう。という気になる。 さらりと読めるのに考えることが多い本。 チビちゃんも是非騎士を目差していただきたいもの。

Posted byブクログ